師走の沼杉(ラクウショウ)

2016.12.02(金) 日帰り

活動データ

タイム

00:19

距離

1.0km

のぼり

5m

くだり

4m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
19
休憩時間
0
距離
1.0 km
のぼり / くだり
5 / 4 m
19

活動詳細

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午前中は寝ていた。 月一度の心療内科にいった。 それから とりあえず 蒲田池に向かった。 師走の沼杉は師走の沼杉であり、 師走の僕は師走の僕に過ぎない。 あるがままに生きるだけ。 なるようにしかならない。 ひらきなおりではない。 生き方である。

篠栗町 夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を
夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に 水引草に風が立ち 草ひばりのうたひやまない しづまりかへつた午さがりの林道を
篠栗町 うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
――そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……
うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた ――そして私は 見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……
篠栗町 夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
夢は そのさきには もうゆかない なにもかも 忘れ果てようとおもひ 忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには
篠栗町 夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう そして それは戸をあけて 寂寥のなかに 星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう
篠栗町 深い秋が訪れた!(春を含んで)
湖は陽にかがやいて光つてゐる
鳥はひろいひろい空を飛びながら
色どりのきれいな山の腹を峡の方に行く
深い秋が訪れた!(春を含んで) 湖は陽にかがやいて光つてゐる 鳥はひろいひろい空を飛びながら 色どりのきれいな山の腹を峡の方に行く
篠栗町 葡萄も無花果も豊かに熟れた
もう穀物の収穫ははじまつてゐる
雲がひとつふたつながれて行くのは
草の上に眺めながら寝そべつてゐよう
葡萄も無花果も豊かに熟れた もう穀物の収穫ははじまつてゐる 雲がひとつふたつながれて行くのは 草の上に眺めながら寝そべつてゐよう
篠栗町 私は ひとりに とりのこされた!
私の眼はもう凋落を見るにはあまりに明るい
しかしその眼は時の祝祭に耐へないちひささ!
私は ひとりに とりのこされた! 私の眼はもう凋落を見るにはあまりに明るい しかしその眼は時の祝祭に耐へないちひささ!
篠栗町 
このままで 暖かな冬がめぐらう
風が木の葉を播き散らす日にも――私は信じる
静かな音楽にかなふ和やかだけで と
このままで 暖かな冬がめぐらう 風が木の葉を播き散らす日にも――私は信じる 静かな音楽にかなふ和やかだけで と
篠栗町 また風が吹いてゐる また雲がながれてゐる
明るい青い暑い空に 何のかはりもなかつたやうに
小鳥のうたがひびいてゐる 花のいろがにほつてゐる
また風が吹いてゐる また雲がながれてゐる 明るい青い暑い空に 何のかはりもなかつたやうに 小鳥のうたがひびいてゐる 花のいろがにほつてゐる
篠栗町 おぼえてゐたら! 私はもう一度かへりたい
どこか? あの場所へ(あの記憶がある
私が待ち それを しづかに諦めた
おぼえてゐたら! 私はもう一度かへりたい どこか? あの場所へ(あの記憶がある 私が待ち それを しづかに諦めた

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