木曽駒 最高の雲上散歩

2016.12.29(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 15
休憩時間
12
距離
2.6 km
のぼり / くだり
334 / 331 m

活動詳細

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社内山岳部、恒例となる予定の?冬の山行イベントに参加してきました。 一週間前から、天気予報は冴えません。 予定日が近づいても好転せず、当日朝の駒ヶ岳はガスの中。 バスでロープウェイ駅まで行くものの、強風のため運転見合わせという状態。 やっと動いたのは10時を回ってからでした。 自然相手のことだから仕方がないことですが、ロープウェイのスタッフはきちんと誠意ある対応をしてくれました。 某ロープウェイのスタッフとは大違い。 さて、この日の予報は午後から下り坂。 時間がありません。 行けるところまで行き、12時タイムリミットとしました。 目標は乗越、できれば中岳。 快晴、微風のなかスタート。 とにかく乗越目指して出発。 雪質はパウダー、しかし深くはなくトレースもあるので、これを活かして進みます。 段々と斜度がキツくなり息が上がります。 高度を上げるに従い雪は無くなり、完全なアイスに。 一気に登らないと、休む場所がないので辛くなります。 乗越に上がると、予想通りの強風。 真っ直ぐ歩けないほどでした。 バラクラバを被りたいが、とにかくメガネが曇るので諦める。 気温は少し上がって-8℃、寒さはあくまで風による体感的なもの。 カールと稜線は別世界のようでした。 中岳はすぐそこ。 軽い登り斜面はクラストしていて、ところどころ凍った岩が見えます。 雪は少ない。 慎重に一歩、そしてまた一歩進むと、中岳山頂です。 木曽駒山頂はすぐそこに見えますが、往復すると一時間は最低でもかかるため、今回は断念。 ここまで来ると北ア、そして御嶽が迎えてくれます。 ぐるっと見渡せば南ア、そしてその向こうに富士。 この前行った八ヶ岳、中央アの稜線…宝剣から空木へ続く稜線。 なんという絶景、これぞ中央アルプスの醍醐味! 下山すると、すぐに山頂から雪煙が上がり始めるのが見えました。 その後ガスが昇り始め、あっという間に山頂はガスの中に消えていきました。 最高のタイミングで登ることができたことに感謝、そして日々の仕事外にも登山を通じて親交を深められる仲間ができたことにも感謝です。

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