しぶんぎ座流星群とブロッケン

昨年の５月からこれまでのくじゅう中心の山歩きをやめて天山中心の山歩きをするようになりましたが，新年になってからの最初の楽しみは元日の初日の出登山と４日のしぶんぎ座流星群を天山で見ることでした。 元日の天山山頂は多くの人でにぎわい，天山で初めて初日の出を見る私にとっては驚きでした。 しぶんぎ座流星群が多く見られるようになるのは，４日の午前３時ごろからだということで，高齢者である私は無理をしないで，時々早朝風景などを撮りに行っている自宅から車で５分ぐらいのところで流星群を撮影した方がいいのかなあと思いましたが， 午前１時ごろ目が覚めたら天山に行こうという気持ちになりました。 しぶんぎ座流星群は肉眼で大きなものは３個ほど見ましたが，予想されていたようには流れなかったようでした。 この日は展望もよく，ミルク色の雲海の上にくじゅう連山・阿蘇山・雲仙岳などが浮かんでいて絶景でした。 少し時間が経ってから西の方からガス雲が山頂の方に流れてきて，はっきりとはしなかったもののブロッケンも現れてくれました。 元日と違ってこの日早朝の時間に山頂にいたのは私ひとりでした。