活動データ
タイム
08:08
距離
10.8km
のぼり
639m
くだり
634m
活動詳細
すべて見る山に登る前の日は ちょっと興奮気味で眠れないぴよです。 こんにちは。 まるで子ども…。 でも羊を数えても眠れないのは知ってる夢のない薄汚れた大人です。 平尾台行ってきました。 少し遠出。 バスにて博多駅まで。 博多駅から小倉駅まで新幹線(時間を金で買う薄汚れた大人です)。 小倉から日田彦山線にて石原町駅まで。 駅前からはタクシーにて吹上峠まで(時間を金で…だいたい1800円くらい) 参考までに福岡市内6時出発で7時40分には吹上峠着、片道4.500円ほど。 タクシーで楽したおかげでスタート地点はすでに300メートルほど。 いきなり眼下に広がる街並みとその向こうに連なる山々が! 広がるカルスト大地は覆う木もなくなだらかにどこまでも広がり、 昇ったばかりの太陽の光を受けて 輝きながら風にたなびくススキ。 朝の澄んだ冷たい空気を吸いこむと 眠れなかった前日の夜と 早起きしたおかけで残っていた眠気はどこへやら。 点々と見える白い岩たちが、 昨日数え残した羊に見えなくもなかったです。 全部数えてたらきっとここの羊には会えなかっただろうし。 少し向こうでは石灰石の採掘が見えます。 山が削られてます。 セメントの原料だよっていうのはタクシーの運ちゃん情報。 今立ってる大地は観光資源。 向こうは鉱物資源。 その対比がすこしおもしろいな〜って。 今回辿ったルートは 吹上峠、大平山、四方台、貫山、広谷湿原、中峠、キス岩、茶ヶ床園地、平尾台山神社、吹上峠の周回です。 勝手なイメージだったんですけど、 もっと平坦かなって思ってました。 が、大平山から四方台への登り坂が、 そ〜と〜急で息絶え絶えでした。 遠くからその坂見えてたんですが、 まさかあんな急なとこは登らないよね〜なんて思ってたその坂道。 隣をおじいちゃんがスー、 おねえちゃんがスー。 え?めっちゃ急坂やのに、なんで? 何度も振り返っては写真を撮り、 疲れてる…(ぜぇぜぇ) わけじゃ…(ぜぇぜぇ) ないんですよ〜(ぜぇぜぇ)って 隠さなくてもいい不要な体裁取ってました。 視界が開けてる分、 急さがより急に感じて、 振り返って下を見るとちょっと怖いくらい。 普段は天敵な階段もなく滑りそうになるし、 手助けとなるロープもなく、 今回の唯一の難所でした。 というかそのおかげで他がどってことなく感じれたのかな。 どこを歩いてても美しい景色が続くから、 何度立ち止まったことやら。 ススキの海原。 なだらかな大地。 点々といる羊。 やさしく空を切り取る稜線。 青い空。 白く広がる雲。 秋の涼しい風とあたたかい陽射し。 もう少し南の方まで行ってみたかったんですが、 時間と体力の都合上、 一部ショートカット。 スタート地点でゴール地点の吹上峠まで、 まったりと歩きました。 そうそう。 帰りですがタクシー呼べば来てくれます。 今回タクシーの運転手さん、行きも帰りも同じ方だったんですが、 ものすごくいい方でこっからの景色もよかよ〜って案内してくれました。 もちろんその時間分はサービスまでしてくれて。 「霞んどらんやったら『しゅみきん』の見えるとばってんね〜」 「しゅみきん?しゅみきんってなんですか?」 「知らんとね?住友金属って有名か工業地帯のあるやろが」 「(あ〜、『しゅみきん』って『すみきん』のことか!)」 他にも平尾台にまつわるお話し聞けました。 平尾台の羊たちにはまた会いにこなくちゃ。 前日は眠れなくても、 山登りの後は羊数えるまもなく眠りに…。
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