スノーシュー TUBSS(タブス) FLEX TRK(女性用22インチ)レビュー

2017.01.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 31
休憩時間
30
距離
2.0 km
のぼり / くだり
114 / 115 m
1 32

活動詳細

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雪が降ってワクワクする今日この頃。 ゆっくり一日、あるいは泊りがけで雪山に出かけたいと思いつつも、そうは簡単にいきません。 例によって、日中に用事があるので、朝の1時間くらいスノーシューで散歩をすることにしました。 道中のコンビニで買い物をすると、サンダルにジャージ姿の我らがひらさんに遭遇(笑) 「今日はどちらへ?」と尋ねると、下田から粟ヶ岳に行くと言うではありませんか。この大荒れの予報をものともしないひらさん、さすがです。 お供させてもらいたいところですが、私は一路、中浦ヒメサユリ森林公園に向かいます。 冬山はハードルが高いようですが、ちょっと山奥の公園の遊歩道でスノーシュー歩きをするだけでも十分楽しめます。 公園の遊歩道なら、道迷いのリスクも少ないですし、雪崩の心配もさほどありません。何よりすぐに下界にでれるので、安心感が違います。 それでいて、野生動物の足跡や、野鳥の鳴き声も楽しめるので、冬山デビューに迷っている人がいたら冬の公園歩きをオススメしたいです。 かくいう私も、登山を始める前はスノーシュー遊びで、よく中浦ヒメサユリ森林公園に行きました。 一周すると1時間くらいで、冒険気分も味わえるのでオススメです。 数年前、あまりにもスノーシュー歩きが楽しくて、勢い余ってドッペルギャンガーのスノーシューを家族全員の分を購入したのですが、残念ながら妻と子どもは未だに付き合ってくれません(笑) 登山をするようになって、しばらくはドッペルギャンガー製を使っていたのですが、登坂力が弱く、急斜面で限界を感じていたので、もっと良いスノーシューを探していました。 情報を集めてみると、MSRのライトニングアッセントが最強だと分かりました。しかし、4万円オーバーですので、中々、手が出ません。というか、妻のお許しが出ません。 そこで、登坂力の弱いドッペルギャンガーの弱点を解消しようと、クランポンを取り外して、アルミアングルを取り付けてみました。 登坂力は格段に向上したものの、そもそも重量が2kgオーバーと重いのでラッセルが続くと、疲労が蓄積します。また25インチだったので、取り回しが悪く、山道では使い勝手が悪すぎました。 ドッペルギャンガーは1万円以下で手に入るので、お手頃なのですが、登山には不向きなようです。 やはり、MSRのライトニングアッセントしかないのかな、と思いつつ、さらに色々と調べてみると、ライトニングアッセントよりも登坂力があって安いという触れ込みのスノーシューを見つけることができました。それがTUBSS(タブス)スノーシュー FLEX TRKの女性用、22インチです。男性用だと24インチなので取り回しが悪いので、女性用を選択するところがポイントです。気になるお値段は消費税を含んでも新品で2万円でお釣りがきます。 調べてみてTUBSSのFLEX TRKが登山向きだというのは分かりましたが(バックカントリー用のスノーシューのようです)、周りに使っている人は誰もいませんし、ネットを調べてもほとんど情報がありません。そもそも女性用で男性用の大きな長靴が装着できるかも不安です。 悩みに悩んだのですが、WEST三条店に相談してみると、取り寄せができるし、もしサイズが合わなければ返品も受け付けると言ってくれたので、取り寄せてもらうことにしました。 数日で連絡が入り、冬期用の登山ブーツや防寒長靴を持参して店内で合わせてみると、ちゃんと装着できるので、即購入を決めました。このくらいの金額なら妻で内緒で買うこともできるも嬉しいところです。その時もWESTでひらさんと遭遇しましたね(笑) 既に先日の粟ヶ岳で使ったので、このスノーシューのポテンシャルは十二分に分かっているのですが、間違いなく戦闘能力は高いです。 MSRのライトニングアッセントに比べると、本体が樹脂製なので、その強度が心配なところですが、万一、破損してもまた買えばいいという割り切りできる値段だというのも良いところです。何しろTUBSSのFLEX TRKを2台買っても、MSRのライトニングアッセントは買えませんからね。 ちなみにMSRのライトニングアッセントも使ったことはあるのですが、TUBSSのFLEX TRKの方が軽く感じます。比べるまでもないですが、今まで使っていたドッペルギャンガーと比べるとまるで着けていないように感じるほど軽いです。 重量を調べてみると、樹脂製だけあって、TUBSSのFLEX TRKの方が軽いのです。 樹脂製の恩恵はこの他にもあって、柔軟性が高いので、スノーシューが苦手な斜面のトラバースも難なくこなすことができます。軽くて取り回しに優れている分、MSRのライトニングアッセントよりも圧倒的に高性能なのではないかという印象を持ちます。もちろんテールリフトも付いているので、上り坂も疲れにくいです。22インチで浮力も心配でしたが、重量が軽い分、ドッペルギャンガーの25インチより、浮力は高いような気がしました。 唯一、難点を挙げれば、女性用だからか、つま先のホルダーが狭いので、大き目の靴だと装着するのに手間取ります。かかとのバンドも心なしか止めにくいような印象です。これはMSRの方がはるかに装着しやすいですね。 というわけで、写真を撮りながら、ゆっくりと1時間半ヒメサユリ公園を散策して、気持ちの良い朝を過ごすことができました。 TUBSS(タブス)スノーシュー FLEX TRK(女性用22インチ)、オススメです(^^) ※後日、友人のライトニングアッセントと一緒に10キロ以上一緒に歩きましたが、TUBSS(タブス)スノーシュー FLEX TRK(女性用22インチ)は、登坂力はともく、幅が狭く小ぶりな分、浮力はライトニングアッセントに軍配です。

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