大普賢岳初日・和佐又登山口〜和佐又ヒュッテへ

今回は、シニア自然大学校の同級生に誘われ、OBを加え４人のパーティ。 何と私には、大峰山系の登山は初めてになります。 午前１０時半、奈良交通バス和佐又登山口停留所に到着。 支度を整えバス停の直ぐ下方にある登山口に入る。 登山口からの登りこそ少々息も荒くなったものの、 笙ノ尾根の南側、山裾から尾根下をトラバースする山道は高低差も少なくて快適なハイキングになりました。 ヒンヤリとした空気、秋色に染まって明るい山道は非常に爽やかでした❣️ 見ると、落ち葉を落とした林床には、下草や灌木などは殆ど観られず、季節感も有ってか少々寒々しい風景。 調べて見ると、これはシカの食害が作りだした景色らしい。灌木や下草など、首の届く範囲の好物は食べ尽くす。それも無くなると、それまで食べなかった毒性の有る植物まで口にすると言う。奈良の春日山原始林で観た同じ光景がここにも有った。 ヒノキの植林帯を抜けると、明るい雑木林に出られる。この森にはブナやモミジ、カエデ類、ミズキ、ヒメシャラ、モミの木、シデ、ウツギ、その他の数多くの植生を観られると言う。 それらの黄色や緑色の中に、時折り真っ赤なカエデやモミジを見つけると、メンバーから上がる歎息の声、(^з^)-☆❣️ ここで、昼食を摂ろうとした休憩所の場所を巡ってチョットした行き違いが一つ。 山と高原地図とアプリに示された休憩所の場所と現在地がズレていたのです❗️ 後に、上北山村のルート図などを調べて見ると山と高原地図に示された休憩所の位置が間違っていたのでした❗️ 上北山村の図の通り四阿の正しい位置は、新伯母峰トンネル上から少し東の位置だが、山と高原地図に示された休憩所はトンネルを挟んで反対の西側に有ったのです⁈ 後１０分程の行程と信じて、地図とアプリの両方を見た私の一声でその場を後にするが、何処まで行けども見つからない。 とうとう、次の休憩所まで４０分ほども歩く事になってしまう〜、アァ、お腹空いた〜( ;´Д`);y━･~~ 休憩所の四阿は相当に古びた建物‥、山と高原地図さん、くれぐれも地図は正確にお願いしますよ〜ッ😤 ヤットお腹を満たした後は、また快適なハイキングは続く‥。 明るい林を歩き続けると、やがて八ヶ岳を想わせる苔むした大岩や倒木の樹林帯が‥❗️🎵 そんなこんなで、ユックリ、ユックリとした足運び、中々捗らない道行き、２時間ほどのコースを３時間半をかけて和佐又ヒュッテへ‥。秋の一日をタップリと楽しみ尽くした初日でした〜🎵