やっぱり岩が好き! 行者尾根から摩耶山

2015.03.08(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 24
休憩時間
34
距離
10.6 km
のぼり / くだり
904 / 869 m
17
1
32
1 18

活動詳細

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阪急王子公園駅 →20分→ 青谷道登山口 →30分→ 行者堂跡 →行者尾根45分→ 天狗道 →10分→ アドベンチャールート分岐 →30分→ 黒岩尾根 →20分→ 摩耶山掬星台(昼食) →山寺尾根40分→ 杣谷 →30分→ 阪急六甲駅 昨夜は夜中まで雨が降っていたので、いい天気になったけれど沢筋を行くのはあきらめて、今日は尾根筋を登ろうと思いました。 で、前から気になっていた岩尾根の行者尾根をば一回攻めてみたろ、ということにしました。またまた地図にないマイナーなルートを行こうとする困った中高年登山者です。 阪急王子公園駅を東口の山側に出、青谷川沿いをひたすら上がっていきます。青谷橋のバス停のところからさらに登って行くと、川を渡ったところに青谷道の登山口を示す道標があり、左上に続く急傾斜のコンクリート道を進みます。深く切れ込んだ青谷川の渓谷にかかるいくつもの滝を見ながら、ずんずん登ります。ずーっとコンクリート舗装の道です。観光茶園を過ぎさらに登っていくと、登山口から約30分で「旧摩耶道」への分岐に着き、そのすぐ上が行者堂跡です。ここには2年ほど前まで建物があったそうですが、今は土台だけが残っています。 行者堂跡の奥に進み、沢にかかる橋を渡ります。道は沢沿いに続いており、上には修行用の施設(?)があって念仏を唱えるような声が聞こえてきます。そちらに近づいていくと、出てきた人に「こっちは登れませんよ」と言われました。少し戻ると、橋から10mほど上がったところに石に赤ペンキが塗ってあり、よく見ると木の幹にも赤ペンキの跡が。ここが行者尾根の取付きらしく、右にとって進みます。すぐに尾根筋の急登になり、ごつごつした岩を縫って手も使いながら登っていく、私好みの岩尾根です。しばらく頑張ると展望が開ける場所があり、ポーアイ方面がきれいに見渡せます。その上にはケルンが積まれており、そこからはこれから進む先の山が高いところに望めます。まだ急登は続きそうです。 気を引き締めなおしてさらに頑張ると、今度は西方面の展望が開ける場所があり、菊水山や須磨の山々、淡路島まで見えます。ここまで来ると、天狗道を歩く人の話し声も聞こえるようになり、合流が近いと思えます。それからひと頑張りで、天狗道に合流です。 行者尾根は岩尾根の急登でしんどいですが、取付点を間違わなければ迷いそうなところも少なく、危険な場所もありませんので、岩場が好きな方にはお勧めです。 天狗道は六甲全山縦走路だけあって、行きかう人が多いです。摩耶山方面に進みますが、そのまま摩耶山に行くのも芸がないような気がして、「マイナーなコースに行きたい病」が出て、アドベンチャールートへの分岐でそちらに逸れました。 一旦地蔵谷に降り、道標に従って分岐を黒岩尾根方面に進みます。途中、数箇所の鎖場があり、これが「アドベンチャールート」の所以のようですが、ほとんどこの鎖、必要ないのです。使われた形跡もありません。ただ、途中で2回ほど道を失って右往左往してしまいましたので、そっちのほうが「アドベンチャー」でした(汗)。 分岐から30分ほどで黒岩尾根に合流し、後はなだらかな道を辿って20分で摩耶山頂の掬星台(きくせいだい)です。掬星台からの展望は、いつ見ても圧巻ですね。ちょうどいい時間になったので、お昼にします。 下りは山寺尾根を使うことにして、掬星台の南東側の展望台横から下り始めます。いきなりの急坂を滑らないように慎重に下ります。10分ほど下るとちょっと平坦な場所に出て、また急坂を下ります。これは登りはキツイわ。 40分で杣谷(そまだに)の道に合流し、そこから阪急六甲駅まで30分です。

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