旧福知山線跡地　～武庫川渓谷～

旧福知山線跡地には昔から何度も足を運んでおり、四季を楽しませてくれました。 トンネル内では照明がないので、ヘッドライトで照らしながら進むなど、子供たちの冒険心もくすぐるニクイコースです。 しかし、武庫川渓谷が近年の土砂災害で度々ダメージを受けており、一時閉鎖されることに……。 そして、つい先日の11/15 弊社にて承った工事が完了して一般開放されましたので出来栄えを見に行くことに。いつも生瀬 ⇒ 武田尾へ向かうコースなので、今回は武田尾 ⇒ 生瀬です。 全般的に、手摺の水平材が追加されていたり、立ち入りできないように柵が追加されていますが、特筆すべきは橋梁上に歩行路が完備されていたことです。これは長男と目を見合わせ、頂けない＞＜と怒り心頭でした＾＾； 次男からは「ボロイのに取り換えてーや」と言われる始末(笑) はじめて行く人は是非楽しんで頂きたい！のですが、 渓谷特有の景観と廃線の雰囲気を楽しめるコースでしたが、人気になりすぎて人が多くなったことと、大幅な改修で味が落ちてしまったので、写真もたくさん撮ってあることですし、私は当分の間行かないかな('ω')ノ ～お願い～ 11/23では紅葉時期も重なり、とても多くの人でごった返していました。老若男女、腰が曲がって杖を突いたご老人、空ベビーカーをがったんがったん押しながら進むパパ、ランチを落石防護柵の真下で食べる人・人・人。目を疑う光景が広がっていました。早々に事故が起こってニュースをにぎわすのは必至です。 いくら歩き易く改修したとはいえ、廃線なので、すこしバラストも残っていますし、まくら木で躓きやすいです。また、落石の危険性は依然として存在し、普通に落ちてきますから。頭に当たったら急性くも膜下出血もしくは脳挫傷で死亡に至る可能性があります。ランチでしたら武田尾駅側に西宮市が先行して整備した区画で楽しめます。 このコースは廃線敷の価値を損なわない範囲で改修したもので、落石も高頻度で発生し、降雨期には土砂災害も発生します。また、高欄手摺の下部は隙間だらけ、一部手摺もない、トイレは出入り口にしかないなど、大量のハイカーを受け入れるようにはできてません。自己責任の精神を忘れず、自身や子供たちの面倒はしっかりと見てください。