古処山~大将隠し~奥の院

2016.12.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 26
休憩時間
1 時間 34
距離
8.6 km
のぼり / くだり
766 / 777 m
6
48
47
1 8
1 5
59

活動詳細

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《まえがき》 福岡県のご当地アルプスとして、嘉穂アルプスと呼ばれるようになり、日本山岳遺産にも認定された古処山を11年ぶりに訪れた。 「嘉穂アルプスとは馬見山〜屏山〜古処山の三山の事を言う」古処山入口バス停から野鳥川に沿って登る九州自然歩道は数年前の水害でひどく荒れていた。昔、本谷橋に有ったトイレも流されて雰囲気は一変していた。以前から念願だった大将隠し~奥の院もこの度やっと制覇。下山は古処山から八丁越ルートで、だんご庵を経て駐車地に着いた。 《本文》 平成28年12月3日(土)晴れ  山の会二月例会のリーダーから下見の人数が足りないので良かったら古処山の下見に行きませんかと電話があった? 私で良かったら是非ご一緒させて下さい! もう役員は引退したのでオブザーバーとして同行させてもらう事にした。R322号線、嘉麻市を通過して八丁越で秋月に下る。下山予定地の「秋月街道・旧八丁道」の三叉路で停車した。例会時はココにバスを待機させよう。更に下り古処山入口バス停の少し先から左折して野鳥川に沿って少し登ると登山者用の広い駐車場が有る。 九州自然歩道は数年前の大水害でひどく荒れて本谷橋に有ったトイレも流され雰囲気は一変していた。野鳥川を右岸へ左岸へを繰り返し高度を上げる。水流のある石畳の道が滑りそうで冷や汗が出る。二月例会時に、この道がどんな状態になるかが不安である。5号目の駐車場は古処林道から来た自家用車で満車状態。水舟を通過して古処山頂への道標を左に分けてツゲの原始林を進むと屏山への縦走路に出る。ココで一息入れて古処山頂方向へ岩の間を縫うように登ると大将隠し分岐がある。石灰岩とは思えない苔むした岩また岩の神秘的な道。雨で濡れていたら立ち入ることは難しいだろう。 ≫≫≫大将隠し~奥の院≪≪≪ 分岐から7分ほど下ると大将隠しについた。さらに奥の院への道、覗き込むようなクサリ場を見てリーダーが危ないから行くのはやめましようか? 一瞬ひるんだが!、大勢では行けん場所! 一見の価値あり! 今日は岩のコケも乾燥している。滅多に無いチャンスだ思い切って挑戦しようや(自分が行きたいだけだったかも!)三点確保を守り、じりっじりっと一歩一歩慎重に下る。つるべ落としを下る事5分で右手の岸壁に割れ目が見えた! 奥の院だ~”” 巨大な岩壁が真っ二つに割れている。弁慶が割ったのか、鬼の仕業か⚡?! 狭いように見えるが進入すると結構広い。隙間は70cm程で狭いが人は中で離合できる? どうしてこのような隙間が出来たのか不思議な体験だった。やはり思い切って挑戦してよかった。 固定ロープやクサリで攀じ登り分岐まで戻って古処山頂方向に向けて進む。単独登山者とすれ違った方向に進んだら踏み後が消え目印も無くなった。やぶこぎで進めば行けそうだがリーダーは引き返しを決断。やはり大将隠し分岐の横に目印テープが有ったのを見逃していたのだ。あの登山者も間違えて引き返して来たようだ。やはり地形図コンパスで確認しながら進むべきだった。進路ミスで約10分ほどロスタイム。正規ルートに戻して山頂への道も結構険しい岩の道だ慎重に歩こう。ツゲの木の茂る神秘的な尾根道を進むと古処山頂についた。山頂の大岩に登ると青い空の下、山々には少し霞がかかり遠く雲の上に雲仙岳がくっきりと見え、その右には多良岳~経ヶ岳。九重連山~由布岳~鶴見岳も確認できた。山頂付近にはざっと数えて30人以上の登山者がいた。小春日和のような温かい日差しの下でゆっくりランチタイム。 我々は「あそび人」と読んだが「遊人の杜」の看板を見て八丁越ルートへ下山開始。ツゲの林を過ぎて馬攻め場に下ると道はなだらかで歩きやすい。ヤマップのルートを辿りたかったが、うっかり分岐を見逃して国土地理院地形図に記された遊歩道を進んだ。なだらかな落葉の道はとても歩きやすかった。登山日のコンディションによっては八丁越コース往復でも楽しそう!?。R322号線に出て舗装道を8分ほど下ると林道と交差した三叉路があり、朝確認した「秋月街道・旧八丁道」の看板がある。林道を少し進むと左に下る山道がある。趣のある秋月街道古道を、歴史を感じながら歩く事25分で再びR322号線を跨ぎ、小道を15分ほどで「だんご庵」に出た。 だんご庵はあいにく休業日だった「残念」。夏にも一度来なければ? また宿題ができた!。10分ほどでR322号線の「だんご庵の駐車場」に下り登山者用駐車場へ戻った。登山道が荒れたためか歳を重ねたせいか、以前に比べ険しい道のりだったが古処山フルコースを踏破出来た。久し振りに秋月城の紅葉や街並みも散策して、お土産に秋月名物「くず餅」を買った。下見で長距離を歩き秋月観光までして足はふらふらになったが美奈宣温泉でゆっくり疲れを癒した。帰着は遅くなったが嬉しく楽しく大満足の一日だった・・・ 山の会二月例会も晴天で楽しい山歩きになる事を願う。 「所要時間」 我が家(7:00)――嘉穂体育館(8:16)――旧秋月街道八丁道(8:41)――駐車場(8:52)・出発(9:05)――登山口(9:08)――旧本谷橋(9:28)――五合目(10:03)――七合目(10:29)――水舟(10:43)――古処山分岐(10:48)――縦走路(11:08)―大将隠し入口(11:18)――大将隠し(11:25)――奥の院(11:35)~(11:41)――大将隠し(11:45)-大将隠し入口(11:48)ロスタイム(11:58)――古処山頂(12;14)昼食・出発(13:00)――馬攻場避難小屋(13:13)――遊人の杜分岐(13:20)――二股分岐(13:58)――R322号(14:14)――秋月街道八丁道(14:22)――R322号(14:51)―だんご庵(15:06)~(15:10)――古処山入口バス停(15:15)――駐車地(15:20)

古処山・屏山・馬見山・江川岳 秋月街道三叉路
秋月街道三叉路
古処山・屏山・馬見山・江川岳 古処山入り口の道標
古処山入り口の道標
古処山・屏山・馬見山・江川岳 駐車場入り口
駐車場入り口
古処山・屏山・馬見山・江川岳 広い駐車場がある
広い駐車場がある
古処山・屏山・馬見山・江川岳 九州自然歩道・古処山案内板
九州自然歩道・古処山案内板
古処山・屏山・馬見山・江川岳 野鳥川に沿って進む
野鳥川に沿って進む
古処山・屏山・馬見山・江川岳 端正なお地蔵さん
端正なお地蔵さん
古処山・屏山・馬見山・江川岳 この橋の横に茶店とトイレが有ったと記憶していたが・・・!!
この橋の横に茶店とトイレが有ったと記憶していたが・・・!!
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ルートは左岸になっている
ルートは左岸になっている
古処山・屏山・馬見山・江川岳 野鳥川を渡渉
野鳥川を渡渉
古処山・屏山・馬見山・江川岳 二つ目の橋
二つ目の橋
古処山・屏山・馬見山・江川岳 石畳だーーー”
石畳だーーー”
古処山・屏山・馬見山・江川岳 石畳だが岩がゴロゴロ
石畳だが岩がゴロゴロ
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ひと休み
ひと休み
古処山・屏山・馬見山・江川岳 朝倉28山峰会
朝倉28山峰会
古処山・屏山・馬見山・江川岳 道はガラガラ
道はガラガラ
古処山・屏山・馬見山・江川岳 これは何でしょう
これは何でしょう
古処山・屏山・馬見山・江川岳 紅葉谷ルートはバリエーション?
紅葉谷ルートはバリエーション?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ココも渡渉して左岸へ・・・
ココも渡渉して左岸へ・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 右岸の急坂
右岸の急坂
古処山・屏山・馬見山・江川岳 道しるべ  が嬉しい
道しるべ が嬉しい
古処山・屏山・馬見山・江川岳 一合目毎に・・・
一合目毎に・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 水舟とは水場!? 野鳥川の源流かもね・・・
水舟とは水場!? 野鳥川の源流かもね・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 雰囲気のいい場所です
雰囲気のいい場所です
古処山・屏山・馬見山・江川岳 モミジの巨木・・・ もみじの木ですよ!
モミジの巨木・・・ もみじの木ですよ!
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ココからツゲの原生林は山頂一帯まで及んでいる
ココからツゲの原生林は山頂一帯まで及んでいる
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ツゲ原生林の森
ツゲ原生林の森
古処山・屏山・馬見山・江川岳 これもツゲですよ!!!
これもツゲですよ!!!
古処山・屏山・馬見山・江川岳 縦走路分岐です
縦走路分岐です
古処山・屏山・馬見山・江川岳 この道標・・・ よく考えましょう?
この道標・・・ よく考えましょう?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 これが大将隠しの道標です。
これが大将隠しの道標です。
古処山・屏山・馬見山・江川岳 苔むした岩
苔むした岩
古処山・屏山・馬見山・江川岳 岩は石灰岩です
岩は石灰岩です
古処山・屏山・馬見山・江川岳 この辺りが大将隠し?
この辺りが大将隠し?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 この間に大将を隠した・・・?
この間に大将を隠した・・・?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 この割れ目が奥の院・・・
この割れ目が奥の院・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 凄い割れ目です!
凄い割れ目です!
古処山・屏山・馬見山・江川岳 チョックストーンが割れ目を支えている?
チョックストーンが割れ目を支えている?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 下ったは良いが登りも大変だ・・・
下ったは良いが登りも大変だ・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 もう少しだ慎重に
もう少しだ慎重に
古処山・屏山・馬見山・江川岳 古処山方向へ
古処山方向へ
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ツゲの林は山頂まで続く
ツゲの林は山頂まで続く
古処山・屏山・馬見山・江川岳 厳しい登りが続く
厳しい登りが続く
古処山・屏山・馬見山・江川岳 山頂岩にて 山頂まで殆ど展望が無いのでほっとしますね~
山頂岩にて 山頂まで殆ど展望が無いのでほっとしますね~
古処山・屏山・馬見山・江川岳 雲海のように見える
雲海のように見える
古処山・屏山・馬見山・江川岳 古処山 山頂のお地蔵さん
古処山 山頂のお地蔵さん
古処山・屏山・馬見山・江川岳 雲仙岳も見えていた
雲仙岳も見えていた
古処山・屏山・馬見山・江川岳 展望を楽しむ登山者達
展望を楽しむ登山者達
古処山・屏山・馬見山・江川岳 山頂標柱前で記念写真は何度目?
山頂標柱前で記念写真は何度目?
古処山・屏山・馬見山・江川岳 ロケットのような岩
ロケットのような岩
古処山・屏山・馬見山・江川岳 馬攻め場にある小屋
馬攻め場にある小屋
古処山・屏山・馬見山・江川岳 こんなに歩きやすい道もありました
こんなに歩きやすい道もありました
古処山・屏山・馬見山・江川岳 「遊人の森ルート分岐」あそびにんが下る道・・・?!
「遊人の森ルート分岐」あそびにんが下る道・・・?!
古処山・屏山・馬見山・江川岳 道しるべ
道しるべ
古処山・屏山・馬見山・江川岳 秋月街道の登山口です
秋月街道の登山口です
古処山・屏山・馬見山・江川岳 秋月街道~八丁道
秋月街道~八丁道
古処山・屏山・馬見山・江川岳 滑りそうな石畳・・・
滑りそうな石畳・・・
古処山・屏山・馬見山・江川岳 石の橋
石の橋
古処山・屏山・馬見山・江川岳 一旦、秋月街道を跨ぎました
一旦、秋月街道を跨ぎました
古処山・屏山・馬見山・江川岳 だんご庵には渓流が・・・ 店は休業中
だんご庵には渓流が・・・ 店は休業中
古処山・屏山・馬見山・江川岳 紅葉
紅葉
古処山・屏山・馬見山・江川岳 だんご庵の駐車場は、お客様用です。
だんご庵の駐車場は、お客様用です。
古処山・屏山・馬見山・江川岳 駐車場に戻ってきました。お疲れ様でした。
駐車場に戻ってきました。お疲れ様でした。
古処山・屏山・馬見山・江川岳 温泉で疲れを癒しました。
温泉で疲れを癒しました。

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