活動データ
タイム
04:58
距離
9.8km
のぼり
1094m
くだり
1098m
活動詳細
すべて見る紅葉の季節は、仕事とイベントで忙殺され、なかなか山に行けなかった。少しノーマルになったので、今なら間に合うかもと、比良山に出かけました。初めての小川新道を使っての周回コース。ルートファインディングがやや難しいところがありますが、葉を落としたブナの美林をめでながらの、なかなか渋い山行になりました。比良山系は、山を始めた20代からのホームゲレンデ。次は雪の季節に入ります。※小川新道を選んだのは、スマトラさんご家族の記録が楽しそうだったから。ありがとうございました。 https://yamap.co.jp/activity/578261 ■坊村~牛コバ 千日回峰など天台修業の場で有名な葛川明王(みょうおう)院。いつもはこの前を通って御殿山経由で武奈ケ岳をめざすのだが、今日は橋を渡らないで、明王谷沿いに林道を登っていきます。林道はすぐに沢から離れ、ジグザク状に高度を上げます。蓬莱山に至る伊藤新道は、分岐から見るとかなり荒れているようだ。しばらく行くと、金糞峠方面、蓬莱山方面との三叉路の牛コバ。ここでどっちに進むべきか迷った。右の広い林道ではなく、左の狭く急な登山道が正解でした。 ■牛コバ~小川新道入口 牛コバから金糞峠までは、40年近く前に逆方向に歩いているのですが、ほとんど忘れていました。摺鉢山の頂上をめざすように、急斜面をジグザク状にどんどん登っていきます。テープ類はほとんどなく、落葉も積もっているので、ルートを失いやすい。おかしいと思って周囲を見渡すと、曲がらないといけないところをまっすぐ行こうとしていることに気づく。こんなことが数回。 しばらく登ったところから水平のトラバースに入る。ザイルを張ってあるところが2~3箇所。地図に「転落」「危険」と書かれたところか。積雪期以外はほとんど問題ないでしょう。はるか下にあった奥ノ深谷がだんだん近づいてきて、渡渉箇所に出る。しばらく進むと小川新道の入口。 ■小川新道~中峠 小川新道もテープなどが少ない。緩い傾斜をしばらく登ったところで道を失った。木の枝に赤テープが3つあるので、大切なポイントに違いない。まさかこの急な沢を登っていくの?と地図を見ると、沢を登っているようだ。少し登るとログがYAMAPのルートの方向に動いたので、間違っていないと信じて、フーフー言いながら登った。 急坂を登り切った尾根に小川さんの遭難碑。小川新道って、遭難碑の小川さんと関係あるのか? 尾根道はしばらく平坦、また急な坂。葉っぱを落としたブナの林を登ったピークがシャクシコバの頭か?このあたりから堂満岳、釈迦ケ岳、コヤマノ岳、武奈ケ岳などが見渡せた。 しばらく進むと金糞峠からの道と合流する中峠。はじめて通った小川新道は、なかなかのくせ者でした。 ■中峠~御殿山~坊村 天気は曇天、風も冷たくなった。いつ雨が降り出すか分からないと、コヤマノ岳~武奈ケ岳はパスして、ワサビ谷、ワサビ峠から御殿山へ。このあたりで、5~6組のパーティ、単独者に出会った。11時なのに大丈夫?と思いながら、落ち葉が積もった道を坊村へどんどん下った。葛川明王院まで下ると、正面にモミジの紅葉。観光客もちらほら。最後にご褒美が待っていました。 ≪おせっかい情報≫ ・牛コバから摺鉢山への登り、小川新道は、危険箇所は少ないが、あまり踏まれていない。 テープ類も少ないのでルートを失いやすい。この点を踏まえて利用すべきと感じました。 ・小川新道を詳しく解説したブログがありました。写真、説明入りでわかりやすい。 http://loonstrail.web.fc2.com/omi/hira/100604/100604.html
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。