活動データ
タイム
08:01
距離
10.8km
のぼり
903m
くだり
936m
活動詳細
すべて見る蒜山三座…ここもずっと前から思い入れのある場所だ。手元の古い書物の中に、日本の名峰シリーズNo.26「大山と中国山地」がある。その中に今回の「蒜山三座」が紹介されている。 岡山県と鳥取県の県境にある大山連峰に連なる上蒜山(1200M)、中蒜山(1122M)、下蒜山(1100M)の3つを総称して表現される「蒜山三座」。なだらかな山容が3つ連なり、南麓に広がる高原風景と相まって、のどかで雄大な景観を見せてくれる。さらには、見晴らしがよくダイナミックに紅葉する木々。寒暖の差が激しい日には雲海が広がる...運が良ければ、そんな光景に出会えるかもしれない...と、ぼんやりイメージしながら11/5の計画を立てた。 単独行の利点を生かして? というか、自由気ままな4日間程度の山行旅行である。当然ながらメインは「蒜山三座縦走」だが、それに加え、「鳥取砂丘」、「後楽園・岡山城」、「備中松山城」などの観光を取り入れた。 蒜山三座縦走のコースは、上蒜山登山口~上蒜山~中蒜山~下蒜山~犬挟峠・下蒜山登山口(タクシーで出発点に戻る)。出発地点を上蒜山と下蒜山のどちらにしようかとぎりぎりまで迷っていたが、上蒜山からの出発を直前になって決定。下山しての結果であるが、下蒜山山頂と犬挟峠の間の鎖やロープの多さを考えると逆コースのほうが歩きやすかったのではと感じた。 「備中松山城」について マチュピチュのような遺跡風景なら竹田城が有名だが、現存する天守を備えた 天空の城、岡山県高梁市にある備中松山城。登山とは別にここは期待大である。滅多に...いや、二度と訪れることの出来ない場所であろう。早朝、薄明るく霧に包まれた山道を登って行く。次第に明るさが増し、日の出時刻を40分くらい過ぎたころ山頂城内に到着。すると絵に描いたような雲海が出現。わー、こんな素晴らしい光景に出会えた!なんと有難いことか、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになった。
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