活動データ
タイム
06:03
距離
10.1km
のぼり
800m
くだり
794m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るルート: 紅葉谷ルート~弥山山頂~奥の院~駒ヶ林山頂~大聖院ルート 難易度: Lv. 1 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~ .HYAKKEIの記事(https://hyakkei.me/articles-133)を読んで以来、とろつまが行きたがっていた宮島弥山。先週末にやっと行って来ました。 【1日目 2/4(土)】 夜中の2時半過ぎ神戸発。6時半ごろ宮島口のフェリー乗り場に到着し、7:05発のフェリーに車ごと乗り込みます。(宮島は歩き観光が基本ですが、港からちょっと離れた島内のキャンプ場でテン泊予定のため。) 島に着いたらフェリー乗り場の駐車場に車を止め、まずは大鳥居を目指します。 この日の日中の干潮は8:33で潮位は99cm(大鳥居に歩いて行ける目安は100cm以下)。ちょっと時間が早かったのですが、十分大鳥居の下まで歩いて行けました。はしゃいで何枚も写真を撮り、次は念願の厳島神社へ。 厳島神社は凛としながらも、女性的な麗しさ、優しさのある神社でした。私もとろつまもとても気に入ってしまい、しばらくの間神社の空気に浸ります。 その後、山で食べる紅葉まんじゅうを買おうと歩き回るも、時間的に買える店は見つからず。岩村もみじでも「まだ焼けてません」と言われ、諦めて9時半頃登山を開始します。登りに選んだのは紅葉谷ルート。今回は登りも下りも、広島ヤマッパーのはーびるさんからお勧めされたルートをそのままたどります。 紅葉谷ルートは石で作られた階段の雰囲気がよく、なんとなく熊野古道っぽさも感じました。ほどなくして鞍部に出ると木々の間から見える瀬戸内の島々。これが見たかったんです。 そこからほどなくして、「消えずの霊火」で有名な霊火堂に到着。消えずの霊火は、西暦806年に弘法大師が修法を行った際のものだとか。 ここではその消えずの霊火で沸かしたお湯が飲めると、とろつまの事前情報。霊火堂に入ってみると、確かに囲炉裏に大きな鉄釜が置かれ、そばには湯飲みと柄杓が備えてあります。 しかし、火といっても煙がもくもくしているだけ。大丈夫かな?と思いながら、飲んでみると・・・やはり完全に水でした。ぬるくすらない...。そして、思いっきり鉄の味...。 ネットの写真では炎が見える程度に燃えていたので、たまたま薪をくべたての火の弱いときだったのかもしれません。 霊火堂からは大きな岩がごろごろする道を10分ほど登り、弥山の山頂に到着。 そして、ここで偶然の出会いが! なんと、YAMAP東海のヨッシマンさん、広島の宮本きんにくんさんとぶっちさん、そして九州のふーおいちゃんさんとその娘さん、有名ヤマッパーが勢ぞろいで記念撮影をされていました。 一度九重でお会いしたことのあるふーおいちゃんさんと、きんにくんさんに気付いた私は、記念撮影が終わったタイミングで話しかけようと待っていました。 が、突如とろつまが「あーっ!ふーおいちゃんですよね!くじゅうで会いましたよね!」とフライング。 「おいおい、記念撮影中だから…」と思いましたが、そのおかげで皆さんと一緒に記念撮影をすることができました。 きんにくん、ヨッシマンさんご一行が今日弥山に登るということは、はーびるさんから聞いていたのですが、まさか本当にお会いできるとは!そして、ふーおいちゃんまでいるとは!ふーおいちゃんさん、きんにくんさんとは昨年九重でもお会いしていますし、すごい偶然です。この奇跡とYAMAPに感謝です! 頂上でのんびり過ごした後は、御山神社(厳島神社の奥の院)に寄って酒を奉納し、駒ヶ林へ寄って景色を堪能し、大聖院ルートで下山。 宮島弥山は500mほどの低山で、距離も長くありませんでしたが、登山道の雰囲気、美しい景色、お堂に神社、そして素晴らし出会いと、内容が濃く大満足の山行となりました。 下山後は、丁度満潮になった厳島神社を再訪(入場券は一日券です)。社殿に揺らめく水面の光...海に浮かぶかのようなその姿にただただ心を奪われ、40分以上滞在してしまいました。(この日の日中の満潮は14:43で潮位は284cm.大鳥居が海に浮かんで見えるのは250cm以上。 ) そして、この後食べ歩きののち、宮島内にある包ヶ浦自然公園のキャンプ場でテント泊。この日は観光と食べ歩きを優先し、風呂は諦めました。(キャンプ場は風呂付ですが、客の少ないこの時期は沸かしていません。) <本日の食べ歩き> ◇もみじ饅頭 90円(岩村もみじ) 絶品!今回食べたもみまんの中で一番美味かった。 ◇焼き牡蠣 400円(とりい) 牡蠣ウマー! ◇広島焼き肉玉そば 800円(だるまの八昌) 前日オープンしたての店。ボリュームしっかりそばは固め。うまい! ◇揚げもみじ 180円(紅葉屋) これはたまらん! ◇にぎり天 300円(牡蠣、穴子)(いろんな店で売っていた) テントに持ち帰り、奉納した酒のアテに食べるも、特にうまくもなく... 【2日目 2/5(日)】 しっかり10時間以上寝て7時に起床するも、朝からあいにくの雨。テント内で朝食にもみじ饅頭を食べ、雨が弱くなったところを見計らってぱぱっと撤収。 車で港に移動し、本日も精力的に観光と食べ歩きをします。 <本日の観光> ◇誓真釣井 しゃもじを発明した誓真さんが掘った井戸。現在まで残っているのは宮島内で3,4カ所で、地元の人の生活用水として活躍しているそうです。我々が汲んだのは宮島桟橋のそばのところ(誓真釣井でgoogleマップに登録があります)。民家の間にある木戸を抜けた小径の突き当たりに井戸があり、よそ者には入りにくい感じでした。勝手に入るのはためらわれ、そばのお店の人に声をかけると、快く案内してくれました。 ◇大聖院 風格のあるお堂が建ち並ぶお寺さんです。とても居心地がよく、2時間弱も滞在して癒やされてきました。ご本尊は十一面観音菩薩。ダライラマ14世が開眼した弥勒菩薩も祀られています。このお寺さん、拝観料は取らず、鐘も突かせてくれ、本堂にも上がらせてくれ、十六薬草茶もタダで振舞ってくれます。そして、節分会だったこの日は、帰りには山門のところで1人2袋の豆のお土産までくれる気前の良さでした。 <本日の食べ歩き> ◇紅葉まんじゅう(つぶあん・こしあんゆず)80円(ミヤトヨ) テントの中で朝ごはん代わりに。こしあんゆずはゆずの風味がちょうどいい塩梅。なかなか美味かったです。 ◇あなご飯 2300円(ふじたや) ふーおいちゃんの娘さんお勧めのお店。ネットで見ると何とミシュラン一つ星!11時の開店数分前に行くと、すでに何組も 店の外で待っていました。なんとか一回転目で入店できたものの、注文したあなご飯が来るまで1時間ほど待ちました。御飯メニューはあなご飯(2300円)一択。4人で9200円!普段ならありえない出費ですが、ここは奮発します。肝心の味はというと...文句なしの美味さ!ビバあなご飯!(とろつま談) 口いっぱいに広がる幸せを嚙み締めました。 しかし、最後にちょっとモヤり...。女将さんが食事後の器を下げに来た時のこと。娘の飲みかけのお茶も下げられそうになり、とろつまが「あっ、それまだ飲みます」と言うと、「後ろがつかえていますので…」と冷たい一言...。その時点であなご飯到着から20分足らず。特段長居していたわけでもないのですがね...。まあ、そんなことがあってもまた食べたいうまさでしたけどね~。ちなみに、とろつまが粘って湯呑を死守し、娘は無事完飲しました。 ◇広島焼き肉玉そば 650円(まとちゃん) はーびるさんが地元の人に聞いてくれたお勧めのお店。八昌と違い麺は押し焼きせず。焼きにこだわった感じでとても美味しい!とろつまが絶賛。 ◇揚げもみソフト 480円(紅葉屋弐番館) 予想通りの美味さ。予想は超えず。ソフトクリーム自体は普通。全体として、ちょっと割高な気が...。ソフトクリーム300円+揚げ紅葉180円ということなんでしょうが。因みに、揚げもみソフトは次の3種類の中から選びます。A:こしあんもみじ、抹茶ソフト、つぶあんトッピング B:クリームもみじ、バニラソフト、チョコソース C:チーズもみじ、バニラソフト、はちみつ 「組み合わせが窮屈」(とろつま談) →チョコソースと抹茶ソフトを避けてCにしたものの、チーズもみじも微妙だったそうです。 この日は雨でテント撤収が遅くなったのと、大聖院に長居したのとで終盤はだいぶ時間が押しました。レンタカーの返却時間的にまずかったので、揚げもみじソフトを食べた後は、怒涛のごとく宮島から脱出。 一息ついてフェリーのデッキに出ると、視界に入ってきたのはどんどん遠ざかる大鳥居。最後が慌しかっただけに、それが妙に寂しく感じられました。 「ここはまた来たいな」 とろつまとしんみり話すも、しかし、余韻に浸る暇はなく... フェリーはまたたく間に対岸に着き、すぐに車を出動。そのまま、(主にとろつまが)高速をひたすら飛ばし、レンタカー返却時間の20時にギリギリ間に合わないくらいに神戸の自宅に帰還しました。
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