段戸裏谷の原生林から出来山・寧比曽岳へ

2016.12.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 11
休憩時間
4
距離
22.9 km
のぼり / くだり
981 / 980 m
1 37
1 52
4
1 30

活動詳細

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紅葉も終わり、落葉の冬。冬枯れた原生林を歩きたい!ただそれだけの為の山行です。 出来山は事前調べで展望が無いことは調査済み。 ただそれだと山登り的にどうなの、となるので、展望の良い寧比曽岳を加える、そういうプランにしました。 まず段戸湖へのアクセスですが…東からのルートは大変細くて暗い道を走らなければならず、対向車が来無いことを祈りながらの運転でした。更に冬、路面凍結もあり徐行運転必須です。晴天で降雪がない事が幸いでした。 なんとか段戸湖に着けば、あとは楽なものです。出来山までは5キロほどあるようですが、そうきついルートもありません。 しかし外気温は-2,3度で風が冷たいのでとっとと森の中に入る事にします。 案の定、木々の下に笹が180センチ以上 伸びていて風があまり入って来ないので多少寒さがしのげます。 冬の原生林は葉がほとんど落ちており、静かな中に沢のせせらぎと野鳥のさえずりが聞こえます。段戸裏谷の原生林、通称きららの森は、太平洋型のブナ原生林というらしく、モミ、ミズナラ、コナラ等などが混在しており、冬でもその豊かさが見て取れます。 林道から観察路に入りしばらく森歩きを楽しんだあと、東海自然歩道と林道の分岐を出来山方面に向かいます。しばらくは原生林が続きますが、やがて単調な植林帯へ変わっていきます。退屈な林道歩きですが、凍った湧水がつららになっており、退屈しのぎになりました。 途中からなんと舗装道路に変わり、出来山に到着しました。(途中ちょっと道を間違えましたがろ)無事林の中の三角点をキャッチして来た道を戻ります。 東海自然歩道を経由しての寧比曽岳までの行程は後半の富士見峠付近までほぼ登りなく、時間短縮の為足早に歩きました。 寧比曽岳の山頂からは北アルプスや御岳も見れるのですが、今回は雲で全く見えませんでした。しかしながら、南アルプスと富士山がしっかりと見え、山頂でナポリタンをキメることが出来ましたのでまあ満足できました。

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