赤岳 主稜(1〜2Pアイゼントレ)

2016.11.13(日) 日帰り

活動詳細

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冬のアルパイン。 何という大それた事に首を突っ込んでいるんだろう・・・ そう思いながらも、ベテランさんの安心サポートを受けながらのアイゼン登攀は楽しかった。 日帰りなので時間の制約があり、2ピッチ途中で終了して取り付き点までは懸垂下降で降りた。 赤岳主稜の取り付き点は文三郎尾根途中からトラバースして行く。 ここのトラバースの一部は緊張した。脆い岩に雪が少し付いていて確かめながら慎重にアイゼンの爪を岩に引っ掛けながら進む。(事前にゲレンデでアイトレをしていたので感覚が少しわかっていたので良かった。) 途中でベテランさんがロープをフィックスして下さったのでプルージックで確保しながらトラバースできたので安心した。 1ピッチ目のトンネル状になった所はくぐって行くがピッケルのピック部を雪面に刺しながら這いつくばるようにして突破する。岩場には浮いた石がゴロゴロしているので落石に注意して登攀する。 アイゼン登攀はクライミングシューズで登るのはと違っていて別の面白さがあった。 2ピッチ目は一部だけ少し難しい所があった。トップの人がカムをセットした所はセカンドの人に任せ、私はそこは回避して少しだけ違うルートを取ったがそこはそこで岩が脆い。 でも無事に2ピッチ終了点に着き、時間切れとなったので懸垂下降で降りる。 八ヶ岳は既に冬山の気配で、沢のオフシーズンになるんだとも思い、少し寂しい気持ちになった。

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