快晴の西穂高岳独標(北ア)

2016.12.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間
休憩時間
1 時間 36
距離
6.1 km
のぼり / くだり
668 / 664 m
53
12
34
21
10
41

活動詳細

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【アクセス】  新穂高登山指導センター前の登山者向け無料駐車場が使用できます。土曜日の午後でも今回はまだ空きがありました。  コンビニで買える新穂高ロープウェイの割引きチケットは、ランチと入浴がセットになったものしか販売されていないようでした。モンベルカード使用で往復乗車券と荷物券が3,200円でした。 【天気】  快晴 【コース状況】 西穂高口駅〜西穂山荘  積雪は20〜30cm程度でトレースもあり、つぼ足で大丈夫でした。 西穂山荘〜西穂高岳独標  積雪は30〜40cm程度で、所々で踏み抜きました。雪は柔らかく余りクラストしてなかったので、12峰手前まではアイゼンよりもワカンの方が良かったかも。  雪の状態は今後の天候で大きく変わりますので、臨機応変に対応して下さい。 【感想/記録】  12月に入りましたが、富山では前日の金曜日から晴れて白くなった立山連峰がはっきりと見え、土曜日も晴れが続き、冬の富山では珍しく良いお天気が続きます。立山黒部アルペンルートは終了し、スキー場のリフトはまだ稼働していない端境期、行けるお山は限られるので、ゴンドラでサクッと行ける西穂高岳独標へ行くことに。  新穂高ロープウェイの始発は9時ですが、登山者向け無料駐車場がいっぱいになる前に到着したかったので、朝7時半頃に新穂高に到着。駐車場に積雪は無く気温は0度ほどでこの時期としては暖かい。20台ちょっとほどの車が既に駐車していました。ロープウェイは8時40分くらいを過ぎると、観光客が並び始めるので準備をして8時20分前には並びます。8時35過ぎには開門となり、時期が早いためか登山者も観光客も少なく、うまく始発便に乗れ西穂高口駅から9時半過ぎに西穂山荘に向けて出発。積雪はまだ多くなくトレースもあるので、持ってきたワカンは結局使いませんでした。晴れているので最初の樹林帯は暑く、汗をかかないように注意しましたが、やはり汗をかきペースダウンして進みました。  西穂山荘には10時20分頃に到着し、少し休んで不要なストックやワカンは西穂山荘にデポさせてもらいました。稜線に出る前に装備をアイゼン、ピッケルに換装し全開のベンチレーションを閉めて、強風とクラストした登山道に備えます。稜線上に出ると風が吹き始めましたが、今の時期では多分穏やかな方の風速だと思います。お天気は快晴ですぐに目指す西穂高岳や独標などのピークが見え始めます。稜線上は雪は少ないと思っていたら意外に多く、ところどころ踏み抜きます。このためペースが落ち、アイゼンよりもワカンの方が良かったかも。  すぐに丸山に到着しましたが、ここから先は風がさらに強くなり顔が冷たいので、ビーニーからバラクラバに変えました。傾斜がキツくなってきますが、雪質は柔らかくアイゼンの効きがちょっと悪いですね。急坂を登り切ると独標手前の12峰に到着。ここはピークを進み、独標下部に取り付きます。アイゼンを効かせて急傾斜を登りますが、結構雪が積もっていたためか、夏道の逆くの字型では無く、直登するようなトレースが付いていたので、トレースを追って11時50分頃に独標頂上に到着。  頂上からは西穂高岳、奥穂高岳〜前穂高岳の吊り尾根、八ヶ岳、南・中央アルプス、乗鞍岳、笠ヶ岳、そして白山や富士山まで一望できる素晴らしい眺望でした。独標から先に行くトレースは到着時にはありませんでしたが、数名の方が西穂高岳本峰に向かって行かれました。稜線上はそこそこの風が吹いていたのに、頂上ではほとんど風が無く穏やか、日射しもあって暖かいくらいでした。この素晴らしい眺望を撮影してから、昼食を食べてしばらくマッタリとしました。惜しいですが12時45分頃には下山を始め、西穂山荘まで戻ってアイゼン、ピッケルを解除し不要だったストックとワカンを回収し、また樹林帯を下って行きます。午後からは気温が高くなり、雪が少し腐り気味でしたが、樹林帯はつぼ足で問題無く14時半過ぎには西穂高口駅に到着。お天気は終始快晴で、素晴らしい眺望を堪能できて良かったです。 【注意点や反省点】  岐阜県では北アルプスや白山などの山域で、12月から条例で登山届を提出しないと、5万円以下の罰金となります。12月最初の休日のため、登山指導センターではウェットティッシュを配りながら登山届けの義務化をPRされていました。  ピッケルをむき出しのままでロープウェイに乗り込む方を見かけましたが、観光客も多数乗り合わせますので、刃が出ているところにはカバー付けた方が良いと思います。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)  619 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  32 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)  14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)  137 ウォーキングの距離(km)  14.4 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  19,898 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  55〜104 体重  63.5 -> 61.9  食欲の秋で体重が増えてヤバイ傾向(^_^;)。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝の新穂高は快晴。積雪はありませんでした。
朝の新穂高は快晴。積雪はありませんでした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 新穂高ロープウェイの新穂高温泉駅。人はまだ少なめ。
新穂高ロープウェイの新穂高温泉駅。人はまだ少なめ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 あっという間にワープして、山頂展望台から西穂高岳を撮影。
あっという間にワープして、山頂展望台から西穂高岳を撮影。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ヶ岳方面。
槍ヶ岳方面。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳〜抜戸岳。
笠ヶ岳〜抜戸岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白山もはっきりと見えました。
白山もはっきりと見えました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 焼岳。
焼岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西穂高口駅から樹林帯を進みます。
西穂高口駅から樹林帯を進みます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 樹林帯の積雪はこんな感じ。
樹林帯の積雪はこんな感じ。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 西穂山荘に到着。
西穂山荘に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 テン場にはまだテントが張られていませんでした。
テン場にはまだテントが張られていませんでした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 最初の急な丘ですね。
最初の急な丘ですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 すぐに目指す独標や西穂高岳が見えました。
すぐに目指す独標や西穂高岳が見えました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 エビの尻尾的な。
エビの尻尾的な。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 丸山に到着。
丸山に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 この坂を登っていきます。
この坂を登っていきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 所々で踏み抜くので結構大変でした。
所々で踏み抜くので結構大変でした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標に近づいてきました。
独標に近づいてきました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標にいる人が見えています。
独標にいる人が見えています。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ここは最初のピークの12峰。
ここは最初のピークの12峰。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 尾根を進みますが、ここから落ちると上高地まで行けそうです。
尾根を進みますが、ここから落ちると上高地まで行けそうです。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標に取り付きました。
独標に取り付きました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上までもうちょっと。
頂上までもうちょっと。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 頂上に到着。
頂上に到着。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ピラミッドピークや西穂高岳。
ピラミッドピークや西穂高岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳〜前穂高岳の吊り尾根。
奥穂高岳〜前穂高岳の吊り尾根。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 八ヶ岳。
八ヶ岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス等。
八ヶ岳〜南アルプス〜中央アルプス等。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 南アルプスの奥の富士山をアップで。
南アルプスの奥の富士山をアップで。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 焼岳〜乗鞍岳。
焼岳〜乗鞍岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 白山。
白山。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 デザートのバナナとミカン。今回はアイゼンを忘れませんでした。
デザートのバナナとミカン。今回はアイゼンを忘れませんでした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳方面をアップで。
奥穂高岳方面をアップで。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前穂高岳方面をアップで。
前穂高岳方面をアップで。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 吊り尾根をもう一度撮影。
吊り尾根をもう一度撮影。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上高地は雪が少ないですね。
上高地は雪が少ないですね。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 霞沢岳と大正池方面。
霞沢岳と大正池方面。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 乗鞍岳をアップで。
乗鞍岳をアップで。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳〜抜戸岳。
笠ヶ岳〜抜戸岳。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 黒部五郎岳〜双六岳〜三俣蓮華岳方面。
黒部五郎岳〜双六岳〜三俣蓮華岳方面。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 行きませんでしたが、独標からの下り。
行きませんでしたが、独標からの下り。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 最後にもう一度西穂高岳を撮影。
最後にもう一度西穂高岳を撮影。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 独標からの下りは高度感がありますね。バックステップで降りた方が無難そう。
独標からの下りは高度感がありますね。バックステップで降りた方が無難そう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 下山していきます。
下山していきます。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 途中振り返っての西穂高岳〜独標。
途中振り返っての西穂高岳〜独標。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 気温型高くなってエビの尻尾も落ちてしまったよう。
気温型高くなってエビの尻尾も落ちてしまったよう。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 戻ってきたらテン場は結構賑わっていました。
戻ってきたらテン場は結構賑わっていました。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 樹林帯の中も雪が溶けて雨が降っているようでした。
樹林帯の中も雪が溶けて雨が降っているようでした。
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 新穂高登山指導センターに無事戻ってきました。帰りまで快晴でした。お疲れ様でした。
新穂高登山指導センターに無事戻ってきました。帰りまで快晴でした。お疲れ様でした。

活動の装備

  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ35
  • バーグハウス(berghaus)
    チベッタ ジャケット
  • マムート(MAMMUT)
    Climb Jacket AF Men
  • バーグハウス(berghaus)
    ゴアテックス オーバートラウザー
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ
  • その他(Other)
    Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
  • モンベル(mont-bell)
    LXF-12アイゼン

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