活動データ
タイム
20:19
距離
35.8km
のぼり
3243m
くだり
3410m
活動詳細
すべて見る【計画】 20㎏歩荷訓練 引地山から石鎚西之川まで不眠一撃縦走。累計登り標高は富士山を軽く越え、4000mを突破してくる。 40㎞÷歩行時速1.8㎞=22.2時間 重量と休憩の補正値をかけて24時間。24時間での踏破を目指す。 作戦名【ブレイブ・アロー】 標高460mの東温アルプス登山口から放たれた矢は果たして40㎞先の同じく標高460mの西之川登山口まで届くのか?あの娘の胸には刺さるのか? 正直、ラクショーじゃん⁉︎ 【結果】 なワケないですよねー。途中泣きが入り、保井野登山口にエスケープ たけのこ総督の指揮下、ルート草案・部分的試走を重ね2年間温めてきた作戦「ブレイブ・アロー」 と言うのはウソでワタクシが4日前くらいにふと思いついただけだったりする。 実行部隊は「チーム中折れ」のシン・カザマ。隊とかチームだとかと言ってもワタクシ1人だけだったりする。 ◆闇夜の東温アルプス縦走 この東温アルプス縦走てのは実に退屈なルート。景観が全くない。が、よく整備されている。んなもんで深夜歩く分にはそう問題はない 22:00スタート。ポイントは急がず焦らず。最後まで同じペースを守り、しずしず進んでかなければならない。も、ザック重い&眠いですぐにイヤになった。途中一回、ヘッドライトの電池が切れる。いつもは予備のライトはすぐ出せる所に入れてあるが何故か今日はザックの中ほどに在中、慌てる。洒落で持ってきた蛍光オモチャが役に立った。(※単独行の場合は予備ヘッデン持ちましょう。電池すら交換出来ません) にしても星空が美しい。さすがは12月、一等星目白押し。正面は巨大な北斗七星、右を向けばオリオン座を中心とした冬のダイヤモンド、背後はハーフムーン🌓 疲れた時は夜空を見上げていた。 闇夜をポクポク歩き東温アルプス完了。夜空に加え東温市の夜景もそれに負けず美しかった。🌌は計算にあったけど夜景は思いもよらなかったので得した気分。エラく安上がりな男だと自嘲気味になる。区間中最も手強い急登、皿ヶ嶺ー引地山間にある面白嶽は逃げさせて貰った。 ◆空白だった5マイル。難峰・青滝山 黒森峠から堂ヶ森登山道まで抜ける、今山行のハイライト区間、約8㎞。基本的に分水嶺を辿って行く。そんな表現だと簡単に聞こえてしまうが実際はそこまで簡単ではない。特に青滝山以降では杭も笹に隠されて全く見つからなくなるので常に不安がつきまとう。ここは暗くてはとても歩けたものではないので東温アルプスを深夜スタートとした経緯がある。全てはこのセクションをどの様に踏破するかにかかっているのだ。 そんな感じなので初見・単独では遭難必至。ちゃっかり下調べはしておいた。 やはり今回も前回と同じで青滝山周辺のスズタケに泣かされ、ルーファイに神経使った。侵入者がほぼ例外なく間違え、ワタクシらも間違えた尾根分岐は今回もちょびっとだけ間違えた(爆笑) 今回は6歩でリカバー出来たけど間違いは間違い、慎重になった。特に下りでは主尾根を外さぬよう、何度も振り返る「登りだったらこう登るよなー」的に。 ここは間違いそうとチェックしておいた相名峠へ向かうフラット尾根ではやはり間違えた。今回は6歩どころではない、登り返しに10分費やした。いつの間にか向きを変えてる尾根・・キライ で、最後の主稜線への急坂泥壁笹まみれ直登。弱点探せばもっと楽に登れただろうに、力任せにねじ伏せたので残り少ない体力・筋力をさらに消耗させてしまう。支尾根に乗ったのが分かったので(もう道迷いはない)と安心したんだろう、雑に攻めすぎた。 ◆ここまでか・・ 一般登山道に這い上がりひと安心。あとは何も考えず体力続く限り西日本最高峰まで歩けばいいだけ、イージーだ。 全然イージーじゃなかった。 保井野分岐までたった150mほど標高上げるのに30分以上費やす。 14:00、撤退を決意。不眠時間は35時間目に突入していた。 「ルーサー、残念ながらミッション・インポッシブル。繰り返す、インポッシブル。西之川ではなく保井野に回ってくれ」 しかーし。ルーサーは到着が20:00を過ぎるだろうとの返答。そりゃそーだ、西之川に21:00〜23:00だとか言ってたんだから。今から保井野に下りても時間余りすぎる、国道まで歩くか・・。 なーんとバスがあった🎶 繋ぎも良かったので新居浜方面に乗り換え。全身イカ臭かったのでりんりんパーク西条でひとっ風呂浴びた。 「フニャフニャアローだったわね、お疲れ様」りんりんパークに迎えに来てもらい、筏津に移動した。よっぽど悔しかったのだろう、寝てないから3秒で寝るかと思いきや今日の思いをツラツラとガッキーに語り、ビールいっぱい飲んで過ごした。 ◆オマケ西赤石 霧氷鑑賞。初日トコトン攻めた後、2日目のパフォーマンス確認。てのもあった。 思ったよりは歩けた。 霧氷がキレイだった
活動の装備
- アークテリクス(ARC'TERYX)ノーゾン75
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