活動データ
タイム
01:24
距離
3.0km
のぼり
173m
くだり
174m
活動詳細
すべて見る宝達志水町と氷見市の境に、臼ヶ峰という小高い山がある。その昔、越中と能登を結びここを通る峠道は、いくつかの逸話が残る、歴史の道である。 万葉の時代、大伴家持が越中国司の折、能登を視察に行くためにこの峠を通り、見晴らしがよく休憩をした。親鸞上人が越後へ配流のおり、臼ヶ峰で仮宿をとり、その際夢のお告げから、能登の国を布教した。江戸時代には、御上使といわれる幕府の用人が、将軍が替わった際に、地方を見回りに来るために通る峠であった。などの逸話が残る。 麓の集落からは臼ヶ峰往来(御上使往来)として遊歩道が整備されている。 今も昔も変わらぬ頂上からの景色を眺め、かつての人々の思いと重ねてみた。
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