野見湾を見下ろす法印山と　マダニのこと

国指定の天然記念物の須崎市大谷の樟がある須賀神社から八坂峰、法印山、河原山の三角点を巡り周回してみました。 どこの里山もそうですが、今は荒れてしまった段々畑に昔の生活を偲びながらイノシシの掘り返した道を行きます。 八坂峰の四等三角点に寄ったあと、NTTやテレビ局の電波塔が建つ場所で車道に出て下りすぐ先で登山道に入り尾根を進むと二等三角点の建つ法印山。 南側が少し開け戸島や中ノ島、野見湾の鯛の養殖場などが俯瞰できる。 北側は木の間越しのわずかな眺望が霞んでいる。 お昼御飯の後、法印山から南の尾根を下るが、シダが茂っている場所がたびたび現れます。最初はチョキチョキしていたけれど進まないので覚悟を決めて突進し、林道に降りてすぐ先の尾根に上り三等三角点の河原山にも寄り、無事出発地点に帰ることができました。 里山は特に、シダに泥が付いているような場所は注意が必要です。それはイノシシが通った印。 通過後、ズボンをチェックするとやっぱり付いていました。 マダニです。 1～2mm位の小さなのが１匹２匹のこともあればゴマを振ったようにいっぱいの時も。 そんなときは、手袋をした手で残らず叩き落とす。 （藪を通過したらこまめにチェックして落とす、を何回でも繰り返す） 下山したら、服を着替える。 家に帰ったら真っ先にお風呂に入る。 マダニは冬でもいますが、長袖、長ズボン、首にタオルを巻くなどのガードはもちろんですが、さらにこれをしていて噛まれたことはないのでこれからも油断せず、里山を楽しみたいと思います。