西丹沢 世附川 寺ノ沢左俣遡行

2016.12.06(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 26
休憩時間
1 時間 45
距離
6.2 km
のぼり / くだり
869 / 865 m
5

活動詳細

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12月に入っても丹沢ならまだ行けるハズ・・・ むしろ、ヒルがいない今時期が丹沢の遡行適期ではないだろうか。 寺ノ沢は南に面している為、陽が当たっている所は暖かく、晴れたこの日は正に遡行日和。 しかし、2級の沢だけあって滝直登も高巻きも、その都度に辛口。 特に高巻きが緊張の連続だった。 触る度に崩れる脆い岩。グズグズの泥斜面。足を置く所を慎重に決めながら、つま先を蹴り込んで登って行く。 最後は高度差約280mを40分で詰め上げる急登。ツメも落石のオンパレード。小石がジグを切って飛んでくる。 自分で掴んだ木が動いて、支えが無くなった漬物石くらいの石が、ガランガランと音を立てて顔の目の前を通過していった事もあった。 山登りの総合格闘技的な技術が試される様な沢だった。 ツメでこんなに緊張を強いられた遡行は初めての様な気がする。 でも、このお腹の痛くなるような緊張感がたまらなくてやめられず、私はまた沢に通うのだろう。

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