活動データ
タイム
13:13
距離
17.4km
のぼり
2166m
くだり
2408m
活動詳細
すべて見る直登ボーイズ、今回のアドベンチャーは石鎚逆袈裟斬り縦走。中年2人でボーイズとは片腹痛いか 【ルート】 西野カナ登山口から土小屋登山道へレーザービーム。土小屋登山道をちょびっと歩き東稜へ。カニのヨコバイから中沢を降下し北沢へデタラメにトラバース。北沢をツメて墓場尾根に這い上がり裏から南尖峰→天狗岳→弥山。今宮道で河口まで下山。距離・累計標高差のワリになかなか切ない思いをした。 マイナーバリエーション十字分岐尾根とハイパーバリエーション北沢を混ぜる事自体、どうかしている。ルート草案の時点で間違いに気づくべきだった。 このルートのテーマ曲は 「僕達の失敗 森田童子」 【プロローグ】 ヘッデン開始ヘッデン下山行軍なのにヘッドライト忘れる。ビール飲みつつゲド戦記観ながら車内泊。主人公なのにエライ目つき悪いなこの少年・・と思いながら見てたらいつの間にか寝オチてた 【十字分岐尾根】 かつてジャックナイフ氏が残雪期に登ってたので行ってみる。氏のルート総括は「ヤブ、泥壁がウザい。岩場あるが支点は取れる。クライミングに自信がなけりゃ入るな」みたいな感じだった。 結果的にどうだったかと言うとヤブ&泥壁はそのまんま。積雪期とルートが違うんだろうか、岩には会わなかった。つーか所々に薄い踏み跡があった。こんなトコ誰が登るんだろう。 尾根、尾根で進むが、絶倫なシャクナゲが鎮座してると巻き気味に逃げる。トラバースに窮してきたらテキトーに尾根に戻る。そんな繰り返しだった。最後は急登笹鷲掴みで主尾根に乗った。 【土小屋登山道】 もう閉ざされた世界。雪のない快晴土曜に無人とはなんか変な感じ 【東稜】 人が入りすぎて踏み跡もフラット。もはや一般登山道化してきている。実線ルートのチチ山トラバースやらニツ岳登りの方がよっぽど厳しい 【中沢降り】 滑落してはならないカニのヨコバイを下ってく。も、そんなたいそうな事でもない。笹が終わって岩・沢ゾーンに入ると下ってくのがやや難しくなる。今回は水がイキイキ流れていて岩が濡れてたので思いの外ビビってしまった 【中沢から北沢への横切り】 標高1650mの北沢F6基部を目指し、尾根2つ、沢三本横切ってく。高度下げ過ぎたら登り返しがかったるいのでソコソコに下りつつ進む。クリアランス取り過ぎた、F6のほぼ上部に着点。うまくいかない 【北沢】 「道は無いがルートはある」 エントツ山さん始め、先人の方々が切り拓いた難ルート。エスケープも困難。 不確かな根っこ掴んで断崖をヘツり、クライミング・沢の要素を交え攀じ登ってく。上部は超急登の猛烈笹漕ぎエリア。巨大要塞、第一幕岩と第二幕岩の決して広くはない間隙を上手に探さないと墓場尾根に出られない。 苦労して南尖峰下部に出ると墓場尾根があり得ない角度でそそり立つ神景色が堪能出来る。試練・御褒美、まさに飴と鞭が存在する四国有数のクリフハンガールート。初心者の通行不可。 やはり今回も第一幕岩直下の笹地獄に辟易した。この季節だから笹も弱ってるだろうとタカをくくっていたのに。笹ヤロウども、頑強だった(^^;; 【そして南尖峰へ】 これもうまくいかなかった。墓場尾根の真下に迷い込んでしまう。左は悪い草付き。正面はもっと悪いトイルンゼ。 ムムム、右へ なんと墓場尾根の真上に出た。いや、半分分かっていた。コレ登ってしまうと降りる事など出来やしない。空が青いしそのまま登ってしまった。 「トシさん、降りれにゃい〜」と岩の上でニャーニャー嘆く 下を見るとトシさん、とっくに墓場尾根を巻き、上手にバックれてケツかる。ロープ! は、トシさんが持っている。 「どないしよ・・」 隣の巨石に抱きつけばなんとか逃げれそうだ。 エイっと抱きいたら離脱出来た。クワバラクワバラ 後は河口までの消化試合。とってもロングな消化試合。グダグダで下山した
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。