石鎚敗走物語

2016.12.09(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
20 時間 19
休憩時間
3 時間 31
距離
35.8 km
のぼり / くだり
3243 / 3410 m
3
1 19
1 10
15
30
23
29
15
29
40
47
15
15
16
12
1 2
13
18
2 23
41
3 24
38

活動詳細

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【計画】 20㎏歩荷訓練 引地山から石鎚西之川まで不眠一撃縦走。累計登り標高は富士山を軽く越え、4000mを突破してくる。 40㎞÷歩行時速1.8㎞=22.2時間 重量と休憩の補正値をかけて24時間。24時間での踏破を目指す。 作戦名【ブレイブ・アロー】 標高460mの東温アルプス登山口から放たれた矢は果たして40㎞先の同じく標高460mの西之川登山口まで届くのか?あの娘の胸には刺さるのか? 正直、ラクショーじゃん⁉︎ 【結果】 なワケないですよねー。途中泣きが入り、保井野登山口にエスケープ たけのこ総督の指揮下、ルート草案・部分的試走を重ね2年間温めてきた作戦「ブレイブ・アロー」 と言うのはウソでワタクシが4日前くらいにふと思いついただけだったりする。 実行部隊は「チーム中折れ」のシン・カザマ。隊とかチームだとかと言ってもワタクシ1人だけだったりする。 ◆闇夜の東温アルプス縦走 この東温アルプス縦走てのは実に退屈なルート。景観が全くない。が、よく整備されている。んなもんで深夜歩く分にはそう問題はない 22:00スタート。ポイントは急がず焦らず。最後まで同じペースを守り、しずしず進んでかなければならない。も、ザック重い&眠いですぐにイヤになった。途中一回、ヘッドライトの電池が切れる。いつもは予備のライトはすぐ出せる所に入れてあるが何故か今日はザックの中ほどに在中、慌てる。洒落で持ってきた蛍光オモチャが役に立った。(※単独行の場合は予備ヘッデン持ちましょう。電池すら交換出来ません) にしても星空が美しい。さすがは12月、一等星目白押し。正面は巨大な北斗七星、右を向けばオリオン座を中心とした冬のダイヤモンド、背後はハーフムーン🌓 疲れた時は夜空を見上げていた。 闇夜をポクポク歩き東温アルプス完了。夜空に加え東温市の夜景もそれに負けず美しかった。🌌は計算にあったけど夜景は思いもよらなかったので得した気分。エラく安上がりな男だと自嘲気味になる。区間中最も手強い急登、皿ヶ嶺ー引地山間にある面白嶽は逃げさせて貰った。 ◆空白だった5マイル。難峰・青滝山 黒森峠から堂ヶ森登山道まで抜ける、今山行のハイライト区間、約8㎞。基本的に分水嶺を辿って行く。そんな表現だと簡単に聞こえてしまうが実際はそこまで簡単ではない。特に青滝山以降では杭も笹に隠されて全く見つからなくなるので常に不安がつきまとう。ここは暗くてはとても歩けたものではないので東温アルプスを深夜スタートとした経緯がある。全てはこのセクションをどの様に踏破するかにかかっているのだ。 そんな感じなので初見・単独では遭難必至。ちゃっかり下調べはしておいた。 やはり今回も前回と同じで青滝山周辺のスズタケに泣かされ、ルーファイに神経使った。侵入者がほぼ例外なく間違え、ワタクシらも間違えた尾根分岐は今回もちょびっとだけ間違えた(爆笑) 今回は6歩でリカバー出来たけど間違いは間違い、慎重になった。特に下りでは主尾根を外さぬよう、何度も振り返る「登りだったらこう登るよなー」的に。 ここは間違いそうとチェックしておいた相名峠へ向かうフラット尾根ではやはり間違えた。今回は6歩どころではない、登り返しに10分費やした。いつの間にか向きを変えてる尾根・・キライ で、最後の主稜線への急坂泥壁笹まみれ直登。弱点探せばもっと楽に登れただろうに、力任せにねじ伏せたので残り少ない体力・筋力をさらに消耗させてしまう。支尾根に乗ったのが分かったので(もう道迷いはない)と安心したんだろう、雑に攻めすぎた。 ◆ここまでか・・ 一般登山道に這い上がりひと安心。あとは何も考えず体力続く限り西日本最高峰まで歩けばいいだけ、イージーだ。 全然イージーじゃなかった。 保井野分岐までたった150mほど標高上げるのに30分以上費やす。 14:00、撤退を決意。不眠時間は35時間目に突入していた。 「ルーサー、残念ながらミッション・インポッシブル。繰り返す、インポッシブル。西之川ではなく保井野に回ってくれ」 しかーし。ルーサーは到着が20:00を過ぎるだろうとの返答。そりゃそーだ、西之川に21:00〜23:00だとか言ってたんだから。今から保井野に下りても時間余りすぎる、国道まで歩くか・・。 なーんとバスがあった🎶 繋ぎも良かったので新居浜方面に乗り換え。全身イカ臭かったのでりんりんパーク西条でひとっ風呂浴びた。 「フニャフニャアローだったわね、お疲れ様」りんりんパークに迎えに来てもらい、筏津に移動した。よっぽど悔しかったのだろう、寝てないから3秒で寝るかと思いきや今日の思いをツラツラとガッキーに語り、ビールいっぱい飲んで過ごした。 ◆オマケ西赤石 霧氷鑑賞。初日トコトン攻めた後、2日目のパフォーマンス確認。てのもあった。 思ったよりは歩けた。 霧氷がキレイだった

皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご いつもの自作弁当。ヒマラヤ岩塩と共に
いつもの自作弁当。ヒマラヤ岩塩と共に
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 今回のアロマはジュニパーベリー。勇気が出る香り
今回のアロマはジュニパーベリー。勇気が出る香り
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 正解だった、この100均ペンライト
正解だった、この100均ペンライト
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご さぁ今から24時間後は石鎚だ🎉
さぁ今から24時間後は石鎚だ🎉
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご  20㎏ザックの重みに辟易
20㎏ザックの重みに辟易
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 第1座目
第1座目
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 迂回せねば面白嶽と戦うハメになります
迂回せねば面白嶽と戦うハメになります
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご シリウスが強く輝いていた
シリウスが強く輝いていた
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 竜神平小屋内。まったりした、もう帰ろうかな
竜神平小屋内。まったりした、もう帰ろうかな
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ザック「アホ抜かせ。歩け〜」
ザック「アホ抜かせ。歩け〜」
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 今は丑三つ時・・
今は丑三つ時・・
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご んんっ?
んんっ?
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご のわっ‼️
のわっ‼️
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご こ、腰抜けました
こ、腰抜けました
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 嘘ですよー。拾い画像です
嘘ですよー。拾い画像です
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご うめなごと覚えたのでワタクシの中でずっとうめなご
うめなごと覚えたのでワタクシの中でずっとうめなご
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ずっと暗かったので、今後こうした退屈な写真が並びます
ずっと暗かったので、今後こうした退屈な写真が並びます
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ね
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 星の位置が刻々と変わってく。大自然との一体感
星の位置が刻々と変わってく。大自然との一体感
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 時折ロープ
時折ロープ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 里山だと言って侮れない
里山だと言って侮れない
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご なんたら峠はいっぱい通過した
なんたら峠はいっぱい通過した
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご おぉ、夜明けだ
おぉ、夜明けだ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご やっとマトモな景色
やっとマトモな景色
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 霞が風流だ
霞が風流だ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 石墨になんか行く余裕はない
石墨になんか行く余裕はない
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご どエラく角度あるかと思えば。四国三大急登じゃないかキミ
どエラく角度あるかと思えば。四国三大急登じゃないかキミ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 黒森峠着
黒森峠着
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 感動のフィナーレ!どうですか達成した気分は!?
感動のフィナーレ!どうですか達成した気分は!?
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ナンテコッタ!
まだ全行程の半分も消化してないって⁉︎
ナンテコッタ! まだ全行程の半分も消化してないって⁉︎
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ミッション2【ヤブを倒し青滝山を越え、石鎚山系に侵攻せよ!】9:00スタート
ミッション2【ヤブを倒し青滝山を越え、石鎚山系に侵攻せよ!】9:00スタート
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 初めは快適ロードなんですよ、最初だけ
初めは快適ロードなんですよ、最初だけ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 割石東山ピーク
割石東山ピーク
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 右下のトラバースに迷い込むと遭難しまっせ
右下のトラバースに迷い込むと遭難しまっせ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご やや悪い痩せ尾根が続く。東温アルプスとは全然違う
やや悪い痩せ尾根が続く。東温アルプスとは全然違う
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 標識の類は一切ない
標識の類は一切ない
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 踏み跡、テープが無くなっても
踏み跡、テープが無くなっても
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご コイツがあればルートは外していない証
コイツがあればルートは外していない証
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 笹が濃くなってきた
笹が濃くなってきた
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 笹の下を這いつくばる。顔は出せない
笹の下を這いつくばる。顔は出せない
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ここも右下に下りると行き詰まる。一回トラップに掛かってるから知ってるのさー
ここも右下に下りると行き詰まる。一回トラップに掛かってるから知ってるのさー
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ゼェゼェ。景観もヘッタクレもない山頂
ゼェゼェ。景観もヘッタクレもない山頂
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 青滝から先はルーファイが困難になってくる
青滝から先はルーファイが困難になってくる
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 最後の急登。滑っても止まれるよう、背後に木があるラインで登ってく
最後の急登。滑っても止まれるよう、背後に木があるラインで登ってく
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 一般登山道に出た。イェイ🎵
一般登山道に出た。イェイ🎵
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 保井野分岐。雪降ってきたがな
保井野分岐。雪降ってきたがな
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 撤収〜
撤収〜
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 疲弊した状態で12月・2000m峰の真夜中行軍は危険だ
疲弊した状態で12月・2000m峰の真夜中行軍は危険だ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 保井野の顔ナシ
保井野の顔ナシ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 下山
下山
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 保井野が好きな理由
保井野が好きな理由
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 右ビフォー
左アフター✨
右ビフォー 左アフター✨
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 足あちこち痛いのでスリッパで国道11号まで歩き通す
足あちこち痛いのでスリッパで国道11号まで歩き通す
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご さぁ帰るべ
さぁ帰るべ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 暗くなってきた😿
暗くなってきた😿
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 先っちょ冷たくなったのでテントシューズも被せる
先っちょ冷たくなったのでテントシューズも被せる
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 嗚呼青滝山。我が青春の青滝山。
2度と行くか
嗚呼青滝山。我が青春の青滝山。 2度と行くか
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 僥倖!バスがあるじゃなーい
僥倖!バスがあるじゃなーい
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご エヘヘ、楽チン
エヘヘ、楽チン
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 風呂って筏津でテント宴会。寝たの23時。40時間ぶりの睡眠を貪った
風呂って筏津でテント宴会。寝たの23時。40時間ぶりの睡眠を貪った
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ミッション3【西赤石で霧氷を】
ミッション3【西赤石で霧氷を】
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ここは暖かかった
ここは暖かかった
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 橋渡る
橋渡る
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 色んなルートある
色んなルートある
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 霧氷トンネル
霧氷トンネル
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 風強いトコはけっこう付着していた
風強いトコはけっこう付着していた
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご トンネルの多さは随一
トンネルの多さは随一
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 癒しの山だ
癒しの山だ
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 山頂
山頂
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 食べ過ぎてお腹冷えた
食べ過ぎてお腹冷えた
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご 蜘蛛の巣
蜘蛛の巣
皿ヶ嶺・梅ヶ谷山・うなめご ススキ
ススキ

活動の装備

  • アークテリクス(ARC'TERYX)
    ノーゾン75

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