活動データ
タイム
07:37
距離
19.0km
のぼり
2368m
くだり
2321m
活動詳細
すべて見る元々登山を始める前から裏丹沢ではその堂々とした山容が好きだった大室山ですが、丹沢全体でも大山や檜洞丸に次いで好きでした。ですから、登山を始めてから早いうちに登りたいと思って、4月の頭にやってきたものの、その時は雨の中の登山になってしまい、せっかくの大室山も、尾根からすら見えないような情況でした。 https://yamap.co.jp/activity/289697 今回は、そのリベンジに全く同じルートで周回してきましたが、天気は朝から雲一つない快晴で、富士山も奥秩父も伊豆大島もくっきり見える眺めの中、裏丹沢随一の大室山に登れたのは最高でした。多分、新緑から紅葉時までは葉が邪魔をして木々の間から見える富士山が閉ざされ、限られた箇所でしかはっきり見えないのかも知れませんが、少なくとも初冬の今は多くの地点で富士山の絶景が堪能できました。このルートで特に見晴らしが良いのは前大室の付近と破風口からの登り途中、犬越路に下るところ等ですが、檜洞丸や蛭ヶ岳方面ももちろん見ることができる箇所もあります。意外とあまりハイカーさんの数が多くなかったですが、素晴らしい山であることは間違いないでしょう。 コース情況ですが、まず白石峠へのルートはしばらく渡渉を繰り返して沢沿いを進み、中盤では沢から離れた高いところを通り、白石の滝の滝上を進む辺りから沢と離れて勾配がぐっとキツくなってきます。路面はゴロタ石だらけのところや土のトラバース路、階段区間など、色々と変化します。 白石峠から大室山までの稜線は、他の山々を結ぶルートと良く似た平凡な様相で、危険区間も道迷いもない歩きやすくなっています。道のところどころに色々なオブジェがあって、この道を管理している皆さんの遊び心が微笑ましく、疲れを和らげてくれます。 大室山は今の時期こそ葉が落ちて枝々の隙間から遠景が見られますが、元々見晴らしという点では今一歩です。しかし、前大室前後から振り返って見ると富士山がしっかり見えるので、かなり満足感は高いです。 犬越路までのルートも見晴らしは素晴らしく、富士山や箱根、伊豆の山々から大島まではっきり見えます。下りが厳しく階段区間もありますが、黒土の下りは大変滑りやすくて要注意です。 犬越路から用木沢への下りは中盤まで浮いたゴロタ石だらけの急な下りで、丸木階段も埋め込まれているところがありますが、石のせいで大変歩きづらく、足をひねりやすいので急ぎ過ぎるのは禁物です。中盤からは勾配が弛み、かなり歩きやすくなります。渡渉のための丸木橋がたくさんありますが、しっかりした鉄橋も結構組まれていて、かなり安全なルートです。
活動の装備
- その他(Other)マミヤDSX1000
- その他(Other)HOLUX
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