活動データ
タイム
05:19
距離
5.4km
のぼり
615m
くだり
616m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 ケーブルカーの始発は8時40分、美女平駅の高原バスの始発は9時、帰りの最終バスは15時30分と行動できる時間が短くなります。 11月はお客様感謝月間でアルペンルートは2割引です。ホームページからチラシをダウンロードして必要事項を記入して窓口で提出します。 【天気】 快晴 【コース状況】 室堂周辺は50cmを超える程度の積雪のようです。稜線上の積雪は吹き飛ばされて吹き溜まりになっているので、場所によって大きな差がありましたが、今回は深いところで30cm程度でしょうか。凍結やクラストはしていませんでした。一般的な冬山装備なら特に危険な箇所はないと思います。 室堂ターミナル周辺は雪が踏み固められて、今回はここが一番危険だったかも(笑)。 【感想/記録】 全国的に寒波が訪れ平地でも寒くなりましたが、ようやく立山にもまとまった雪が降って少しは白くなったので、また立山へ行ってみました。休日は始発の混み具合が分からなかったので早めに出発。立山山麓には低い雲がかかり、7時半前には立山駅に到着すると小雨が降っていました。始発の切符を買うために切符売り場へ行くと小雨の中で順番待ちとなり、車の中にあった置き傘を持ってきてよかった。寒い中で列を作っていた方は7人で、切符の販売は8時からでしたが10分前には販売開始。切符を買ってから売り場から出ると、長蛇の列ができていました。 一旦車に戻り登山の準備をしてザックを確認すると、ア、アイゼンが無いΣ(゚д゚lll)。雪山へ行くのにマストなアイテムを忘れました。すぐに考えたことは、 1家へアイゼンを取りに引き返す。 2山行中止。 3山行強行。 家へアイゼンを取りに行っている時間は無いし、割引切符は払い戻しができない。なので、取りあえずスノーシューで行けるところまで行って、そこで判断することにしました。 お天気の良い休日だけあって立山駅はそこそこ賑わっていましたが、アイゼンショックで心ここにあらず。始発便に乗って室堂には9時40分過ぎに到着し、10時前には一ノ越を目指し出発。前回よりも雪は増えましたが、まだまだこの時期としては少ないですね。お天気は快晴で気温は氷点下のはずですが、歩いているとすぐに暑くなりました。室堂山荘付近でスノーシューを履いて、日焼け止め代わりにネックゲーターを被って、雪に覆われた坂を快調に登っていきます。雪は表面が軽くクラストした軽いモナカ状態でした。新雪だけあってスノーシューでも若干沈み込みます。この雪の中をワカンやアイゼンで行かれた猛者もいらっしゃいました。 10時過ぎに一ノ越に到着すると、やはり稜線となるため風が強く吹いていました。スノーシューとストックを一ノ越山荘前にデポして、ピッケル、厚手のグローブ、バラクラバに装備を変更。アイゼンが無いので不安ですが、取りあえず行けるところまで行きます。幸い雪はクラストせず、凍結も無く新雪が積もっただけのようで、つぼ足で登っていけました。しかし、風はますます強くなりフードをしっかり被って、トレースを追い登っていきます。先行者の急坂を避けるルートが良かったので、つぼ足でも滑ることも無く、三ノ越に到着。今日はアイゼンショックがメンタルに響いたのか、息が上がり気味ですが、お天気が良いので標高をドンドン上げて、12時過ぎにつぼ足でも雄山に到着。頂上はなんと先ほどまでの強風が嘘のように無風で穏やかな陽気。雄山神社に登ると、北アルプスの絶景が広がっていました。白山から薬師岳、黒部五郎岳、乗鞍岳、穂高連峰、槍ヶ岳、後立山連峰オールスターズ、剱岳等々、さらに富士山まで見えました。前回は眺望が全然ダメでしたが、今日は前回の残念な眺望のリベンジができ、お釣りが来るくらいでした。撮影を終了して社務所に戻ってきたらなんとyosswiさんに遭遇。一緒に記念撮影させていただきました(^_^)。 昼食を食べて眺望を楽しんで1時20分頃に下山しましたが、頂上から下りるとすぐに風が強く吹き始めました。山頂からはお天気が良く気温が上がったためか雪は少し腐れ気味で、下山時もつぼ足でも問題ありませんでした。むしろアイゼンを付けていない方が、雪が少ない岩場は歩きやすく、あっという間に一ノ越まで下山。一ノ越にまで降りてもまだソコソコの風が吹いていました。また装備をスノーシューとストックに変更し、撮影するためちょっと寄り道をしながら下山しました。今日は最後までお天気は快晴で11月の立山として記憶に無いくらいの好天に恵まれ、最高の山行になりましたが、アイゼンを忘れたのは大失敗。良い子の皆さんは今の時期の立山を、つぼ足で登頂するような無茶はやめましょう。頂上でアイゼンを付けていなかったのは自分だけでした。今回無事つぼ足で登頂と下山できたのは、たまたま運が良かっただけです(汗)。 今回はバックカントリーの方も結構見かけましたが、昨年ほどではないもののまだ積雪が少なく、本格的なシーズンにはまだまだ遠いという感じでした。バックカントリーはしないので分かりませんが、所々大きな岩が顔を出していますので、良く注意しないとちょっと危険かなという印象でした。これからの富山県の天気予報は11月としては珍しく、晴天の日が多い予報なので、まとまった積雪は余り期待できなさそうです。もっと白くなった立山へ行きたいのですが、ちょっと残念ですね。 【注意点や反省点】 雪山用装備の確認はしっかりとしましょう。 お天気が良い日はサングラスと、気になる方は日焼け止め対策が必要です。露出していた頬は少し日焼けしました。 いつも雪山ではスキーパンツをオーバーパンツとして使用していましたが、インシュレーションが入っているので、初冬や残雪期では暑くなるのが難点でした。今回は好日山荘でアウトレットの旧製品バーグハウスのオーバーパンツ、ゴアテックス オーバートラウザー パンツを購入。今回初めて使用しましたが、裾から腰近くまでダブルジッパーで開き、ベンチレーションにもなり良い感じでした。11月くらいの雪山では気温がさほど低くないためインシュレーションが無くても寒くなく、今回は保温用タイツ、ソフトシェルパンツの上に履きましたが、暑くもなく快適でした。但しポケットが無いので財布などを入れる場所が無いのは不便でした。ベンチレーションからソフトシェルパンツのポケットに必要なものを入れていましたが、やっぱり不便ですね。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 746 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 95 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 90 ウォーキングの距離(km) 15.42 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 20,176 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 61〜103 体重 62.6 -> 61.4
活動の装備
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ35
- バーグハウス(berghaus)チベッタ ジャケット
- マムート(MAMMUT)Climb Jacket AF Men
- バーグハウス(berghaus)ゴアテックス オーバートラウザー
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- その他(Other)ATLAS(アトラス)アスペクト241831873ブルーフリー
- ビーシーエー(bca)TRACKER3(トラッカー3)3アンテナアバランチ ビーコン】
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