観海アルプス・太郎丸嶽次郎丸嶽

2017.01.14(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 7
休憩時間
1 時間 16
距離
7.0 km
のぼり / くだり
551 / 543 m
26
23
12
20
19
28
9
DAY 2
合計時間
3 時間 20
休憩時間
30
距離
5.6 km
のぼり / くだり
511 / 511 m

活動詳細

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天草Trip 大寒波か、センター試験の影響か、駅は混雑していた。 私は人だかりのホームの反対側から九州新幹線つばめ313号に乗り込んだ。 新八代駅に降り立つと雪がちらちらと舞っている。 アノラックのフードを被せる、乗り換え天草に向かった。 上天草に着くと天候は晴れ、風は疾風程度だった。 日焼け止めを持って来なかったことを後悔するほど日差しが強い。 観海アルプスに入ると、八代海、先は阿蘇から霧島の山々を見ることができ、度々ある展望台で写真を撮った。 今日は時間はいっぱいある、ゆっくり歩こうよ。そんな独り言も出てくる。 蕗岳で絶景を見納めて折り返し、夕日を見るために西の鋸岳へ向かう。 寒い中、小一時間ほど夕日が沈むまで眺めて、適地で一夜を明かす。 ワインを飲んでいたら、いつの間にか眠ってしまっていた。 月夜の明るい中、無風の山頂から凪いだ海を見つめる。 耳に入るのは、漁に出る船のエンジン音が微かに聞こえるだけだ。 厚い雲に覆われた東の空は明るくなってきたが、日の出の時刻は過ぎてしまった。 もう行こうと諦めかけたその時、日が出ると思われた所が真っ赤に染まってきた。 次の瞬間、山と雲の小さな隙間から太陽が顔を出した。 「おはよう」太陽がそう言ったように聞こえた。 下山後、太郎丸嶽、次郎丸嶽に登る。 青い有明海に浮かぶ雲仙普賢岳、その上にぽっかりと浮かんだ雲、いつまでも眺めていられる風景だった。 神様ありがとう。

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