滝畑から上山谷~上山~猿子城山

2015.02.24(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 54
休憩時間
45
距離
8.3 km
のぼり / くだり
791 / 783 m
2 5
22
7
19
34

活動詳細

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気になっていた上山と猿子城山。桜の辻から登りたかったが塩降トンネルが通行止め。仕方なく夕月橋近辺に路駐。一瞬心変わりをして横谷側からサルの前栽に予定変更しようかと思ったが、ちょうど学生か何かの団体がレイクパークの方に歩いていったので横谷方面に行きづらくなり断念。 滝畑のダイトレから上山谷を経由して上山を目指す。あとで知ったが登山口辺りに数台の駐車スペースがあった。平日なら差し支えないと思う。 登山口はちょっとわかりにくかった。民家の横の狭い道を通り抜けて木段の道を発見。ボテ峠方面から左にそれて上山谷に。山と高原地図では実線ルートだが、明らかにマイナールートの雰囲気が漂っている。期待と不安を抱きつつ谷に下りる。 上山谷~上山=上級 踏み跡が薄くルートが不明瞭。水量が多く岩も滑りやすそうなので、沢を登ることはできず巻き道にとりつくためにバリエーションルートをとること数回。索道を越えた辺りから上山山頂に直登。僅かな踏み跡はあったが、ほぼバリエーション。道を探しながらの山行きとなったので時間がかかってしまいそうな予感。市町村界の尾根に取りついてからも暫くは藪こぎ。植林帯になって踏み跡が明瞭になった後も厳しい急登。 谷は金剛山とは違い秘境感があって良い。上山山頂は三角点はあるが展望はない。 素直に谷道から府有林を通って檜原越に取りつく方が楽だったかもしれない。いや、絶対楽だ。 ただコースとしては周回が出来たので良かった。檜原越から上山~猿子城山だと同じ道を往復しないといけない。 上山~十五丁石地蔵~猿子城山 =初級 上山からは自動車も通るような自然林の中の明るい林道。三国山の荘厳な山容を眺めることができる。足元を気にせず歩く平安な道のり。林道が終わると少し下りの山道。ヤセ尾根なので足元注意。十五丁石地蔵の分岐から猿子城山方面の右に。アカマツが目立つ道。「ヤマに入るな!」というかんばんがあったので、松茸山なのかもしれない。猿子城山山頂は城跡とのことだったが、それほどの広さはない。ベンチが置いてあったので少し休憩出来た。それにしても山頂の看板がやたらと多い。意外と人気があるのかな?神戸や阪神電鉄山岳部など兵庫方面と思われるグループの看板がある。それほど遠くから遥々来るほどの山には思えないが・・・。そのうちの二つに干支の山と書かれてあった。山の名前にも注目されているようだ。わたしが山の名前で印象に残っているのは大峰山の「バリゴヤノ頭」だ。何となく強そうな印象。 猿子城山~ボテ峠 =中級 アカマツと木肌のきれいなウコギ科らしき樹木が目立つ。よくわからないが、タカノツメやコシアブラなどの新芽の食べられる木があるかもしれない。道は意外に斜度がきつく足を滑らせると非常に危険。金剛山の中尾ノ背のような痩せた尾根が続き慎重な足運びが求められる。 ボテ峠~天神社 =初級 ボテ峠からはダイヤモンドトレールなので整備されたコース。途中神社方面に行けそうな看板がある分岐があったのでそこを左へ行くと思った通り神社裏に着く。これは良いショートカットコースだ。近くに無料の駐車スペースのある神社前の道に出ることが出来る。 このコースはいわゆるパノラマの展望は期待できないので曇りか空がガスっているときにに来るのが良いかもしれない。天気の良い日は金剛山や岩湧山や槇尾山といった眺めの良い山にいく方が時間は有効。 上山谷から上山山頂に至る道は二度と通らないだろう。ただ谷は道がきっちりあるはずなのでそこを通れば今回ほど難渋はしないだろうと思う。 何かキラリと光る特長があるわけではなく他人を連れて来てあげたくなるようなコースではない。今回は平日の昼からというのもあるが一人もすれ違わなかった。週末でも他の登山者に会うことはおそらく稀なので、単独で静かに歩きたい人向きだろう。 あとイノシシとおぼしきぬた場や足跡が多かったので熊鈴は必携。

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