活動データ
タイム
05:44
距離
9.2km
のぼり
1046m
くだり
1056m
活動詳細
すべて見る今日こそ真の最強寒波を味わえるのか!? 伊予富士で肩透かし食らった翌日は、最後の砦、石鎚山へGO!( ̄Д ̄ ) 今回は反対する嫁を捨て置き、単独にて嵐との闘いにおもむく! ハリキリ過ぎて、始発のロープウェイ8時なのに、7:30に駅に着いちまって、吹き抜ける強風にガタガタ震えながら待つ。 ロープウェイ乗り込みソワソワ。 他の登山者おらず、スキー客満載のなか一人浮くおっさん。 ぐおーワクワクするぜーーーー!(☆∀☆) 8:10 ロープウェイ降りたそばから先頭ダッシュで登山開始! ………え?ぜんぜん雪がねーがな(´;ω;`) 正月のときとなんちゃ変わらんやん。 こっちも雪降っとらんのかよ~(´Д` ) 期待して金払って来ただけに落胆しながらも、成就社お参りしてから登山スタート! 雪は少ないが正月と違ってすこぶる寒い。 暴風雪吹き荒れ、顔面手足痛い(x_x) たち止まらずノーアイゼンで坦々と進む。 八丁過ぎても雪は無し… 前ヶ社森過ぎても雪は無し… 夜明峠過ぎても雪は無し… しかし、気温はすでにマイナス10℃以下 吹き荒れ舞う雪は、寒さのため大きい結晶のままはっきりダイヤモンド形で、スマホや手袋に乗る。そして全く溶けない♪ 1の鎖小屋を過ぎると…やっとパウダー新雪モフモフが現れ、心躍りだす(///∇///) 鳥居をくぐって、2の鎖小屋を過ぎると… 本格的地獄ラッセル開始!v( ̄Д ̄)v 道が消え失せたパウダースノーの急斜面を切り裂き、掻き分け、踏み締め、突き進む! 我の前に道はなく、我の進路が道になる(*゚Д゚*) これぞまさに先頭槍の誉れ! エクストリーーーーーム!!(☆∀☆) 雪がボッフボフに柔らかい為、アイゼン無しでまだいけてるが危険、アイスバーンで滑れば死ぬ。 ピッケルで安定感はあり、付けよか付けまいか悩むが、結局最後までノーアイゼンで完登♪ 結局滑ってお即死確実な核心部は、ラスト前の階段切れ落ちトラバースだけなんよね。 11:00 3時間かけてようやっと弥山山頂到達(。・Д・)ゞ 相変わらずの爆風で雪はすっ飛び岩盤がガリガリガリクソン! 吹雪で天狗岳もなんも見えね~(´Д` ) 避難所にて冷え冷え凍りかけオニギリをバリバリ食い、水を飲もうとしたら……凍ってなかなか出てこない。 ちょろっと飲むがー、あーーくそ冷たい(x_x) ザックの背中側に入れてたのに、パックじゃ無理か(;つД`) ガスはもたず。サーモスに入れた500mlのお湯だけが生命線か。 ここでようやっとアイゼンを装着… ここから先はアイゼンが無いと、確実に死ぬル。 いざ!暴風雪の中の天狗岳を目指す!(☆∀☆) 取り付きから鎖が凍りついてて持ち上がらない。 岩に張り付きなんとかクライムダウン。 ナイフリッジな稜線は爆風で雪は飛び、ガリガリアイスバーン。 防風態勢とり、身体を屈めてユルユル進む。 手足が凍る~、しばれるわー((( ;゚Д゚))) カメラ取る余裕がなく、出した瞬間リチウム電池が何度も即死する。 …いま現在の弥山から先、ここだけは、この天狗の稜線だけは、昔行った西穂高岳や八ヶ岳の稜線に匹敵する寒さやわ。 長く停滞すると死に至るところ。 マイナス15℃&風速15m。 冬季3000m峰のスタンダード状態だ! 四国でこれを味わえるのはここだけか。 やはり石鎚山は裏切らなかったщ(゜▽゜щ) 北壁の岩渡りは、アイゼンがかからん表面の薄氷と、下から吹き上げる爆風にビビりながらも腹ばいで通過し、西日本最高峰、天狗岳山頂祠へ歩む。 ぐはー!エクストリーーーーーム(☆∀☆) 祠も岩もガリガリ真っ白だが、雪に埋まっとらんので、頂上の場所が分かって良かった。 大山剣ヶ峰なんかは雪で埋まって稜線と化し、なーんも場所わからんかったからねぇ( ̄▽ ̄;) 11:30 天狗岳山頂(1982m)到達 やはり悪天候の新雪ラッセルはえらい時間がかかったなぁ。 あとはさっさと生きて帰ろう。 耳、鼻も限界、手足がヤバし。 ニギニギしながら丸まりながら身体を温め、じわじわと弥山まで戻ってきて一安心♪ 12:00 あとは下るだけ~(o´ω`)ノ 雪が多い時だけしか行けない、3の鎖小屋から2の鎖小屋までの直滑降ワープを使い雪崩れ落ち、そっからはアイゼン外して足スキ~!ダッシュで滑り降りる。 鳥居のところで15人位の大パーティーとすれ違いビックリ(; ゚ ロ゚) こんな悪天予報でも、これだけの人数の登山隊が中止せずに、パーティーで来てるのはヤバげ。 誰か体調悪かったら大変やし、力量も揃わないやろー。 無理した人は滑落や凍死の危険が増す。 リーダーの観察力とペース配分が重要か。 …うちはすぐ、単独で危険な遊びにはしっちゃから、コレはほんまに苦手m(_ _)m 13:30 ノンストップで一気に下り、成就社まで無事帰ってくる。 いつものように、生に感謝し、お参りしてから帰る。…心底神に祈るのは冬だけやけど(  ̄ー ̄)ノ そして14時のロープウェイに乗り、下界にひとっ飛び。 時間に余裕があったから、下りは成就→西之川ルートで行けば良かったなぁ、と思いながら、往復券を買ってたのでロープウェイで降りる。 次からは、上り片道だけ買って、下りは時間により考えようかなっと♪ 景色は悪かったが、なかなかに良い自分との闘いが出来て満足(´ 3`) この悪天の中では、三脚もってたのだが風でぶっ飛ぶし、電池が死ぬしで、結局自撮りしか出来んかったのが残念。 …帰宅してからはヨメ様のご機嫌とりに、なかなか苦心した(^_^;)
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