アイゼン紛失…恵那山(T_T)

2017.01.21(土) 日帰り

活動データ

タイム

09:21

距離

14.2km

のぼり

1295m

くだり

1320m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 21
休憩時間
14
距離
14.2 km
のぼり / くだり
1295 / 1320 m
1 14

活動詳細

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ラッセルの訓練をするため、比較的天気予報の良かった恵那山に行ってきました。 黒井沢ルートは恵那山林道が通行止めということで、必然的に広河原ルートに。 一昨年の12月に登っていますが、その時はまったく雪がない状態でした。 県道477号は、民家がある場所まではなんとか走れますが、その後は歩きになります。 広河原登山口まで一時間は掛かります。 登山口から、さっそく軽いラッセルが始まります。 5-10cmくらいの根雪の上にパウダーが乗っているという予想でしたが、ほとんどパウダーです。 これは苦労するなと思いつつ、スタート。 先行するソロの方(以下:トレースの恩人)は、早々にアイゼン装着。 私はそのまま登ります。 たった600mを登るのに1hくらい掛かったでしょうか。 夏道がわからないので、笹の上にパウダーが乗った急斜面で、滑って苦戦しました。 しばらく行ったところで、トレースの恩人がスノーシューに変更。 私もワカンを装着。 歩幅が全然違う…ワカンは深く潜ってしまうため、歩幅が稼げないことがわかります。 しかし、それでもほぼ膝ラッセルくらいになるので効果はありました。 私の後にスタートした二人はトレースから察するにツボ足で、撤退されていました。 結局、ラッセルを続けること5時間、駐車スペースから6時間掛けて頂上にたどり着きました。 ここでやっと、トレースの恩人にお会いできました。 一生懸命頑張りましたが、追い付けず申し訳なかったです。 この方のトレースが的確だったおかげで登れたといっても過言ではありません。 予想した通り、ベテランの雰囲気漂う、謙虚な姿勢の素晴らしい方でした。 時間はこの時点で13時を回っており、パンをかじってすぐに下山開始します。 カップ麺を悠長に食べている場合ではありませんでした。 下りの尾根沿いで、視界の開けた場所から南アルプスが一望できました。 時間がないのに、この日唯一の展望に何度も写真を撮ってしまいました。 広河原ルートまでは、トレースの恩人の仰った通り2時間で下ることができました。 しかし、ここで今回一度も使わなかったアイゼンが無いことに気付きました。 今シーズン、モンベルのギアホルダーという、ザックに取り付けて雪山道具を装着するというものを導入しました。 これに着けていたアイゼンが、いつの間にか落下していたようです。 下山時ワカンを仕舞う際にはあったと思うのですが、この日は登頂したのは二人だけで、私の後に下山者はなく…。 もう日も暮れ始めているし、登り返す体力も残っていませんでした。 何度も研いで大切に使ってきたアイゼンだったのでショックが大きく、ほとんど放心状態で帰宅し、ろくに片付けもせず寝ました。 使わないならば、きちんとザックに仕舞うべきでした。 細いストラップ2本で縛るという構造、また体重心から一番離れたところに重いアイゼンを着けるのも合理的ではありません。 もし、今後このルートで恵那山に登られる方で、アイゼンの落とし物を見つけた方がいらっしゃいましたら、コメントかメッセージを頂けたら幸いです。 ブラックダイヤモンドのオールステンレスで、かなり使い込んだものです。 よろしくお願いいたします。

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