大又から明神平と穂高明神 前山北尾根短縮ルート

2017.01.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 17
休憩時間
1 時間 5
距離
8.0 km
のぼり / くだり
839 / 842 m
2 59
46
25
1 52

活動詳細

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週末又しても日本海側は大荒れ、已む無く南の大台へ。天候も前夜は雪だが昼頃からは快復予想。以前にも二度ほど明神平の樹氷を見にやって来たが二度共雪すら無く空振りだった処、三度目の正直今度こそと出掛けた。東吉野村役場を過ぎても雪すら無い、大又近くから待望の雪が現われ今年は大丈夫と確信する。林道終点近くの駐車場では、10㎝の積雪量、先行者の車が既に8台程。 今シーズン初めての本格的な雪山、装備を整え勇躍スタート。先行者のトレースがシッカリ着いているので夏道を歩く様に進める。同行者のテンションも上がり何故かピッチも上がり気味、渡渉地点もスンナリ通過し明神滝前で一本立てる。 此処からは九十九折れの急坂を登り、大きく沢の源頭部を回り込み最後の水場で、尾根に出る前に耐風対策を済ませ、雲が激しく流れてる明神平へ到着。山荘の周りは既に大勢の登山者で一杯なので天理大学の小屋裏に落ち着く。 お昼を簡単に済ませワカンを装着して三塚分岐を目指す。三塚と前山周辺には沢山の踏み跡が真白な雪原にトレースを付けてスノーシューを楽しんでいる様です。我々は、そのトレースから外れ三塚分岐東のコルを目指してNoトレースの雪面に足を踏み入れ、交替でラッセル開始。青空も時折覗かせる天候になり、エビのシッポを幹に付けた太い落葉樹林に陽の光が指すと辺り一面が銀世界に変身、素晴らしい雪山に身を置く幸せを感じる。そのまま尾根を登って穂高明神山頂に着き、南西方面に見える大峰山脈や台高南部の山々を眺めながら至福の時を過ごし、時間も押しているので予定の笹ヶ峰を諦め前山経由で戻る。 今日此処まで来たパーティは我々以外に単独行者だけ、その他の登山者は三塚と前山周辺の散策や写真撮影が主の様ですね。 我々は、一旦前山迄登り返し、同行者が以前降ったと言う九十九折れの始まる下山ルートの直ぐ上に繋がる尾根を、前山の頂からコンパスで方向を定めて樹林帯に入り、暫くの間降ると次第に顕著な尾根となりそのまま降ると明神平からの下山道に出ました。確かにかなり前に穂高明神付近で出会った方よりも早く降りる事が出来ました。そこでワカンを外し来たルートを戻りました。 太鼓胴谷出合の遭難碑傍に新しい鉄梯子が掛かり、その尾根を詰め登ると薊岳の東尾根上の標高点1334mへ到るルートが有るとの情報も確認出来た。このルートを使うと、明神平から薊岳への周回コースも可能です。機会あればトライしてみたいですね。 三度目の正直の素晴らしい雪山山行に大満足な1日でした。 残念な事に、胸に入れていた為レンズが曇り余り良い写真が撮れなかったので、写真が少なくなってしまいました。

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