新春の雪踏み踏み第二弾　　いろいろあってみなさんお疲れさまーの奥多摩御前山

九鬼山に続いて新年二回目の雪踏み踏み企画で、奥多摩御前山へ。 奥多摩湖から御前山に登り、鋸山へ渡って奥多摩駅へと下るコースにしました。 奥多摩湖畔からすでにかなりの積雪で、カチカチの状態なので最初からアイゼン着用にしました。 ぐんぐんさんは今年初アイゼンでの雪踏みでルンルンでしたが‥‥ なんと左足アイゼンの踵側とつま先側のプレートをつなぐジョイント金具がなくなっていてすぐ外れてしまうトラブル。結び方を工夫してなんとか歩き出すも効果なく今後は右足の金具も消失。とりあえず登りはストックのみのアイゼンなしで行くことに。 幸いに途中から雪がなくなり、全員アイゼン外し。また徐々に雪道になりましたが、つま先をけりこむことはできるので私とぐんぐんさんはノーアイゼンで行っちゃいます。 めおとさんは、履いたとたんの土と外した途端の雪を呪いながらアイゼン着脱練習です。 途中の富士見で少し癒されるものの、そこで手袋を落としたことに後で気づき取りにかえる羽目になったり、惣岳山直前の急登にのけぞったりしながら惣岳山に到着。そこから先はまあながらかな登りで無事御前山に到着。 広くて気持ちのいい山頂ですが、木が邪魔して眺望はイマイチ。そんなこんなで近くの避難小屋でランチ休憩となりました。 このルート、惣岳山までは急登が多いし眺望イマイチなので我慢してストイックに登る人向きかも。 下りはさすがにアイゼンが必要になるので、ランチと例の甘酒をいただいた後アイゼンの応急処置をトライ。 細目の紐を切り分けて、アイゼンの前後パーツをつなぐことに成功。 一同ほっとして帰路につきました。 最後は、奥多摩手前でこれでもかというアップダウンと長い石段に足腰フラフラ。夕暮れで足元が見にくくなってましたがなんとかヘッデンなしでゴール。 梅の湯に移動中の電車内では、男の子の母親ならでわの爆笑トーク炸裂。話の内容は非公開ですが、あっという間に河辺駅着、その後は定番の風呂と乾杯で締め。 家に帰ったら、朝起きてからすでに20時間経過で三万歩越え。 お疲れ様でした。 いろいろあって、ばたばたして体力も使いましたが知恵も働いたし少しトラブル対応力が身にに着いたかな。 あとで記録見るまで気づきませんでしたが、今回の標高差は1000m越えでした。 標高差、距離。活動時間など総合的に前回の3割増しの感覚で、その分疲れも3割増し。 今回の教訓 　・雪の登山道は少なくとも30％増し程度の行動時間を確保しましょ。 　・用具のチェックはちゃんとしましょう、特に久しぶりに使いものはね。 　・ロープや紐は何かと役に立ちますね。 　・前後の人とはある程度距離を空けて歩きましょうね。