三ノ瀬から和名倉山往復

2016.12.17(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 4
休憩時間
0
距離
11.0 km
のぼり / くだり
1118 / 384 m
4
3 26
36
15
49
DAY 2
合計時間
7 時間 47
休憩時間
0
距離
13.3 km
のぼり / くだり
568 / 1303 m
11
16
1 7
6
4
1 28
1

活動詳細

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相棒のリクエストで和名倉山へ行くことにした。地形図では白石山と書かれているが、山行記録等では和名倉山と書かれていることが多いように思う。 すっかり体力が落ちてしまって、日帰りで行けるとは思えないので、適当なところで幕営する1泊2日の行程とした。 三ノ瀬登山口にある民宿「みはらし」さんの駐車場に車を停める(1日500円)。 天気は良いが、登山道に入るとそれなりに寒い。沢のあちこちが凍結しており、登山道脇の斜面には霜柱やツララがある。30分ほどで、牛王院平への分岐があるのでそちらへ向かう。将監小屋は帰りに通る予定である。 この尾根は「七ツ石尾根」と言うようだ。傾斜がきつくなく、歩きやすい。あちこちにしっかりとした踏み跡があって紛らわしいのだが、尾根をはずさないように歩くと将監峠と山ノ神土を結ぶ稜線に出る。平坦で歩きやすい。しかし、山ノ神土の分岐から奥へ進むと笹に覆われた狭い道となり、時々凍結箇所も出てきてスタスタとは歩けなくなる。凍結した下り斜面ではビビリスイッチが入ったのでアイゼンを付けて行った。 西仙波の手前に開けて気持ちの良い場所に道がついていた。富士山が良く見える。 西仙波から東仙波までは地図ではすぐに見えるが、意外と長く感じられた。難しくはないが、ちょっとした岩場もある。 東仙波からは概ね北向きの進路となる。ピークを越えるときは暖かい南斜面を登って寒い北斜面を下ることになる。北斜面は凍結箇所が多い。また、1990ピークは西斜面にトラバース道がついているが、ここもほとんど凍結しており、ここでもアイゼンをつけた。 八百平というあたりは幕営に良さそうだったが、もう少し進むことにした。 水は十分に持って来ていたが、山頂手前の水場を確認しておくことにした。水場への分岐あたりも比較的平坦であるが、倒木が多くて幕営に適しているかは微妙なところ。水場があるはずの東側を眺めるとピンクテープがみつかり、次々に現れるテープを辿って行くと水場に着いた。念のため、2Lくんでおく。分岐から水場までは下りで、だいたい行きが5分、帰りが7分くらいだった。 薄暗くなってきたのでそろそろ寝床を決めなくてはならないが、もう少し適当な場所を期待して登ってみる。しかしあまり良い場所は見つからず、やや傾斜した場所で妥協することにした。時々目を覚ましたが、まあまあ良く眠れたと思う。 2日目。テントをたたむ前に和名倉山山頂まで往復する。山頂は樹林帯の中にあり眺望ゼロ。昭文社の地図にも地形図にも描かれていない、仁田小屋尾根へ向かう道標があった。 八百平から山頂にかけては傾斜のとてもゆるい場所が何箇所かあり、道に迷いやすい地形と言える。実際、過去には何度か道迷い遭難が起きているようで、分岐の道標や比較的多く感じた目印のテープは事故後に整備されたもののようだ。山頂付近は樹林に遮られて見通しがきかないので、ひとたび迷うとかなり苦戦しそうな気がする。 帰り道、山ノ神土の先までは往路と同じだが、前日より凍結箇所が多く、和名倉山から山ノ神土の手前まで、ずーっとアイゼンを装着して歩いた。途中で3名とすれ違ったが、アイゼンをつけたりはずしたりしながら歩いていたそうである。 将監峠は広々として気持ちが良い。また、将監小屋までの下りも傾斜がきつくなく快適に降りられる。 将監小屋から登山口までは車が通れるくらいの幅の林道が長々と続き、これはさすがに飽きてしまった。 最近は軟弱日帰り山行ばかりだったので、ひさしぶりにテント泊の山歩きができて良かった。

メンバー

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