おやぢ山行「浅間山外輪山編」周回

活動行程：浅間山荘天狗温泉（07:00）〜火山館（08:50）〜賽の河原分岐（09:15）〜Jバンド（10:00）〜鋸岳〜仙人岳（11:10-11:30）〜蛇骨岳（11:45）〜黒斑山（12:15）〜トーミの頭（12:30）〜浅間山荘天狗温泉（15:00）（日帰り周回） 　本日の山行は、初冬の浅間山外輪山を周回しました。同行人／怪鳥、師匠 　週の半ばの段階で今週末の候補は、一ノ沢から常念岳アタックの話が浮上。その後は火打山に変更（11/9に笹ヶ峰に通じる道路が通行止め8.8km歩くのはパス）→浅間山外輪山周回で落ち着きました。 いつもより、少し遅めの五時半出発。高速は使わず、下の道で小諸の〝天狗温泉〟を目指します。 　昨年は、車坂峠から槍ヶ鞘～トーミの頭～黒斑山～蛇骨岳のピストンでした。あの時も間近で浅間山みて感動しましたが、今回は周回コース。 　天狗温泉より歩き始め、唐松の落葉したカラシ色の林道をゆっくり進みます。 硫黄が混ざった沢沿いの登山道を登っていくと、対岸に黒いカモシカが悠然と歩いていて、オヤヂ達の呼びかけにも〝ぷいっ！〟と知らん顔です。 　しばらくすると、前方に何やら見た覚えがある頭が出て来ました。ア・サ・マ・ヤ・マ…どこからみても浅間山。少し雪がかぶったその山は存在感があります。 火山館を過ぎた辺りから、雪上歩行となり周りも樹木に囲まれているため、無音状態。霧が出ると方向を見失うかも… 賽の河原分岐を過ぎて、視界が開け左前方に蛇骨岳（2366m）仙人岳（2319m）鋸岳（2254m）の荒々しい全容が明らかに！。その雄大さに圧倒され、上からの圧力みたいなモノを感じます。 さらに自分の小ささもハッキリ感じます。 　小休止していよいよ前方の岩の壁へ這い上がるように登坂開始。雪はあるものの、アイゼン無しでもグリップは確保できました。（先行者がいないため、一歩一歩は慎重になりましたが…） Jバンドに来て稜線に出ると、北アルプス、根子岳、四阿山。少し雲がかかった白根山が目に入って来ました。あれ？風も強いぞ。山の北側は雪が多めで岩も隠れていました。前方からは逆周りの人たちがやって来ます。 　ふと、気がつくと怪鳥サンが鋸岳の先端の方へ歩いていきます。そのうち写真撮ったら戻るだろうと思っていてもなかなか帰って来ません。後で聞くと他の登山者さんに捕まり、話が長くなって動けなかったそうで… 仙人岳まで来たところでランチタイム。岩場の陰に陣取り、小春日和の柔らかな日差しで気持ちがいい！ 　気温もかなり上がって、稜線の道は泥んこ状態。方や樹林帯は凍っていてツルツルです。トーミの頭は大勢の登山者で賑わっています。恒例のようにトークタイム、皆さん、好きですね〜 　少し戻って、分岐から〝草すべり〟に下りていくと、台本通りに皆さん…やらかします。（割愛） ポカポカ陽気のなか、浅間山荘天狗温泉まで帰って来ました。皆さま、お疲れ様でした。