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テンション ハイ&ロー!平家平~冠山縦走

ソーヤさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:気づいたら
    ありゃ3年目(・∀・)

    あんなことやこんなこと。
    昨日の事のよーです。

    今年も手を変え、品を変え、
    YAMAP込みの山行、満喫いたします。

    みなさま
    あたまユルユルのおぢちゃんですが
    ヨロシクお願いいたしやす。
  • 活動エリア:高知, 愛媛, 徳島
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1962
  • 出身地:高知
  • 経験年数:3年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

笹ヶ峰・赤石山

2015/03/10(火) 06:47

 更新

テンション ハイ&ロー!平家平~冠山縦走

公開

活動情報

活動時期

2015/03/08(日) 07:54

2015/03/08(日) 18:02

アクセス:1024人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,071m / 累積標高下り 1,041m
活動時間10:08
活動距離8.29km
高低差620m
カロリー5048kcal

写真

動画

道具リスト

文章

平家平はその名のとおり平家伝説からついた山名。
壇ノ浦から四国山脈を越えて、平家平にたどり着いたが、居を構えるのには余りにも不便なため間もなくこの地を去り、現在の本川村や大森川辺りに一時潜んでいたそうだ。
昨年の初秋に登って、スケール感がいいと相棒が絶賛した平家平を再度訪れた。

■すっかり春の陽気
数週間前には林道の分岐にたどり着くことさえできなかったのに今回はすんなり登山口に到着。
すっかり春の陽気で登山口の苔たちも元気!
高藪ルートは尾根筋を山頂まで直登するコースなので、出だしからキツイ。
春の陽気も手伝って、たちまち汗が噴き出てくる。
それでも一旦、日陰の斜面に入ると残雪がまだまだ残っている。
高度が上がってくると登山道はもうすっかり雪道。
しかし、ぽかぽかと暖かい。
春の残雪を楽しもう。

■天空貸し切り!
残雪の残る自然林を抜けると笹原の広がる頂上直下へと至る。
かなりの急斜面だが、天気がいいとまるで青空に向かって登っていく感じがたまらない。
まさに天空への道という感じ。
そして、今回は素晴らしい光景が広がっていた。

世界に蓋をしたような濃密な雲。
雲海から少しだけ覗かせる二ツ岳。
稜線の縁からモーニンググローリーのように雲海があふれ、渦をまいているさまは感動の景色だ。

絶景を楽しみつつ最後の急登を登り切ると目の前は、雲海を纏った石鎚山系や赤石山系が見渡せる360°のパノラマビューが出迎えてくれた。
しかも我々の他に登山者はいないし、登ってくる気配もない。
天空の園、貸し切り状態!

■ちょっとやっかいな事に
雲海と山々の織りなす絶景を堪能した我々は冠山へと向かう。
この高度になると残雪というよりもほぼ雪山だ。
気分良くしばらく進んでいると不意にバランスを崩してしまう。
踏み抜きだ。
踏み抜いた跡を見ると雪解けで中が空洞になっている。
ここから幾度となく踏み抜き、気が抜けない。
普段よりかなりのタイムロスでようやく山頂手前まで差し掛かったとき

ピシーン!

甲高く何かが裂けるするどい音があたりに響き渡った。
身体が固まる。
やばい。このまま進んだら雪崩れるかもしれない。
ゆっくり後ずさり安全な場所まで戻る。
山頂を目の前にして撤退かと思われだが、幸い北側の斜面にトラバースできそうなルート見つけることができた。
冠山に着いたときには気の抜けない状態が続いたためか、いつもより空腹で腹は騒がしいほど悲鳴を上げていた。

■かなりやっかいな事に
空腹を満たしたときには午後2時に近かった。
撮影もそこそこに下山開始。
しかし、午前中よりもさらに雪解けの進んだ残雪トラップは想像を超えていた。
嫌になるほど踏み抜き、立ち上がる体勢でさらに踏み抜く。
これは危ない。
いつもよりも慎重になんとか平家平にたどりつき、尾根を下るところまできた。
ここからは日陰は凍結、陽のあたる場所では残雪の空洞化がさらに進行。
加えて地面が見えているのでアイゼンを付けたまま降りていくのは更に気が抜けない。
尾根筋から登山口までの中間点にさしかかる頃にはすでに午後4時をまわっていた。
あたりは少し薄暗い。
凍結した最後の急斜面を乗り切ればアイゼンをはずせる。
大丈夫、暗くなる前には登山口にたどり着くはずだし、仮に暗くなってもルートは分かりやすい一本道、ヘッデンがあれば余裕で下山できる。
下山途中に陽が暮れるのは初めてではない。
不安は少なく、リスクも最小限に抑えられるつもりだった。

そんな事を考えながら慎重に足を運んでいると、凍結しているはずの足下に何かがひっかかる感覚。
急にバランスが崩れる。
凍結したガレた階段が目に飛び込んでくる。
いかん!立て直せそうにない。
登山道脇の斜面を見ると急だが木が多く落ち葉が目立つ。
とっさにストックを使い身体をひねって斜面へ落下方向を変えた。
ザーッと急斜面を滑落。
夢中で手を伸ばし木の根につかまり事なきを得た。
どうやら3~4m位の滑落で済んだようだ。
相棒の大丈夫かの声に「おおー!」と脳天気な声で返事を返す。
不思議な事にケガもなく、やたら落ち着いている。
登山道までよじ登り、無事安全な場所まで降りることができホッとする。
ふと振り返って斜面を見上げると急に震えが来た。
もし落ちた斜面が断崖絶壁なら階段側に落ちるしかなったろう。
するどく割れた石や飛び出た鉄製の金具、ただでは済まなかったはずだ。
唯々、運が良かったにすぎない。
薄暗くなった事で心のどこかに焦りがあったんだと思う。
見かけは美しい残雪期の山もこの時期ならではの恐ろしさが嫌というほ身に染みた。
そして午後6時無事下山。

本日の温泉はナシ。
いつもより疲れた身体でココイチで晩飯を食う。
旨い!いつもにも増して旨く感じる。
ホントに無事に帰ってこられて良かったと心の底から思う。
今回は素晴らしい絶景が見られた反面、課題と反省そして教訓の多い山行になった。
悔しいがまだまだ未熟だ。
この悔しさと教訓を次に活かす!

さて次回はどんな山、登る?

コメント

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