活動データ
タイム
04:22
距離
3.2km
のぼり
609m
くだり
257m
活動詳細
すべて見る23日の朝7名で立山に向かいました。ケーブルとバスに乗り継ぎ14時ごろ宿泊する室堂の「みくりが池温泉」に到着しました。室堂の積雪は50㎝位でしたが天気予報は下り坂で明日の天気が心配です。明日に備え、スノシューの練習と明日歩くコースの下見を兼ね1時間くらい散策しました。みくりが池温泉は、スキー客が多く、温泉は湯量も豊富で食事も美味しく、部屋は山小屋のような作りですがスペースも十分でゆっくり休むことができました。 24日は雄山を目指しますが前夜は雪もあまり降らず、一の越までスノーシューを使わなくても、アイゼンで行けそうとの情報があり、アイゼンとストックで出発しました。一の越まではなだらかな道が続き途中で見えた「みくりが池」は凍っていました。なだらかな上りはアイゼンの練習にはちょうど良く斜面や登山道の積雪や凍った状態に応じたアイゼンの使い方をリーダーよりレクチャーを受けながら登りました。一の越に到着し、ストックをピッケルに変えていよいよ雄山を目指します。岩と氷と雪の岩登りは本当に厳しくトレースの後を探しながら一歩一歩、足元を確認しながら登ります。キックステップは下肢の使う筋肉もいつもと違いなかなか固定が難しく、ズルズル滑り落ちながら登りました。何度か急登がありますが頂上に近づくにしたがって、酸素が薄くなり、より息苦しさも強まり、1人で引き返すこともできず、本当に何とか息も絶え絶えにやっと雄山山頂に到着しました。曇りで強風も吹いていましたがところどころ青空も覗き、眺望もまずまずだったことは幸運でした。気温は-7~8°、風速10m位でしょうか?行き違った登山者はテン泊のパーティーと他1組の登山者、単独行の方くらいでした。下山は登りより、より大変で急な道をピッケルや岩を持ち、アイゼンを効かせながら下りましたがゴーグル越しでは雪面の状態もわかりにくく、無事全員 一の越まで下山できた時は本当にほっとしました。3000mの雪山登頂は本当に苦しく、最終的には自分しか頼るものはなく、貴重な経験となりました。 無事登頂できたのもリーダーをはじめ仲間の力が大きく、お世話になりました。 地図上のコースの軌跡はなぜか途中で終了していることを報告しておきます。 <コースタイム> ☆ みくりが池温泉出発7:40⇒一の越着9:40 ⇒雄山着11:10(3時間半) ☆ 雄山発11:20⇒一の越12:30 ⇒みくりが池温泉到着13:10 (1時間50分)
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