宝満ショートトリップ

土曜の昼で仕事が終わり、空も快晴☀。 行くでしょ！。寝山！。 この時間からだとうってつけのテン場がある。 市内からアクセスしやすく、登山口→テン場までの時間も程よく。トイレ、水場などテン場の設備も充分な立地条件最高な場所。 「宝満キャンプセンター」 夕方からでも間に合うので福岡近郊の方はお勧めです！。 県外の方にはお勧めしません！。 いつものようにズルして１の鳥居に駐車してスタート。 家でギアを選別してみたら５０リッターもいらなかったので山と道mini25-30で。 スタートして暫くしたら下山されている年配の方に「今からですか？テント泊？」と呼び止められる。 いつもの事なので「はい。テント泊です」と答えた。 「あ、そうなんだ。さっきキャンプセンター出る時は２張りだったよ」 蛸「やった！少ないですね😁」 「んーでも今夜は大宴会が開催されるって言いよったばってん、小屋ん中やろうか？」 蛸「最悪や。マジ最悪や…。忘年会シーズンやから嫌な予感はしてたんすよ。つか、いつも大宴会でしょ、あすこ。情報ありがとうございます😃」 年配の方にお礼を言って別れ夕暮れの石段を小一時間歩くと、もうテン場。 先程の情報があるので小屋から１番遠い場所に幕営。 管理人さんにお金を払おうとするけどいつも「百万円！ウソウソお金はいらんよ」と言ってくれる。良い人。 ささっとご飯の仕込みをしてから山頂へ上がった。 ちょうどショータイムが始まっていてぼんやりと夕焼けを眺めていた。今日は視界が澄んでいて久住や普賢岳まで綺麗に見る事ができた。 キャンプセンターへ下山して晩ご飯にありつく。 冷えてきてテントに入る頃には小屋から賑やかな声が聞こえてきていた。 とある夏の日、ここで幕営して朝ご飯の支度をしている時、隣のテントの方に話かけられた。関東から車で九州に来てあっちこっちテン泊しながら山を登る予定だとの事。 「あの…夕べの宴会凄かったですね…。九州のテン場って凄いですね😢。」 蛸「カオスでしょ(笑)。耳栓かウォークマンいりますよ(笑)。あ、でもここが特別なんで他のテン場はこんなじゃないですよ！ご安心を😃」 「管理人さんに申し入れても、我慢しろって言われました。というか管理人さんが宴会してました…他のテントから怒鳴り声も聞こえましたし、正にカオスですね。でも安心しました！初日がこれだったので先行きが不安でしたから。明日の坊がつるってとこが楽しみです！」 蛸「…すみません。そこ夏は九州で２番目にウルセーっす…。あ💦、でもメチャ広いんで💦。離れたとこにひっそり張れば大丈夫ですし、ここよりは早く就寝してくれますよ(笑)！」 せっかくの九州旅行なのに、なんかすいませんってなぜか俺が謝ったのを覚えている。 またある時は夜中に「われゴルァうるさいんじゃボケ！刺すどホンマ💢！」(関西弁でした) と怒号が飛んでいた。下界ならともかく、山でそんな声を聞くと恐ろしい。だってマジでナイフ持ってるだろうし。 そんなワンパクなテン場なのでいつもよりデカいヘッドホンを装着して外部の音をシャットアウトする事にしている。怒号でびっくりしたくもないし。 俺が泊まる時だけかもしれんが、１００パーうるさいし。 管理人さん良い人なうえ無料で泊めてもらっている手前、やはり自衛するしかないとの決断に至ったのだ。 こんなに近いのでこれからもチョイチョイ来るし。 何時かは見ていなかったが、いつのまにか寝ていた。快適に眠りにつく。 夜中に冷え込んできて目が覚めた。思った通りナンガ３５０＋エスケープビビィでギリギリな感じだったね。 お湯を沸かしてナルゲンに入れ湯たんぽを作った。 この間ヘッドホンを取っていたがまだ遠くに話し声と、近くを歩く足音がザクザクと聞こえていた。ザクザクザクザク「うぃーヒッ…あ゛〰‥」ザクザクザクザク、ザクザクザクザク、ザクザクザクザク、とずっと歩いてるｗ。 なにしてんだこんな時間にｗ。 きっと朝早い人がもう準備しているのだろうという事にして、またヘッドホンを装着して朝まで眠った。 翌朝は一応山頂へ登ったが御来光は無し。でも夜景が綺麗だったので満足して下山した。 ラーメンを食べてコーヒー飲んでいたら雨の音が聞こえてきた。まじかｗ早くね？？？ 予報より早い雨に舌打ちしつつ とっとと撤収して下山した。 昨日は気付かなかったけれどまだ紅葉がたくさん残っていたのが嬉しい。 車で竃神社まで下っているところで嬉しいバッタリがあったが、狭い車道だったので停める事もできず挨拶だけして帰った。 とまぁこんな事を書いていいのか知らんけど、これからもここは他県の方にはお勧めしたくないなぁと思った。福岡県民としてちょっと恥ずかしいからｗ。 おや？こんな時間に誰か来たようだ…。