活動データ
タイム
07:04
距離
9.5km
のぼり
1116m
くだり
1117m
活動詳細
すべて見る三連休のうち天気が良いのは今日だけ。近場にしようか迷ったが、早起きして三河の名峰明神山に決めた。昨年は三ツ瀬登コースからだったが、今年は時間も掛かるが人気のある乳岩コースで登ることにした。 ここの登山口は簡単です。カーナビで乳岩峡とセットして完了。僕も最初戸惑ったが「ちちいわ」でなく「ちいわ」と入れること。 今日は放射冷却で冷え込んでおり、設楽に入ると車の外気温度は-4℃を表示した。 人気のコースと聞いていたが、何故か先行者はおらず駐車場には一番乗りでした。 駐車場からすぐに乳岩川の流れに沿って桟敷岩が続き、投稿写真で良く見るあの美しく印象的な景観に目を奪われた。エメラルドグリーンに映る澄んだ水。これだけでも一見の価値は有る。 一枚岩の大岩峰、ロッククライミングで有名な鬼岩を越え鬼岩乗越あたりでようやく少し外界が開ける。胸突八丁の看板から六合目(三ツ瀬コース分岐)まではたかが低山とバカにできない登りが続く。ただし危険個所はない。ここから先は三ツ瀬から登ったコースと同じ。この山の核心部(楽しいところ)が出てくる。第一鎖場はほぼ垂直だが登る距離は短い。第二鎖場は2段の岩登り。勾配はそれほどでもなく鎖に頼らなくても登れます。次に赤い鉄梯子を登りきるとコース屈指の展望地、馬の背に乗った。距離は15m位あるが幅はそんなに狭くはない。僕は平山明神の短いナイフリッジの方が断然怖い。今日も白く光る赤石山脈が綺麗に見えました。もう少し右に目を移すと富士山の頭も確認しました。反対側の景色は宇連山や鳳来湖です。 談笑されている声が近くなってくると10:30山頂に到着しました。山頂に真っ赤な人工物ってどうよ!?ちょっと違和感があるのは確かだが、木に囲まれているので展望台が無かったら360度のパノラマは望めず寂しい登頂になるはずです。気温は低いものの風もなく穏やかに晴れているので、展望台の上でしばし山座同定と写真撮影で過ごしました。 復路では乳岩巡りにもトライしました。所々錆びついていてギシギシ鳴く鉄梯子は馬の背なんかよりよっぽど緊張を強いられました。通天洞は自然が造りたもうた偶然の天然石橋。絶妙なバランスを保っているので強い地震でもあれば崩壊は必至だと思います。乳岩は想像した以上に楽しめたので、おまけで追加して正解でした。 山行記のタイトル写真にどうかと迷ったが、最初と最後に感激した美しいエメラルドグリーンに表紙絵を譲った。
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