何と大峰奥駆道初体験でした❣️

2016.11.07(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 8
休憩時間
1 時間 41
距離
10.2 km
のぼり / くだり
1284 / 1282 m
1 4
40
26
20
14
1 5
1 5
1 53

活動詳細

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前日のトレイルと和佐又山ハイキングの余韻を残して、日の出前にヒュッテを出発する。 今日のコースの笙ノ窟、大普賢岳、弥勒岳、稚児泊、七曜岳は靡(なびき)と呼ばれて奥駆け道に75ヶ所ある修験道の行場であるらしい。 果たしてどんな山歩きになるのか、事前に知る由もなかったが、その険しさを思い知って驚く事になる。 峻険な岩場に鎖場、鉄梯子の連続、アップダウンは、流石に修験の山らしい。しかし、そこはまだ序の口でした。 岩場を抜けると、明るい秋らしい山道に慰められながら歩を進めると展望の良い尾根道、日本岳のコルに出た。 ここで、吉野から歩いて来たと言う1人の男性に出会った。テントと食料、炊事用具などで膨れ上がった大きなザックだが、足取りは意外に軽くあっという間に姿は見えなくなっていた。 我々とは、別世界の岳人だが、この歳になって彼を真似る事はもう叶わないですね〜❗️ 聳り立つ岩塊に沿うように朝日窟、笙ノ窟、石ノ鼻、小普賢岳から大普賢岳に至る。 四方を見渡せる絶景、北にはもう1つの小普賢岳、竜ヶ岳、山上ヶ岳、遠く生駒山、金剛山なども霞んで観える。 西から南方に目を移すと、稲村ヶ岳、バリゴヤの頭、頂仙岳、弥山、八経ヶ岳、東には台高山系の山々などが望める。 やがて、小笹に覆われた林床に葉を落としたブナ?の林が現れる。西の谷あいからガスが湧き上がり尾根道を超えて林を霧に包む。 稚児泊付近は苔むした大きな岩塊、景色は一変する。 七ッ池から七曜岳、ここで奥駆道に別れを告げて東へ降る支尾根から無双洞を目指す。またもや鎖場と梯子、巨大な岩塊が待ち受ける急降下になる。 凡そ、1時間ほどかけて水太谷、この日の行程では初めての渓流にたどり着く。 渓谷は、秋たけなわ素晴らしい紅葉の景色を見せてくれた。 無双洞では、ヘルメット姿の男性2人の先客があった。水太谷を遡上して来たらしい。無双洞の洞窟を探検しようとしたが、真っ暗闇に先に進めなかったとのお話し。 水簾滝を一目観て水の無いガレ場の水口谷へ、再び鎖の岩場を直登すると底無井戸の立札が見える。 垂直に穿たれた穴を覗くと真っ暗闇で何も見えない。 試しに小石を放り込んで見ると、4、5回カランカランと弾ける音がして消えた。 恐らく、深さ20〜30メートル、水は無さそうに見えた。 40〜50m高度を上げると標高差の少ないトラバースルート、無事にヒュッテに戻り、着替えを済ませて乾杯、帰阪の途とあいなりました。 岩場に鎖場、梯子、渓流、山頂の遠望、霧の樹林帯、紅葉の林とバラエティー豊かに秋の森林浴を満喫した2日間でした🎵お誘い頂いた皆さん、有り難うございました〜〜(^O^☆♪ 一安心して、ヒュッテへの道を急ぐ。

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