大氷瀑の難所ヶ滝～三郡山

福岡市圏内で積雪する山はそんなには無い。 冬山登山の魅力を体験できる「難所ヶ滝・三郡山・宝満山」。 初心者でも登れる人気のスポット。「難所ヶ滝」には大勢の登山者で賑わう。 天気情報を確認して数日間最低気温が０度付近が続けば滝が岩肌に凍り付く。 登山口の昭和の森の駐車場は早く行かないと満車となってしまう。 8時前に現地に向かったが市街地からの道があっという間に白銀道路になってしまい、 わずかの距離だがタイヤチェーンが必要な日もある。 出発して１時間１５分ほどで滝へ到着。（積雪時はアイゼンは必携） 足元は狭い場所で凍結して滑って危ない。＜滑落・要注意＞ 滝とは言っても流れ落ちる水は無く岩盤につたえ流れる水が凍みた氷瀑である。 しばし撮影等で時間を費やしさらに山を登る。（ここで下って登山口へ戻る人が大半） １５分ほどで山の尾根沿い縦走路に上がりあとは多少の起伏はあるがほぼ平坦路。 今回は宝満山へは行かず左折して三郡山を目指した。 博多湾から吹き上げる強風で雪の吹き溜まりは足がすっぽり埋まり込むとこもある。 雑木林には雪の重みで枝が垂れ下がり行く手を塞いでいたり落雪で塊雪に足が止まる。 白い丸い物体が山頂付近に見える。国交省航空局三郡山航空路監視レーダーです。 その他、放送局中継施設などたくさんの通信施設があります。 視界は、遠く耳納連山、筑豊の山々、玄界灘が眺望できます。 標高935ｍで登り口からの標高差は約700ｍあり九重登山より疲労度を感じるさせられる。 九州で雪山登山を味わうには身近にある絶好の山です。