阿弥陀岳 南稜

２０１６年１２月１９日 バリエーションルート 阿弥陀岳 南稜 羚羊山岳会 メンバー 鶴見、佐藤 舟山十字路を５時３０分スタート。 旭小屋裏手より南稜末端の尾根に取り付く。 明瞭なトレースで、ラッセル無し。 ８時３０分立場山。無名峰手前でアイゼンを付ける。１P、２Pは、左から巻いて、難なく通過。すると頭上に迫力ある大岩峰３Pが現れる。ここでロープを出す。岩壁基部を左下へ雪ののバンドをトラバース。ここには、フィクスロープ有り。 今日の核心。氷結したルンゼに取り付く。 ダブルアックスでガリーを５０mいっぱいまでロープを伸ばす。中間に支点は、取れず。 さらに１ピッチで、稜線に出る。 ４Pは、左から巻いたが、幅片足ぶんしかない雪のバンドを約１０mのトラバースが嫌らしい。凹角を１０m登り、更に山頂直下の岩場を越えて、１２時３０分阿弥陀岳山頂。 下山は、摩利支天を越え、中央稜の分岐を過ぎ、御小屋尾根に取り付く。１５時３０分 舟山十字路着。 本日は、高気圧に覆わ一日中快晴。山頂付近では、少し風があったが、最高の登攀が出来ました。下山まで誰にも会わず我々2人で大自然を貸切。途中、我が山岳のシンボルであるカモシカに遭遇。