活動データ
タイム
02:37
距離
9.3km
のぼり
378m
くだり
378m
活動詳細
すべて見る会社の上司と、以前雨によって中止になった、戦国時代の城跡や合戦場跡を巡る小旅行に出掛けてきました。 朝、関ヶ原の石田三成陣跡に集合。 この日は前日とうって変わって非常に寒い朝でした。 笹尾山からは、小早川が陣を張った松尾山や、東軍が陣取った平野部がよく見渡せます。 琵琶湖の北、余呉湖との間にある賤ヶ岳へ移動します。 ここは秀吉と柴田勝家の決戦が行われました。 余呉湖は観光地としてはすっかり寂れてしまっていますが、静かに紅葉を楽しめます。 よく手入れされた林を抜けて、ぐるっと回り混むと初めて景色が開けます。 山頂からは余呉湖と、反対側に琵琶湖。 素晴らしい展望です。 ボランティアで賤ヶ岳の合戦を解説してくださるお爺さんがいらっしゃいました。 布陣を説明した看板と余呉湖を見ながら情感たっぷりのお話を聞き、涙を流される方も。 余呉湖周回、旧国民宿舎からの山頂ピストンだけでも充分楽しめる山でした。 次は小谷城跡。 実は紅葉の名所らしく、普段はマイカーである程度の所まで登れるらしいですが、現在は規制中。 ヤマップをお使いの方は皆さん歩いて登られると思いますが…。 紅葉を楽しむには、歩行者用の道よりも車道がオススメです。 山城としての規模は壮大で、非常に歩き応えがあります。 本丸跡からの琵琶湖の眺めは素晴らしいです。 姉川の古戦場跡にも行きました。 先ほどの小谷城から程近い場所にあります。 織田/徳川軍、浅井/朝倉軍がここで激闘を繰り広げたという場所ですが、現在はとても静かなところでした。 最後は、その合戦で鍵となった横山城跡を訪れました。 ここは石田三成の生家が近く、地域ぐるみで三成推しといった感じでした。 日吉神社(秀吉にゆかりのある場所によくあります)からハイキングコースに入りますが、小谷城ほどではないにしてもなかなか深い山です。 足軽の大変さが身に染みます。 ここも山頂付近は見晴らしが良く、重要な拠点であったことが実感できます。 下るころにはもう日暮れは間近、西日で黄色く染まった山は本当に綺麗でした。 滋賀は京都に比べて圧倒的に人が少なく、静かに秋を楽しむのにうってつけです。 歴史的遺構が狭い地域に密集しており、歴史に詳しい先生曰く[京都に飽きた人にオススメ]とのことです。
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