磨崖仏と廃寺を訪ねて

▪︎今日はクリスマスイブ🎄、年賀状が全く進んでいないので、心機一転するために山でリフレッシュすることにします。 ▪︎今は来年に向けて準備に余念のない桃園、柿園の里を抜けて歩きます。春には“ 桃源郷”はここに有ったのだと思わせられる岡山です😇川にはクレソンが冷たい流れの中でもう綺麗な葉を出しています。クレソンのお浸しをザクザク食べる時期が待ち遠しい‼︎ ▪︎今日は、車の二人乗車にもだいぶ慣れて来た「ジェイドの輔」殿も同行し、何らかのインスピレーションを得るため、以前たまたま目に止まった磨崖仏の記事に従い、鷲峰山にある毘沙門天像を訪ねることにします。 ▪︎片道7キロほど歩き、登り、寄り道し、間違いもして辿り着いた磨崖仏は、見晴らしの良い山の中腹の巨石群の一つに刻まれており、感激です。1777年の奉納との事で、奉納者も石工の名も分かっています。因みに今回の行程は誰に会うこともなく、マイワールドが構築され妄想はどの方向にも広がってゆきます。 ▪︎磨崖仏への登り口にある今は廃寺となった棒澤寺はどれほど栄えた名刹であったことかと思わせますが、昭和三十二年の火事で廃寺になったそうで、物悲しく本堂と思しき建物と小さな堂が佇んでおり、まだ栄華の跡が生々しく一層の寂しさと哀しさを掻き立てます。ここに庵を結び廃寺の寺守りをしたいとの妄想が湧きます。 ▪︎磨崖仏は岡山には大き目の物が四ヶ所ほどある様ですか、その内日差山と福山はよく行く処で驚きです。次回は必ず訪ねる事を心💙に誓います。