四〜五世紀の古墳を訪ねるハイキング(仮称:亀石山)

2016.12.11(日) 日帰り

活動データ

タイム

01:23

距離

2.5km

のぼり

147m

くだり

145m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 23
休憩時間
17
距離
2.5 km
のぼり / くだり
147 / 145 m
1 23

活動詳細

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▪︎今朝は、我が家のハシャハシャ犬、ジェイド(ジェイドの輔(すけ))部隊長と山散歩です。 ▪︎ジェイド(意味は翡翠)は、今年11歳のトイプードルで、0.5歳の時に命危きところを救出して今に至っています。一度前腕を骨折して切断せざるを得ない状況のところ、日田市にある外科の名医の処で骨移植手術を受けて、それ以降は、他の悪さのせいと病気のせいで二回の手術を受けたものの、元気にしているハシャハシャ部隊の部隊長です。 ▪︎トイプードルは軽く、足腰の筋力が異常に強く(ジャンプ力など)、驚くほど耐久力もある不思議な犬です🐩。元々、猟犬の系統なので山を連れ歩くにはかなり適した種類かと思います。歩けないような所は抱っこしても軽いので負荷になりませんし、落としても猫のようなところが有って何とか対処するようです(ただし過信は禁物)。 ▪︎今日登るのは、標高120m位の山で名前がありませんが亀石地区にあるので、取りあえず亀石山とします。 ▪︎行きはかなり荒れた竹藪で、何度も目印を失いながら部隊長を時々抱っこしながら上を目指します。昨晩は結構降ったのですが、特に滑ることもありません。ただ木を掴むと雨の雫がザッと首筋に落ちてくるので気をつけます。 ▪︎何度も道に迷った時、映画ターミネーターのサイボーグの人工視覚のようにカシャカシャと画像や数値が視野に出て来て踏み跡を見つけて呉れないものかと夢想してしまいます。ここは遭難は無いだろうと云う小さな山なので、少しサイボーグビジョン遊びの積りで道を判定する手掛かりを探しながら試行錯誤で進みます。引き返す判断も必要ですね。昔、大雪山、八ヶ岳で雪や濃霧で苦労した事を懐かしく思い出します。 ▪︎そうこうしている内に、道らしきものがあり、送電線の鉄塔も見えて来たのでそちらに向かいます。 頂上には巨大な1枚岩の岩盤があり、もう陽も高く岩も温まっているので快適です。高梁川、倉敷市の眺望も良く気分は最高です。部隊長がギャンと鳴いたので何かと見ると、駆け回っている内にネズミモチの鋭い針のような葉に触れて刺さったようです。 ▪︎下り始めて直ぐに南側斜面に古墳があるとの標識を見つけ、ためらう事なく向かいます。四世紀、五世紀のものという事です。四世紀のものは底石のない石棺な様なものです。石の覆いは有ったのではないかと思います。多分、足を谷側に向け、頭を上に高くして南が見下ろせるような形で葬られたと思えます。ベッドのヘッドボードのようなものが山側に置いてあります。五世紀のものは、それとはかなり異なり、完全な石室で南の谷側が入り口なので考え方は四世紀と同じかと思いました。素人考えでは、四世紀と五世紀の違いは本当に時間の差なのか、身分の差なのか気になるところです。勢力のある同じ一族の墓所と考えると、やはり墓所の形態の差は時間の隔たりを示すと考えるのが妥当なのでしょう。何れにせよ、千年を越す古墳は、お墓というよりロマンを感じさせる古代の遺物です。部隊長は古代の霊と交信しているかのように戯れています。 ▪︎かなり、満足度の高い山歩きでした。道はまだ有りそうなので、此処はこれからも楽しめそうな場所と思いました。

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