活動データ
タイム
07:50
距離
16.2km
のぼり
1467m
くだり
1464m
活動詳細
すべて見る筑波山へ登る際はいつもつくば市側からだが今回は真壁側を2日間に渡って計画した。 来年日照時間が長くなったら岩瀬から筑波連山の縦断を考えているので下見も兼ねている。 なお、計画を練るにあたって櫻井英氏のサイトを参考にさせて頂いた。 http://tsukubasan2983.web.fc2.com/ 1日目のコース取りは以下の通りだ。 湯袋峠尾根コース:湯袋峠→仙郷林道 東筑波ハイキングコース:仙郷林道→つつじが丘駐車場 おたつ石コース:つつじが丘駐車場→女体山 筑波高原キャンプ場コース:女体山→キャンプ場→女の川 女の川コース:女の川→女体山下→御幸ヶ丘 深峰歩道コース:御幸ヶ丘→鬼ヶ作林道分岐 湯袋峠沢コース:鬼ヶ作林道分岐→キャンプ場→仙郷林道→湯袋峠 今回は非公式ルートを通るため危険が伴うのは覚悟し行動不能と見たら引き返す心得で臨んだ。 ◆湯袋峠尾根コース◆湯袋峠→仙郷林道 湯袋峠から約400mほど真壁側に加波山方面への登山口があり、100mほど手前八郷方面に湯袋峠尾根コースの登山口がある。湯袋峠尾根コースを示す案内は無いがそばにある温度表示付きの電光掲示板が目印だ。 道は倒木が目立ち荒れ放題。 最初の内は赤リボンを頼りに進むが、所々倒木等で目印が無くなっている箇所があり微かな踏み跡探しつつ歩を進めていく。終盤の岩場が一番の難所で急登だ。距離は50mほどで鎖やロープなどのお助けグッズが無いので滑落に注意して登る。岩場を抜けると深い笹の中を進み土俵場林道に出る。正面は3~4mの崖で虎ロープがぶら下がっている。林道を右折して迂回も可能なようだがそのまま崖を登た。粘土質で滑りやすいが、ロープを利用しながら根などの突起物を手掛かりすれば問題は無い。 崖を登るとまた笹藪の中を進んでいくが数分で仙郷林道に出る。 登山口発7:09 → 仙郷林道着 8:01 所要時間 52分 ◆東筑波ハイキングコース◆仙郷林道→つつじが丘駐車場 仙郷林道に出ると左に下れば国民宿舎へ、右を見れば二又に分岐している。 東筑波ハイキングコースは分岐の左手を鉄製のゲートを越えて行く。 片道6mの広い林道だが路面はダートだ。500mほど進むと広場となって林道は行き止まりとなる。 広場には塩ビパイプを刺した水場があり雨量計がポツンと置いてあった。 広場の先が東筑波ハイキングコースの入口で序盤からどんどん高度を下げ杉林の中をオブジェのように人より大きな石がゴロゴロしていている。日当たりが悪いので石の苔の緑が印象的だ。 コースは再び林道に出てつつじが丘駐車場へと至る。 仙郷林道発8:01 →つつじが丘駐車場着8:54 所要時間 53分 ◆おたつ石コース◆つつじが丘駐車場→女体山 つつじが丘駐車場でトイレ休憩。木曜日に雨が降って残雪は消えたと思っていたが駐車場の隅に集められていた雪がまだ残っていた。 先ずはまだ見ていない屏風岩へ向かう。9:23弁慶茶屋を通過、9:42屏風岩に到着。 ロープウェイの山頂駅の手前の支柱下に屏風岩が有って、そこからは女体山で休憩している人の様子が分かるほど良く見える。屏風岩から上の岩場は渋滞なく通れた。 つつじが丘駐車場発8:59→女体山着9:55 所要時間 56分 ◆筑波高原キャンプ場コース◆女体山→キャンプ場→女の川 筑波高原キャンプ場コースから女の川コースへの分岐が分かれば女の川コースを降りる予定だったが標識は無いので不明なら一度降りて女の川から上がれば良い思っていた。 案の定、分岐が分からずそのまま下まで降りてしまった。 山頂直下の踊り場に筑波高原キャンプ場コース口がある。 1/3ほど過ぎると道が九十九折りになっていく。中盤は日当たりのよい中斜面を下りキャンプ場に至り特に危険個所は無かった。 キャンプ場は真壁、下館方面が見渡し遠くには日光男体山が見える眺望の良い場所だ。高低差のあるキャンプ場なので駐車場からの荷物運びが大変そうだが、他の山でキャンプ泊する前に訓練で利用してみようと思う。 女体山発9:55→キャンプ場着、→女の川着11:00 所要時間 65分 ◆女の川コース◆女の川 →女体山下→御幸ヶ丘 今回のメイン。キャンプ場でドスンドスンと重機の音が聞こえていた。林道を進み女の川に到着すると近くで伐採の積込み作業をしていた。 女の川の看板の脇から入り女の川沿いを進んでいく。流れる水が多いせいか辺りがひんやりとする。 初めはペンキ等でマーキングが有ったが深く入って行くうちに見失ってしまった。 軌跡の迷走はコース上部で迷った箇所で、印刷してきた地図を参考にルートに戻った。 道は筑波高原キャンプ場コースと合流するが目印が無いので気が付かずに素通りしてしまうのは納得したが、キャンプ場コースの木道の杭の跡がポイントである事を記しておく。 女体山の踊り場に戻ってみると多くの人で賑やかになっていた。深峰歩道コースで下山するため御幸ヶ丘に向かう。 途中のセキレイ茶屋で山バッチを購入した。セキレイ茶屋の脇に2m以上ある4つ爪の大きな錨が置いてある。店主に聞いてみると明治初期に銚子の漁師たちによって奉納されたのだという。沖から見える筑波山を目印に漁をしていたそうで感謝の気持ちをもって下から運びあげたそうだ。 少し忘れ物が多くなってきたのでボケ除け地蔵の近くでお昼にした。直下は御幸ヶ丘、深峰歩道口も近くだし丁度いい場所だ。名称を示す看板も古びれて消えてしまいボケ除け地蔵の存在を薄くしている。ググってみると2008年5月までは読めていたみたいだ。 ともかく女の川コースの迷走とルート復帰へのトラバースで予想外の時間を費やしてしまった。 仙郷林道、女の川発11:00 →女体山下着12:28 → 御幸ヶ丘着12:46 所要時間 106分 ◆深峰歩道コース◆御幸ヶ丘→ユースホステル跡→湯袋峠沢コース口 お昼は、インスタントのカレーうどんを砕きごはんと一緒に煮たカレーウメシ。炭水化物オンリーはまずいのでサバ缶をトッピングにしてみた。水が多過ぎたか?カレーの味が薄く量もモリモリになってしまった。 深峰歩道コースは筑波山へ上がる最短ルートだと紹介されている。売店とトイレの間に深峰歩道口がある。売店の裏手に鉄パイプで通行止めにしてる場所があった。その脇を深峰歩道は下って行く。しばらく下ると再び鉄パイプで通行止めの場所に出る。路面を見るとキャタピラー跡が残っていて御幸ヶ丘まで続いているようだ。キャタピラー跡はコースユースホステル跡まで続いていた。道幅は4mほどで四駆なら上まで車で行けそうだ。 ユースホステル跡からは舗装路になり鬼ヶ作林道の分岐まで下って行く。12分ほどで分岐に到着しキャンプ場へと進んでいく。折れてすぐ道の片側に敷いてある大きな鉄板が目に入った。女の川近くで見た伐採木を積み込んだトラックを通すための路面補強だ。視界の開けた伐採現場から景色を眺めつつ女の川、キャンプ場と進んでいく。キャンプ場からは道を左に折れる形で仙郷林道に入って行く。 仙郷林道を歩いて◎分ほど標識を見つけ確認すると湯袋峠への表示がある。 結果論だがヤマップ上では湯袋峠沢コース口が土俵場林道から分岐するような表示になっているが間違いだ。国土地理院のHP地図を見るとヤマップと同じで大元の地図が間違っている事になる。 御幸ヶ丘発13:17 → ユースホステル跡着13:40 → 湯袋峠沢コース口着 14:08 所要時間 51分 ◆湯袋峠沢コース◆仙郷林道→湯袋峠 湯袋峠沢コース口と思われる場所を見てみると木組みの階段が下に続いている。地図との違いに動揺しながらも現場の状態を見て湯袋峠沢コースである事をほぼ確信した。 しばらく下ると一足で越せる小さな沢を越える。そこから県道まで沢とのお付き合いとなる。 沢を数度交差するが下るに連れて支流も多く合流し水量が増えて勢いを増していく。深い林、水の流れる音、変化する沢の形状と個人的には十分満足できる穴場ルートと言える。 関東ふれあいの道に認定されながら破線ルートになっているのは解せないが想像より良かったので再度来たい。難点は車が駐車出来る場所が少ない事だろう。 仙郷林道発14:09 → 帰還14:50 所要時間 41分
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