飯道山-阿星山尾根ルート走破で、貴生川駅から石部駅へ

2016.12.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
22
距離
21.2 km
のぼり / くだり
1219 / 1256 m
30
1 20
42
13
15
22
1 31
1
1 50

活動詳細

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飯道山-阿星山尾根ルートは、「上級者向き」と書かれた長いルートで、これまでアセボ峠から飯道山までは歩いていました。今回はこれをいっきに走破して、しかも貴生川駅から登って石部駅まで歩くという一気ルートをやってみました。 このルートは湖南市と甲賀市の市境尾根を忠実にたどっていくので、誰かがHPで「湖南トレイル」と書かれてました。まさに、そんな感じのロングトレイルで、峰の数も小さいのを数えると10峰はあり、なかなか歩き甲斐がありました。 飯道山の登りには、一番よく歩かれている三大寺林道からのルートを使いました。このルートはもう16年前の2000年に一度降りてるはずですが、みごとに記憶から消えてます。飯道山からのトレイルルート、少しはメジャーになったかな?とも思いましたが、依然踏み跡は弱く、もっと皆さんに歩いてほしいなぁと思いました。急坂には虎ロープも付けてくれていますので、決して危険なところは多くないです。 アセボ峠から先、初めて歩くルートになりました。いきなりの急登でしたがその後白草山がきれいに見えてよかったです。次の「西ほうそ山」も、なかなか魅力ある山でした。ここから大納言までが少しややこしいところがありました。テープで指示されたルートが谷に入り、忠実に稜線を行くYAMAPのルートと外れてきます。今回は稜線の方を取りましたが、谷を行っても復帰できそうです。 大納言から先、踏み跡はさらに弱くなり、不安がよぎりますが、テープを定期的に付けてくれているので、よく見れば大丈夫。登り下りの多さといい、長さといい、ここから阿星山がこのトレイルの核心部です。「大納言谷奥山」の先から急坂を下れば、かつて石部(長寿寺)と信楽(宮町)を結んでいて、今は廃道となってしまった車道跡。虎ロープで何とか降り、また虎ロープで反対側に登ります。 ここからはなぜかYAMAPの地図に赤い線がないので注意です。トレイルは植林の尾根を急登します。途中から下草が笹になり、美しい道となりますが、阿星山南峰への急登は続きます。最後に、人工物が見えてきたら、それは鉄塔へ登る車道で、まもなくこの道に出ます。車道で鉄塔を二つ過ぎ、右側の笹薮に入って最後の急登をこなすと、やっとのことで阿星山の山頂です。 トレイル区間の水平距離は7.64km、今回かかった時間はほぼ4時間でした。

阿星山 土日は本数が少なく、8:33着で来るつもりが乗り遅れ、9:06着の電車で着きました。5分後、貴生川駅を出発。
土日は本数が少なく、8:33着で来るつもりが乗り遅れ、9:06着の電車で着きました。5分後、貴生川駅を出発。
阿星山 貴生川の町には飯道山の看板が至る所にあるので、迷う心配なしです。
貴生川の町には飯道山の看板が至る所にあるので、迷う心配なしです。
阿星山 杣川のほとりから見上げる飯道山664mです。真ん中のドーム状のところが山頂です。
杣川のほとりから見上げる飯道山664mです。真ん中のドーム状のところが山頂です。
阿星山 こちらは烏ヶ嶽485m。あとで、上から眺めます。
こちらは烏ヶ嶽485m。あとで、上から眺めます。
阿星山 古い石の道標と現在の看板が協演してます。
古い石の道標と現在の看板が協演してます。
阿星山 こんな立派な看板も。
こんな立派な看板も。
阿星山 飯道寺の前を通過。
飯道寺の前を通過。
阿星山 地震が来たら怖そうな鳥居が田んぼの前にポツンと・・・
地震が来たら怖そうな鳥居が田んぼの前にポツンと・・・
阿星山 ここを右に曲がって進むと・・・
ここを右に曲がって進むと・・・
阿星山 こんな看板が。ここが、三大寺登山口なんだ。
こんな看板が。ここが、三大寺登山口なんだ。
阿星山 これを、左にとって、初めて舗装道から離れます。
これを、左にとって、初めて舗装道から離れます。
阿星山 広域農道を高架で越え、この扉を開ければいよいよ山道に。
広域農道を高架で越え、この扉を開ければいよいよ山道に。
阿星山 苦行坂だそうです。たしかにちょっときつい・・・
苦行坂だそうです。たしかにちょっときつい・・・
阿星山 ちょっと道から外れて立つお地蔵さんを見に上がると
ちょっと道から外れて立つお地蔵さんを見に上がると
阿星山 いらっしゃいました。いいお地蔵さんです。
いらっしゃいました。いいお地蔵さんです。
阿星山 左からの林道と合流。この林道は山上(やまがみ)から登ってくる道です。
左からの林道と合流。この林道は山上(やまがみ)から登ってくる道です。
阿星山 ヤブムラサキのきれいな実。秋の名残はどんどんと減っていきます。
ヤブムラサキのきれいな実。秋の名残はどんどんと減っていきます。
阿星山 こんな山の中にトイレと休憩所がありました。
こんな山の中にトイレと休憩所がありました。
阿星山 拳骨の滝
拳骨の滝
阿星山 トトロや。なんでこんなところに??切り株にいました。
トトロや。なんでこんなところに??切り株にいました。
阿星山 ここは左。
ここは左。
阿星山 ここは右へ。
ここは右へ。
阿星山 左羅坂。
左羅坂。
阿星山 石がゴロゴロとした歩きにくい坂です。
石がゴロゴロとした歩きにくい坂です。
阿星山 左の岩が崩れてきています。雨の時とかはやばいかも・・・
左の岩が崩れてきています。雨の時とかはやばいかも・・・
阿星山 坂の名前が変わりました。垢離坂。Wikiによると垢離(こり)とは、神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のことだそうです。やっぱりここは修行の山。
坂の名前が変わりました。垢離坂。Wikiによると垢離(こり)とは、神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のことだそうです。やっぱりここは修行の山。
阿星山 さっきよりは歩きやすい坂です。
さっきよりは歩きやすい坂です。
阿星山 杖の権現休憩所。ここも林道が通っています。
杖の権現休憩所。ここも林道が通っています。
阿星山 山頂への登り。根っこがいっぱいで、なかなかきついです。
山頂への登り。根っこがいっぱいで、なかなかきついです。
阿星山 山頂到着です。駅から1時間と55分でした。ここは三度目です。
山頂到着です。駅から1時間と55分でした。ここは三度目です。
阿星山 二等三角点「飯道山」。標高は664.0m。
二等三角点「飯道山」。標高は664.0m。
阿星山 目指す阿星山です。なかなか遠いなぁ~。手前の鉄塔が途中通る大納言。右端がおそらく後で歩く「大納言谷奥山」でしょう。
目指す阿星山です。なかなか遠いなぁ~。手前の鉄塔が途中通る大納言。右端がおそらく後で歩く「大納言谷奥山」でしょう。
阿星山 こっちは三上山です。
こっちは三上山です。
阿星山 さあ、いよいよ阿星山へのトレイルに入っていきます。いきなり滑りまくる急降下です。ここが出発点の1/24で、これから24/24までカウントアップしていきます。暗くなるまでにいけるかな?
さあ、いよいよ阿星山へのトレイルに入っていきます。いきなり滑りまくる急降下です。ここが出発点の1/24で、これから24/24までカウントアップしていきます。暗くなるまでにいけるかな?
阿星山 この岩は上を越えていきます。
この岩は上を越えていきます。
阿星山 2/24。分岐です。右は岩坂へ下る長い尾根。ここは左へ。
2/24。分岐です。右は岩坂へ下る長い尾根。ここは左へ。
阿星山 大岩と、その下に空いた不気味な穴。
大岩と、その下に空いた不気味な穴。
阿星山 前来た時も見たのを覚えています。この枯れた大きな松の木。
前来た時も見たのを覚えています。この枯れた大きな松の木。
阿星山 4/24。3/24は見落としました。
4/24。3/24は見落としました。
阿星山 5/24で、廃道の林道に出ます。以前来た時にはこの峠は「オシゲジゾウ」と呼ばれています、と書かれた小さな標識がありましたが、今日はありませんでした。
5/24で、廃道の林道に出ます。以前来た時にはこの峠は「オシゲジゾウ」と呼ばれています、と書かれた小さな標識がありましたが、今日はありませんでした。
阿星山 白草山への登りは、途中で見晴らしのいい場所があります。
白草山への登りは、途中で見晴らしのいい場所があります。
阿星山 飯道山(右端)と、今下ってきた尾根です。
飯道山(右端)と、今下ってきた尾根です。
阿星山 サルトリイバラの赤い実。青空に映えます。
サルトリイバラの赤い実。青空に映えます。
阿星山 烏ヶ嶽。もう完全に俯瞰しています。
烏ヶ嶽。もう完全に俯瞰しています。
阿星山 南西方向のパノラマです。
南西方向のパノラマです。
阿星山 この坂を登りきると・・・
この坂を登りきると・・・
阿星山 6/24、白草山の山頂です。標高は613m。
6/24、白草山の山頂です。標高は613m。
阿星山 阿星山。少しは近づいてきましたが、まだまだ遠いなぁ、という印象。大納言は左に。右端に「大納言谷奥山」。
阿星山。少しは近づいてきましたが、まだまだ遠いなぁ、という印象。大納言は左に。右端に「大納言谷奥山」。
阿星山 アセボ峠の県道に出ました。7/24です。
アセボ峠の県道に出ました。7/24です。
阿星山 トレイルの大納言方面登り口。少し右に寄ってから取り付きます。すぐに県道に沿うように左上方向に上がります。
トレイルの大納言方面登り口。少し右に寄ってから取り付きます。すぐに県道に沿うように左上方向に上がります。
阿星山 いきなり急登です。
いきなり急登です。
阿星山 すぐにまた見晴らしのいい尾根に出ました。
すぐにまた見晴らしのいい尾根に出ました。
阿星山 振り返れば白草山。いい形の山です。
振り返れば白草山。いい形の山です。
阿星山 岩が、まるで大きな人が座っているような形です。この岩は左側を越えていきます。
岩が、まるで大きな人が座っているような形です。この岩は左側を越えていきます。
阿星山 P548への最後の急登。
P548への最後の急登。
阿星山 P548は、「西ほうそ山」というそうです。なかなかの鋭峰で、下の草津線や国道一号線からもよく見えます。
P548は、「西ほうそ山」というそうです。なかなかの鋭峰で、下の草津線や国道一号線からもよく見えます。
阿星山 この先で、テープは谷へ進みました。YAMAPの赤い線はこの尾根を登ってるので、踏み跡はないですが尾根を進みました。するとすぐ踏みあとに出ました。これは林道から入ってきた踏みあとです。
この先で、テープは谷へ進みました。YAMAPの赤い線はこの尾根を登ってるので、踏み跡はないですが尾根を進みました。するとすぐ踏みあとに出ました。これは林道から入ってきた踏みあとです。
阿星山 大納言の三角点です。三等で、点名は「宮町」標高は583.1m。
大納言の三角点です。三等で、点名は「宮町」標高は583.1m。
阿星山 その後少し林道を歩いて、大納言山頂の鉄塔を過ぎます。
その後少し林道を歩いて、大納言山頂の鉄塔を過ぎます。
阿星山 烏ヶ嶽(左)と、さっき通った「西ほうそ山」です。このあたりが大納言の最高点で、596mほど。
烏ヶ嶽(左)と、さっき通った「西ほうそ山」です。このあたりが大納言の最高点で、596mほど。
阿星山 反射板の右を進み、笹の尾根に入ります。このあたり踏みあとは僅かでした。迷いやすいポイントです。
反射板の右を進み、笹の尾根に入ります。このあたり踏みあとは僅かでした。迷いやすいポイントです。
阿星山 またいい尾根に。
またいい尾根に。
阿星山 13/24。やっと半分を過ぎた・・・しかし、8~12はどこにあったんでしょう??たぶん、8,9,10あたりは、この標識のルートがアセボ峠からちょっと下ったところからの林道を経由してるから今日は見なかったようです。11,12は見落としか紛失でしょう。
13/24。やっと半分を過ぎた・・・しかし、8~12はどこにあったんでしょう??たぶん、8,9,10あたりは、この標識のルートがアセボ峠からちょっと下ったところからの林道を経由してるから今日は見なかったようです。11,12は見落としか紛失でしょう。
阿星山 樹の間から阿星山。
樹の間から阿星山。
阿星山 こっちは振り返って大納言です。
こっちは振り返って大納言です。
阿星山 14/24。
14/24。
阿星山 また登りになってきました。
また登りになってきました。
阿星山 15/24。
15/24。
阿星山 ヌタ場がたくさんあるルートです。イノシシ多そうです。
ヌタ場がたくさんあるルートです。イノシシ多そうです。
阿星山 また立派なヌタ場。
また立派なヌタ場。
阿星山 17/24。
17/24。
阿星山 また急登に。けっこう登っています。
また急登に。けっこう登っています。
阿星山 山頂には、「大納言谷奥山」の札が。600m近い標高があります。
山頂には、「大納言谷奥山」の札が。600m近い標高があります。
阿星山 尾根はまっすぐ進んでいますが、ここで左折。急な小尾根を下ります。
尾根はまっすぐ進んでいますが、ここで左折。急な小尾根を下ります。
阿星山 下りの最後に、廃道となった林道に降りる所の虎ロープ。ここは虎ロープ無しでは下れません。
下りの最後に、廃道となった林道に降りる所の虎ロープ。ここは虎ロープ無しでは下れません。
阿星山 こちらがその反対側。阿星山に登る虎ロープです。こっちも虎ロープ無しには登れません。
こちらがその反対側。阿星山に登る虎ロープです。こっちも虎ロープ無しには登れません。
阿星山 急な尾根を登ります。この区間はYAMAPの地図に赤い線がありません。でも、本トレイルの正規ルート。
急な尾根を登ります。この区間はYAMAPの地図に赤い線がありません。でも、本トレイルの正規ルート。
阿星山 巻き道のところに20/24がありました。
巻き道のところに20/24がありました。
阿星山 21/24。尾根らしくなってきました。
21/24。尾根らしくなってきました。
阿星山 笹の尾根が続きます。ここから、阿星山南峰へ急登が続きます。
笹の尾根が続きます。ここから、阿星山南峰へ急登が続きます。
阿星山 登りきると舗装道に出ました。山頂の鉄塔群に向かう道です。ここが23/24。あとひとつ!
登りきると舗装道に出ました。山頂の鉄塔群に向かう道です。ここが23/24。あとひとつ!
阿星山 奥の鉄塔。この鉄塔の右を登っていくと・・・
奥の鉄塔。この鉄塔の右を登っていくと・・・
阿星山 24/24。ついに阿星の山頂です。
24/24。ついに阿星の山頂です。
阿星山 遠かった・・・
遠かった・・・
阿星山 二等三角点「阿星山」標高は693.0mです。ここは六回目ぐらいでしょうか。でも、いまから石部の駅まで下らねば・・・距離はまだまだ遠い。
二等三角点「阿星山」標高は693.0mです。ここは六回目ぐらいでしょうか。でも、いまから石部の駅まで下らねば・・・距離はまだまだ遠い。
阿星山 西寺への下り。なんとか暗くなるまでに常楽寺のある西寺の集落まで下りたいです。
西寺への下り。なんとか暗くなるまでに常楽寺のある西寺の集落まで下りたいです。
阿星山 笹が深すぎて階段が見えません。すごく歩きづらい。どこが道かもわかりにくい。ちょっと焦りました。
笹が深すぎて階段が見えません。すごく歩きづらい。どこが道かもわかりにくい。ちょっと焦りました。
阿星山 ついつい左の林道に逃げてしまいました。その分、元のルートに出るために、道のない笹の尾根の登り返しで苦労しました。やっぱり、素直に進むべきでした。
ついつい左の林道に逃げてしまいました。その分、元のルートに出るために、道のない笹の尾根の登り返しで苦労しました。やっぱり、素直に進むべきでした。
阿星山 本来の林道に出ました。しかし、この荒れよう。なんでこんなに阿星山は荒れてしまったのでしょうか?どうやら、水害でメインルートの長寿寺からの車道が通行止になり、歩いてくる人だけの山になっちゃったからのようです。もともと林道でかなり登れる山は、こうなった時にさびれちゃいますね。
本来の林道に出ました。しかし、この荒れよう。なんでこんなに阿星山は荒れてしまったのでしょうか?どうやら、水害でメインルートの長寿寺からの車道が通行止になり、歩いてくる人だけの山になっちゃったからのようです。もともと林道でかなり登れる山は、こうなった時にさびれちゃいますね。
阿星山 西寺への下りです。このルートは以前とあまり変わらずまともでした。
西寺への下りです。このルートは以前とあまり変わらずまともでした。
阿星山 舗装道になりました。もう集落は近い。
舗装道になりました。もう集落は近い。
阿星山 西寺に着きました。前の森の中が国宝・常楽寺です。なんとか暗くなるまでに人里に下れました。ヤレヤレ。あとはのんびりと駅まで。
西寺に着きました。前の森の中が国宝・常楽寺です。なんとか暗くなるまでに人里に下れました。ヤレヤレ。あとはのんびりと駅まで。
阿星山 常楽寺から石部駅への道。阿星山方向を振り返ります。
常楽寺から石部駅への道。阿星山方向を振り返ります。
阿星山 石部駅到着。17時を過ぎ、すっかり暗くなってきました。17:21の京都行に乗れました。
石部駅到着。17時を過ぎ、すっかり暗くなってきました。17:21の京都行に乗れました。

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