池木屋山 宮の谷渓谷周回ルート

2017.01.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 16
休憩時間
1 時間 4
距離
11.1 km
のぼり / くだり
1448 / 1436 m
1 55
14
9
2 46
29
2 52

活動詳細

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しばらくYAMAPはお休みしていましたが、今日から再開します。本年も宜しくお願い致します<m(__)m> 三重県人として、いつかは行くであろう三重県最高難度の一つと言われる池木屋山。新春初登りにふさわしいだろうと、雪に閉ざされる前にやって来ました。 <アクセス> 蓮ダムを抜けて進み、宮ノ谷渓谷の看板を目印に二度ほど左折すると登山口駐車場に到着です。進入路の林道は舗装はされているものの落石多く整備されていないので注意が必要です。また、この道は鹿の遊び場になっているようで、鹿がウロウロいます。 臆病な鹿は驚いて車の直前を横切る事が多いので、ゆっくり進行した方が良いです。鹿に突き当たると車は速度にもよりますが、大破します。 <ルート> 一般的な宮ノ谷渓谷散策路を抜け高滝を通って池小屋山山頂、霧降山を回る周回コースを行きます。 散策路は平坦で鉄橋等整備されていて歩き易いですが、一部鉄橋破損で通行止め区間があります。自己責任で通れない事もないですが、河床の迂回路を通った方が無難でしょうか。鷲岩も見れますしね。 高滝への分岐となる散策路終点の水越谷出合までは渓流沿いで紅葉シーズンは素晴らしいだろうな、と思える景観が続きます。本日は冬枯れで何となく寂れた雰囲気でちょっと残念です。 高滝の巻道は未整備でしかも急坂、滝壺に向かっての崖のトラバース道が続いて気が抜けません。ロープはありますが古びた虎ロープなので、体重を預けるのは自殺行為、三点支持で慎重に登ります。 しかし、三点支持出来ない個所(掴むものが無い)もあり、仕方なくロープに頼ったり、バランスだけで通り抜けなければならない所もありちょっとドキドキするところです。本日は天気も良く風も無いので危なげなく抜けられました。 美しい猫滝を抜けると歩き易い道になり、しばらく進むと奥の谷出合ですが、手前の道が踏み跡が分かれていて迷い易いです。途中テープを見失っているので、この間の軌跡はルート上では無いかも知れません。こういう所が多々あります(^^;)。 高滝からは踏み跡は薄くまったく消える所も多数ですが、テープは多めにあるので先々のテープを確認しながら進む事をお勧めします。 奥の谷出合から、山頂への急登が延々続きます。三点支持で斜面に取りつかなければ登れない所も多いです。踏み跡ないところの方が多いので、テープを確認しながらルーファイしていかないと途中で行き詰る事も多いです。 そこからテープを探しトラバースで戻るのは危険だし、体力を奪われます。 テープは思いのほか多いので、次のテープを確認してからルートを取った方が楽に登れる秘訣ですね。 山頂到着ですでに午後2時、日没までに下山が難しい時間になってます。12時時点で折り返し下山を考えましたがあのルートを下山することを考えると周回ルートを進む方が安全だと判断しました。 ここの難度は登山道というよりは体力にあるのですね。コースタイムを上回る脚力が無いと私のように日没タイムアウトになってしまいます。 下山を急ぎます。雪にトレースが残っており霧降山まで順調に下ります。でももう足に来ており下りの踏ん張りが効かず足がつる一歩手前、イブネ泊で足がつって以来、常備していたコムレケアを何かの足しになればと思って飲みます。 この薬は即効性があります!、すぐに筋肉のハリが消えてゆき痛みが和らいで楽になったのが実感出来ます。カネボウとかの漢方も即効性あるとか聞いた事あるのですが、この薬はありがたいです! 残念ながらモノレールを越えて最後の鹿よけネットを外すのに手間取っている間に日没。樹林帯に入ったところでヘッデン付けなければ何も見えない状態に。 これはほぼ遭難状態。ヘッデンでの歩きは初めてでしたが、ガスが出てる訳でもないのに、光が水蒸気に乱反射して拡散しているようで、視界は悪いです。拡散のせいでほとんど白黒に見えるしで踏み跡の確認がやっと。何度か立ち往生しましたが、踏み跡がしっかりしていた事と、テープもうまく見つけられ、20分ほどかかって駐車場に着く事が出来ました。 いや~、ヘビーでした。遭難しなかったのは単なる幸運だけ。夜の登山道は途方に暮れます。

池木屋山 宮ノ谷林道終点の駐車場
宮ノ谷林道終点の駐車場
池木屋山 登山道入口
登山道入口
池木屋山 高滝分岐までは比較的平坦な散策路が続きます
高滝分岐までは比較的平坦な散策路が続きます
池木屋山 崖部は鉄橋が整備されています
崖部は鉄橋が整備されています
池木屋山 放置された案内図。このすぐ先に犬飛び岩に下りる道がありましたが今回はパス。
放置された案内図。このすぐ先に犬飛び岩に下りる道がありましたが今回はパス。
池木屋山 岩の上でここまで成長した健気な木
岩の上でここまで成長した健気な木
池木屋山 趣のある道
趣のある道
池木屋山 少ない支え木。鈴鹿だったらびっしり?
少ない支え木。鈴鹿だったらびっしり?
池木屋山 この先の鉄橋が一部破損しているので通行止めになっています。河床の迂回路では鷲岩が見られるようです。
この先の鉄橋が一部破損しているので通行止めになっています。河床の迂回路では鷲岩が見られるようです。
池木屋山 名前は不明でした。
名前は不明でした。
池木屋山 崩れて埋まった道、上を半円に巻いて通ります
崩れて埋まった道、上を半円に巻いて通ります
池木屋山 小さな滝はそこかしこに
小さな滝はそこかしこに
池木屋山 層状の堆積岩
層状の堆積岩
池木屋山 苔の道
苔の道
池木屋山 またまた健気な木
またまた健気な木
池木屋山 六曲屏風岩らしいです
六曲屏風岩らしいです
池木屋山 苔の道が続きます
苔の道が続きます
池木屋山 切石河原
切石河原
池木屋山 よく写真で見る渓谷
よく写真で見る渓谷
池木屋山 休憩小屋、中はきれいです。
休憩小屋、中はきれいです。
池木屋山 高滝分岐
高滝分岐
池木屋山 この階段を登ると未整備の山岳路に
この階段を登ると未整備の山岳路に
池木屋山 高滝が見えて
高滝が見えて
池木屋山 渡渉するとこの看板
渡渉するとこの看板
池木屋山 急登の途中で自撮り(^^;)。つかまっていないと滑り落ちます。
急登の途中で自撮り(^^;)。つかまっていないと滑り落ちます。
池木屋山 こんな感じ。踏み跡なんかありません。
こんな感じ。踏み跡なんかありません。
池木屋山 ロープは古くて信用出来ません。三点支持で慎重に。
ロープは古くて信用出来ません。三点支持で慎重に。
池木屋山 緊張する個所が続きます。
緊張する個所が続きます。
池木屋山 猫滝
猫滝
池木屋山 猫滝を越えるとちょっと一息できる道に。
猫滝を越えるとちょっと一息できる道に。
池木屋山 奥の谷出合い。ここから山頂への急登が始まります。
奥の谷出合い。ここから山頂への急登が始まります。
池木屋山 切れ目なく続く急登。
切れ目なく続く急登。
池木屋山 ちょっと平坦で陽当りの良い所に出たので、ここで昼食休憩。すでに疲労困憊(^^;)。
ちょっと平坦で陽当りの良い所に出たので、ここで昼食休憩。すでに疲労困憊(^^;)。
池木屋山 すっかり雪に覆われ深い所は20cmくらい。
すっかり雪に覆われ深い所は20cmくらい。
池木屋山 やっと見えた山頂
やっと見えた山頂
池木屋山 頂上は台高縦走路と宮の谷下山道の分岐。右手に標識矢印があります。
頂上は台高縦走路と宮の谷下山道の分岐。右手に標識矢印があります。
池木屋山 とりあえず三角点タッチ
とりあえず三角点タッチ
池木屋山 眺望はこのアングルだけ。
眺望はこのアングルだけ。
池木屋山 次峰、霧降山。分岐をコブシ平へ
次峰、霧降山。分岐をコブシ平へ
池木屋山 ここは眺望ありです。
ここは眺望ありです。
池木屋山 蓮ダム方面?
蓮ダム方面?
池木屋山 こういう看板がホッとします
こういう看板がホッとします
池木屋山 振り返って霧降山
振り返って霧降山
池木屋山 いつの間にかトレースは獣の足跡だけに
いつの間にかトレースは獣の足跡だけに
池木屋山 馬の木、いやキリン?
馬の木、いやキリン?
池木屋山 ヘリポート(青空平)。右手に登山道があります。
ヘリポート(青空平)。右手に登山道があります。
池木屋山 ヒメシャラ?の群落。
ヒメシャラ?の群落。
池木屋山 この辺から急下りが続きます。ガレて滑りまくり、注意。
この辺から急下りが続きます。ガレて滑りまくり、注意。
池木屋山 小さすぎる案内
小さすぎる案内
池木屋山 鹿よけネットに突き当たるとネット沿いに下ります。
鹿よけネットに突き当たるとネット沿いに下ります。
池木屋山 この看板の所でネットを外し通り抜けます。元通り閉めるのを忘れないように。
この看板の所でネットを外し通り抜けます。元通り閉めるのを忘れないように。
池木屋山 ネットを抜けるとこの道へ
ネットを抜けるとこの道へ
池木屋山 モノレール沿いに下ります。急下りでザレザレ、注意!
モノレール沿いに下ります。急下りでザレザレ、注意!
池木屋山 このゲート手前で右へ、またネットを抜けます。
このゲート手前で右へ、またネットを抜けます。
池木屋山 ネットを抜けて右に登り返すとテープがあり、こんな感じの踏み跡を九十九折れに下ります。これ以降日没で写真がありませんが、テープも踏み跡もしっかりしているので、30分くらいで駐車場に到着です。
ネットを抜けて右に登り返すとテープがあり、こんな感じの踏み跡を九十九折れに下ります。これ以降日没で写真がありませんが、テープも踏み跡もしっかりしているので、30分くらいで駐車場に到着です。

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