【本仁田山】大休場尾根~本仁田山~瘤高山~杉ノ尾根

2016.12.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 19
休憩時間
35
距離
8.7 km
のぼり / くだり
1064 / 1094 m
2 43
17
16
28
38

活動詳細

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天気は快晴。しかし、冷たさが直に感じるほどに寒さが堪える。 朝7時過ぎに鳩ノ巣駅近くの駐車場に車を停める。朝も早いわりに土曜日ということもあってか、すでに8割ほどまでに車が埋まっている。人影も多い。 準備をして、7:31発の電車に乗り込み、隣りの奥多摩駅へ。 電車内ではそれほど多くは感じなかった人影だが、駅に着いた途端に100人近くの登山客らがどっと電車から降りて駅は混雑。 7:45太陽が昇り切っていない中、奥多摩駅を出発。 同じ方向に向かう人は、誰も居なかった。あれだけ居た人達はどこの山に行ったのだろうか、バスに乗ったのだろうかなどとあれこれ考えながら、日原川に掛かる橋を渡り、道路を歩いて登山道入口に向かう。 8:25ようやく、民家の横側にある登山道入口に到着。 本格的に登る前だというのに、この時点で暑くて仕方が無くジャケットを1枚脱ぐ。 民家の庭かと思うような脇道を通ってすぐ5分ほどで、乳房観音の看板に出る。道中の安全を祈願し、杉だらけの森に入って行く。 いざ本仁田山へ。 東側に向かう急斜面の杉だらけの道を進む。足元には霜柱。後ろを振り返ると、方角からしてたぶん六ツ石山か鷹ノ巣山だと思われる山々が見えるが、はっきり分からない。 太陽が当たる前の薄暗い杉林。太陽の当たる場所まで出たいことを当面の目標にして、ひたすらに上へ上へ。 手袋をうっかりジャケットのポケットに入れたままにバックパックにしまってしまったので、手だけがとても冷える。 杉の木だらけの面白くない景色が続く。 飽きるなと思いながら、最近見ているBSで放送中のNHKドラマ「山女日記」を思い出し、あのドラマに出ている人達は何故いつも腕を組んで山を歩いているのか、という一つの疑問を思い出す。そして真似をして歩いてみる。バランスを取るためなのだろうかと色々と考えて腕を組んで歩き続けて、ようやくピンッ!ときた。 手がとても温かい。ポカポカなのだ。 集団で登ることのない自分としては誰からも教わることがないから、真似は大事だ。 ふと後方から足音が。振り返ったら、二人の若いお兄さん方がすごい勢いで追い越して行った。ペースが凄いと感心。 結構な急坂をひたすらに登り、9:15太陽が直に当たる場所に合流して、太陽に感謝。周りが明るくなり、幾分か気分も晴れやかに。 9:20過ぎ、地図上の目印となっている817m付近、道が北側に方向転換。 木々も広葉樹林に変わる。気温は、太陽が当たっていても融けない霜柱らがいたる所にあるぐらいに低温の様子。ゴロゴロの岩場や木の根を乗り越えて大休場尾根の急坂に取り掛かるが、休むどころではない、休まざるをえない急坂の連続。岩を手で掴みながら登るから、杉林に比べれば楽しくはある。 一息休憩しながら登り、一息休憩しながら登りを繰り返して、1,180m付近で左側を見たら、木々の間には富士山。頂上ではきっと富士山は見られないだろうからと期待せずに、しっかりと景色を心に刻んで、ただひたすらに進む。 空は、雲がなく真っ青。宇宙に向かって進んでいるようだ。急坂は落ち着き、視界が広がる景色。 10:35本仁田山(1,224.5m)の山頂に到着。 誰も居ない小じんまりした広場には、三角点と、見晴らしの良い方角にあるベンチ。景色はかなり良好。 反対側の景色を見たら、青空と少しだけある雲とで、まるで絵に描いたような、くっきりと顔をのぞかせている富士山。 登り切った達成感と、期待していなかった富士山が綺麗に見られて、気分は超最高! ベンチに腰掛け、オニギリを食べる。幸せ気分。贅沢、贅沢。 山頂は太陽が当たっているとはいっても、じっとしていて動かないとすぐに冷え込む。すぐにジャケットを着込む。 単独で登ってきた同年代の女性が来たので、景色が綺麗だと言葉を交わして、昼食と景色を堪能。 その単独の女性、ガスバーナーを取り出して山飯を作り始めた。温かい食べ物が羨ましい。 11:00冷え込む前にと早々に切り上げ、下山路へ。 11:25一度下って登り返し、大ダワ方面と杉ノ尾根との合流地点である瘤高山(1,116m)に到着。 杉ノ尾根へと進む。木々を丁寧に刈り上げて作られたかのような、カーブしている広めの道を何度も抜けて下っていき、鳩ノ巣駅への看板を目印にひたすらに下る。 12:20大根ノ山ノ神にたどり着く。そこからさらに下って横目に民家の屋根を見下ろしながら山道を下っていく。 12:55熊野神社に到着。無事下山できたことを感謝しつつ祈る。 山頂で会った単独女性には追い越されたが、民家を抜けて踏切を渡り、13:05鳩ノ巣駅近くの駐車場に戻って無事ゴール。 帰りはいつも通りに昭島温泉 湯楽の里に寄り、帰宅へ。

活動の装備

  • その他(Other)
    Jack Wolfskin Highland Trail Backpack
  • ソース(SOURCE)
    SOURCE(ソース)ハイドレーションチューブアダプターUTASC-2501800000

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