大日岳は まだ薄化粧

2016.11.26(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 21
休憩時間
43
距離
12.3 km
のぼり / くだり
1541 / 1542 m
14
2 24
2 51
1 45
1 39

活動詳細

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称名滝への桂台ゲートは今月いっぱいまでとのこと。 毎年 残雪期に尻セード目的で訪れる大日岳。今年は来てなかったので、雪を楽しみに行ってみました。 ゲートは7:00~17:30 少なくとも17:00には下りないと。 駐車場には観光客さんを含めた3台。 一組の若いお兄さんに先行されて登り始め。雪はフワフワで昨晩の新雪のみのようです。 立山の反省もあり(スノーシュー持っていかなかった!2週前は大日岳も真っ白に見えていました)フル冬装備と食事用の水。小屋泊まり以上の重量ザックに、牛ノ首までで相当疲れてしまった。 大日平の木道に出て、嫌な予感が的中。 笹がまるきり埋まってない!いつものように雪原をショートカットできず、夏道の滑る木道を辿らなければいけない。 おまけに倒れた木をまたぐ、くぐる。しんどいなぁ~ 大日平小屋到着。帰りのゲート時間を思うと、ゆっくり休んでもいられない。お兄さんたちは出る様子もないので ここからはトップで。 せっかく背負ってきたのでスノーシューをつけてみたが、残雪期には埋る沢も石が出ていて ツボ足でないとダメ。でも滑る。 なんとも中途半端な雪と重荷に苦しめられて、(たっぷり雪があれば)直登できる急登も 回され回され ヘロヘロになる。 途中でスノーシューをデポ。 でもアイゼンとピッケルは稜線の状態が分からないので棄てられない。 ようやく 稜線越えて 目の前に劔岳♪いやぁ~やっぱり綺麗やなぁ((*゚∇゚*)) 折り返す最終時間と決めた1時丁度。あと一息だけど ピークはあきらめよう(†ω†) 青い空と劔岳を拝めただけでも良しとするかぁ(・´ω`・) 強風を避けようと閉鎖されている小屋前に回り込んだけれど 休める所がない。晴れているのに 強風で雪粒がビシバシ顔に叩きつけられる。 ガスは出さず、劔岳にご挨拶して、とりあえず大日平まで戻ることにする。 大日平小屋で小休して、小屋の裏に回り、称名滝より上部の不動滝と立山を眺め、ちょっと満たされました。 もう3時を過ぎていて ガスを出しての食事は諦め、ここでようやく ウェイトだった水を捨てます。重かった… 木道は 小走りに時短。牛ノ首までの谷に落ち込む下りは慎重に。 登山口に下りたのは16:40 無事に戻って来られてよかった。 でも、こんなに雪がないとは思わなかったです。 装備の選択を改めて考えさせられたけれど…(因みに最後まで一緒だったお兄さんお二人は、ストックも無しの軽装備でした。) 万が一に備えなければ 、特に冬の高山では 登山口と全く違う状況は多々あるので。 慎重派の私は “もしも装備”がないとやっぱりダメみたいです。

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