明けましておめでとうございます。　原点に戻って思いを新たにした日

増えるカロリー摂取に減るカロリー消費。カロリー収支大幅黒字で在庫が増え続ける年末年始のインドア生活に終止符打つべく、重い腰を上げて山へ。 新年の初山行は、一昨年YAMAPを始めてからまともに登った最初の山、棒ノ折にしました。 前回は登りはヒーヒーゼーゼーと息が上がり、下りは膝ガクガクでまともに歩けずどんどん追い抜かれる始末で、結構ひどい有様でした。 現役リタイアとともに始めた山ですが長続きせず、さらに1年後に出会ったYAMAPでの記録開始からは順調に1年半。はたしてどんな変化があったのでしょう。 そしてその先には果たしていつまで登れのるかということが気になります。 コースは前回と同じで、往路は白谷橋から、帰路は尾根筋をまっすぐ。 寒い朝ですが、夜明けとともに雲一つない空と暖かい日差しが現れました。しかも無風に近い絶好の天気。 陽が射しはじめて美しい有間ダム湖を見ながら久しぶりの白谷橋登山口へ。 ここで、鍬を片手に山から下りてきた甚平姿のがっちりとした男性に遭遇。声を掛けられて失礼ながらちょっと身構えてしまいましたが、登山道整備の地元ボランティアの方でした。朝早くからありがとうございます。 気さくな方で今日の登山道の様子や最近のクマ事情などしばし立ち話したあと、歩を進めます。 このコース、岩を越えていく沢登りっぽい感覚でアスレチックで結構好きです。 ゴンジリ峠からは暖かい日差しを浴びから頂上へ向かい、ゴール。いやー、いい天気です。雲が全くない。 着いた時にはそこら中霜柱だらけだったんですが、あまりの日当たりのよさで休憩して写真を撮っている間にみるみるドロドロになっていきました。 下りのドロドロ斜面は遠慮したいので早々に退散することにして、さわらびの湯を目指して尾根筋を下山。 そして下山後ランチしてお約束のさわらびの湯へ。こんな早くから温まってほっこりしたのは初めて。これで飲めるということないんだけどね。 頂上で休憩した以外は、写真撮影で歩を止めるだけでほとんど休憩なく同じペースで歩き続けました。 早くも遅くもなくずっと同じペースで歩を刻めることができた点、これが一つの変化。 もう一つはバランスを崩しにくくなったことかな。そのためリカバリに要する筋肉の負担が軽減されてる感じがします。 おかげで登りで息が切れることも、下りで膝が笑うことも少なくなりました。 課題も多いですがまだもう少しは成長できそうです。 山頂で地元の77歳の大先輩とお話ししました。1日30キロは山歩きされるそうです。昨日1週間ぶりにここに登ったら思ったよりへばったので、悔しくて連日の山登りとのこと。素晴しい。 私もそれくらいになれればいいななんて漠然と思い出して、少し先の目標みたいなものが見えてきた初山行でした。 今年も晴れ男でありますように。