秀吉の花見 「醍醐寺の桜」ハイキング

2015.03.30(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 54
休憩時間
39
距離
9.7 km
のぼり / くだり
738 / 734 m
2
2 59
11
1 16

活動詳細

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大阪市内で開花宣言がでて3日後、ソメイヨシノはまだ二分咲き。暖かい陽気に誘われて初めて醍醐寺の桜をみにハイキングに行った。太閤秀吉が北政所や淀君や大名を従えて「醍醐の花見」を催したことで有名。月曜日なののに参道に向かう長蛇の列。さすがに「関西の一番行ってみたい桜の名所」でトップにランキングされてるだけある。境内の参道の桜はまだ三分咲き程度。三宝院と霊宝館と五重塔が入館有料でそれぞれ600円もする。まず霊宝館へ。突然、大きな満開の紅しだれ桜に迎えられる。とても綺麗だ。そして圧巻だったのは霊宝館の「醍醐深雪桜」。これはすごかった。こんな桜は今まで見たことがなかった。昔、日立の有名なCMに「この木なんの木気になる木~」というのがあったが、その桜木版みたいだ。樹齢何年なのだろうか?とにかくボリューム感が強い。直径20mあるだろうか。感動しまくり。霊宝館では国宝や重要文化財の仏像が多数展示されているのだが、申し訳ないが、このすごすぎる桜の前では脇役だ。周囲を一周しても背丈の高い紅しだれ桜があちこちに満開に咲き誇っている。醍醐寺の桜の種類は沢山あるので、それぞれ咲く時期が異なるため、3月下旬から4月中旬にかけて楽しめるそうである。しかし、何といってもこの圧巻の霊宝館の「醍醐深雪桜」はとにかくおすすめです。通常の桜予報の満開時期より早く満開を迎えるようなので注意されたい。予報を信じて見に来たが「葉桜」だったでは悔いが残ります。次に訪れたのは三宝院。三宝院では国宝で撮影禁止の「日本庭園」と「太閤しだれ桜」が有名。これも満開を迎え咲き誇っていました。ボリューム感たっぷり。とにかく「ナポリを見る前に死ぬことなかれ」と言われているように「醍醐の桜を見ずして君死ぬことなかれ」とつぶやいてしまいそうだ。 さて霊宝館と三宝院の桜を堪能した後、「上醍醐」に行く。標高450mの頂上に「開山堂」がありそこまでハイキングだ。しかしここでも入山料600円がとられます。まあめったに来ないからと思い払って入山する。ここを参道と思ってなめてはいけない。坂もきつく三宝院から1時間もかかる。低山ハイキングのつもりでこころしておかないといけない。ふーふーいいながら頂上へ。下の雑踏に比し数人しかいてないのでひっそりしています。 しかし本当はここから横峰峠を通過し牛尾観音を経由し山科に降りていくハイキングコースを想定していました。WEBである関西のハイキングコースとして紹介されていました。しかしどうしてもそのコースが見当たらない。何回か周辺を往復したが、ヤマップ地図を開いても分からず、そのまま来た道を下山。テンションがものすごく下がった。下山後、上醍醐入山料をとる場所で「上醍醐から横峰峠を通過できません」と書かれていたのに気づいた。こんなこともあるか。台風などの被害でコースがなくなってしまったみたいだ。 しかし下山した後にけっこう足にきていたので丁度よかったのかもしれない。何といっても今日は「すごすぎる桜」に出会えたのだから、十分よしとしなきゃ。

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