落葉ふかふか、口三方岳

セイモアスキー場の駐車場に着くと、小雨だった。天候の様子を見ながら車中で待機していると、口三方岳登山口へ続く林道の入り口で、ふさいでいる鎖をはずして進む一台の車が見えた。しかも鎖をもとに戻さず行ってしまった。スキー場の駐車場から歩くつもりでいたが、車で行けるのなら話は別だ。天気予報は快方へ向かうようなので登山口へと車で向かった。 登山口からはいきなりの急登だ。植林された杉林があるのだが、登山口からその手前までが岩も露出していて一番難所かもしれない。特に下りでは、岩が濡れた葉っぱで覆われとても滑りやすい。 山は紅葉も終わり、木々は葉も落ち寂しくなっているが、登山道は沢山の葉っぱで覆われている。カサカサと枯葉を踏みしめながら歩くのも、優しくて好きだ。 この日は、ガスで眺望は望めず残念だった。登りで隣のカッコいい烏帽子山を見ることができていたら、周回していただろうと思うが、天気が悪いのに同じような道を周回するのも気が引けて、来た道を引き返した。