雲仙国見岳トンガリ山を目指せ!思いがけない樹氷にワクワク山行記。

2015.03.11(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 10
休憩時間
1 時間 19
距離
7.1 km
のぼり / くだり
988 / 990 m
1 9
21
6
8
5
1
18
1
40

活動詳細

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長崎の平地でも雪がちらつくほどの寒さも昨日で終わり、一転今日は快晴の登山日和。 さー我がホーム、雲仙がどうなっているか調査に行かねば! ということで今日は雲仙の積雪を期待して樹氷ツアーと、プチ冒険を兼ねた 雲仙単独行に出かけてきました。 雲仙の国見岳に登ったことある人、手を上げてー! はい。国見岳山頂に立ったことがある人なら、10人中10人が思うであろう疑問が あると思います。国見岳山頂から北側へ延びる尾根沿いに、ラクダのコブのように ポコポコと盛り上がる2つのピーク。その2つ目のピークが、ひときわ目を惹くトンガリ具合。 「あのトンガリ山にはいけないのかしら?」 そうです。今日の本当の目的は樹氷ではなくトンガリ山のピークを目指す山行です! 国見岳を目指すなら当然、登山口は第二吹越登山口。 車を降りると風は冷たいけど、駐車場に雪はない。山を見上げると標高が高いところは うっすらと白くなっている。楽しみだなー。 10時30分登山開始! サクサク歩きどんどん標高をあげる。 振り返ると九千部岳が青空をバックにそびえ立っている。 吹越分かれに近づくにつれて周りの木々が白くなってくる。樹氷!キレイ! 霜柱もガンガン立っている。 国見分れから、国見岳山頂までの登山道は樹氷が格別にキレイな道。 今日も期待を裏切らない。 尾根の東側と日が当たらない西側でクッキリを雪のつき方が違っている。 日が当たるところは雪が解けて、べちょべちょの泥道になっている。 春になるなーなんて思ってると国見岳山頂に到着。 素晴らしい快晴。普賢岳にも登山者がいるのが見える。 風もなく暖かい。こんな気持ちのいい雲仙も珍しい。 しばらく山頂の岩に腰掛て景色を楽しむ。 さー、トンガリ山を目指すぞ! 山頂の西側に薄っすらとトンガリ山方向に踏み跡がある。 降りてみると、岩陰に石碑が祭ってある。手を合わせて山行の無事を祈る。 念のためにコンパスをトンガリ山にセットして薄い踏み跡を探すように藪を掻き分ける。 枝に積もった雪がボトボトと首筋に入ってくる。 ラクダのコブの一つ目は岩がピークになっている。藪が深く近づくのに苦労するが なんとか、岩によじ登る。いい眺め。トンガリ山がすぐ隣に。 ここからは、さらに藪が深くなるが笹薮が多いので斜面を滑り落ちることだけを気をつけて 足元を確認しながら先へ進む。 もうトンガリの山頂は目の前!笹を掻き分けてピークに立つ。当然、三角点も何もない。 でも、ここから国見岳を眺めたかったんだ!無事ミッション達成! ホントは、ここから尾根沿いに先に進んで平成新山への新ルートまでルートを延ばしたかったが 現在は風穴より先が倒木につき立ち入り規制中。ルールは守る。 引き返すが、数分前に通ったルートでも踏み跡を探せない。踏み跡を探してキョロキョロしてると 青いテープが!と思ったら行きに僕が落としたタオル(笑) よかったー!買ったばかりなんだよ。 ラッキー!とイイ気分で藪を掻き分けていると、エラク深い藪に入り込む。 こんなトコは通ってない。気がつくと国見岳を通り越してた! ルートを修正して無事、国見岳に帰還。トンガリ山を振り返り、今日の冒険の達成感に浸る。 よーし、普賢岳で昼飯だ! 雪解けでドロドロになった鬼人谷を抜けて普賢岳へ。 青空をバックに真っ白な樹氷が美しい。 普賢岳山頂でお昼を食べて1時間半ノンビリすごす。 十分山頂を堪能して下山。 せっかくなので、雲仙を一周しよう。 あざみ谷を抜けて仁田峠へ。ここから妙見神社までのキツい登り。 樹氷もなく雪もない、ドロドロの道をモクモクとあるく。 4時30分、第二吹越登山口到着。 晴天の雲仙山行。楽しめました(・∀・)

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