活動データ
タイム
08:23
距離
11.0km
のぼり
1199m
くだり
1205m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る急遽、一人で山に行けることになり、単独行! 加藤文太郎気分をやっと味わえた。 軽アイゼンとトレッキングポールを使ってみたくて、山頂付近に雪があるという噂を聞きつけ滋賀県最高峰伊吹山へ。 5時自宅発、7時半登山口着。 すでにみぞれから雪に変わっており、しんしんと雪が降る中の登山開始! こりゃ軽アイゼン使えるぞ!とウキウキしながら登っていると、2合目で雪が3センチくらい積もっていたので、早速軽アイゼン装着! ガシガシ楽しい! 3合目からトレッキングポールも使い始め、とりあえず今日の目的達成!(笑) だんだん吹雪始める。 適当にやんで、山頂ではいい景色が見たい!と登る気満々で進んでいきました。 ずっと先発していた方の足跡に沿って歩いていましたが、その足跡の夫婦が下山してきてすれ違い、吹雪だったので4合目行く前に折り返してきたとのこと。 僕も行けるところまで行って、無理だと思ったらすぐ引き返そう、と思いとりあえず山頂を目指す。 それからは先行者の足跡もなく、5合目6合目と進む。 6合目山小屋付近では靴が埋まるくらいの深さ、毎歩大きく足を上げて進む。 山小屋で小休憩するも、小屋にあたる風の音が物凄い。 早いところ山頂に行ってちゃんと休もうとすぐに出発。 7合目8合目と雪は更に深くなっていき、8合目付近はスネくらいまでの深さ。 汗や体の熱で溶けた雪やらで衣類ビチョビチョ。 吹雪は相変わらず続いている。 まつ毛凍ってたと思う。 やってやれないことはないとつぶやきながら雪の中を進む。 8合目過ぎたところで、トレッキングポールも使えないような岩の急登! ここでこれか!と思いながらポールをしまい、岩を掴みながら進んで行くと、9合目は気づかぬうちに山頂手前看板まで来てしまった。 そこからは平地でしたが、そこはさらに強風の猛吹雪。 唯一出ている目に雪がぶつかり痛い。 雪の深さはひざ上くらい。 雪を蹴り上げ一歩一歩進む。 もうすぐ山頂の小屋で休める!と言い聞かせて。 深い雪の中、なんとか山頂付近の神社に到着! 時間は既に12時半だった。 神社の中は火気厳禁、山小屋があると思って行ったら、閉鎖中。 暖をとることができない。 とりあえず神社でビチョビチョの装備を脱いで、魔法瓶のお湯でインスタントクラムチャウダーを食す。 二人組が登頂して来て、神社で2、3分休んだらまた下山して行った。 食べ終わって一息着くと、ニット帽もネックウォーマーもダウンもガチガチに凍っている!!! これまた着て出たら死ぬわなぁと思いながら、ガチガチの装備をしまい、念のため持ってきていた、予備のニット帽、マフラー、ダウンコートに着替えた。 何かあるといけないと思い持って来ておいて良かった。 日帰り登山なのに13キロ詰めた60リットルのザック(笑) 外は相変わらず猛吹雪!(笑) 目の前のトイレの建物が霞んで見える。(笑) 山頂看板見てないや!と石像横の山頂看板に近づこうとしたら、雪の深さが太ももの付け根まであり、そばまで行くのを断念。 遠くから写真だけ撮って下山。 下山中も吹雪(笑) 行きよりさらに積もっている! しかし、神社で出くわした二人組が先発しており、かすかに残る足跡を頼りにスイスイ行ける! 6合目山小屋で小休憩し、2時半。 体力の限界を感じるも、もう少しだと集中して気力で下山。 気を抜けないので、下山ほど怖いものはない、とつぶやきながら降りて行った。 2合目過ぎたあたりからみぞれになり、4時に登山口に着いた時には雨に変わっていた。 疲労困ぱいで、初の単独行を終えました! 楽しかった! 雪山の怖さを知るとても良い機会でした。
動画
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